【明慧日本2018年年1月23日】(米国=明慧記者・李静)年末年始は、米国はこの冬初めての大寒波に襲われた。数日間は低温と寒風が吹き荒れ、首都ワシントンはクリスマス後から年末にかけて氷点下が続いていた。国家広場や中国大使館の前で、ワシントンの法輪功学習者は煉功や、観光客に真相を伝え、そして新年の祝福を届けた。
12月30日の午後、ワシントンの法輪功学習者数人は、中国駐ワシントン大使館の前で煉功し、中国で未だに拘禁されている法輪功学習者の解放を求めた。
12月31日、ワシントンの気温は摂氏零下7度。寒冷な天気に加えて骨に刺さるような寒風がさらに気温を下げていた。しかし芝生の周辺の観光地は、以前と同じように多くの観光客を惹きつけた。
広場は米国ワシントン特区の開放型の公園であり、西はリンカーン記念館から米国議会までに延び、芝生の両端にはワシントン記念碑と米国議会議事堂がある。広場の周囲には博物館が多く集まり、米国芸術展覧館から航空宇宙博物館までの数十メートルの小道に、整然と鮮やかな横断幕と十数枚の展示パネルが並べられていた。観光客は急ぐ足を止めて展示パネルに注目し、スピーカーから流れる中国語と英語の真相放送が聞き、中国人観光客は法輪功学習者にもっと多くの資料を求めた。
師父は私たちに「真・善・忍」を伝え、私たちは「真・善・忍」を実践しなければならない
60歳を過ぎた王春栄さんは、中国にいた時、公安、検察、裁判所に『共産党に対する九つの論評』を送ったため、不法に逮捕され、不当な判決を受けた。王さんは海外に来て、自由に真相を伝えられる環境を大切にして、雨の日も、雨の日も、厳寒酷暑の日も、休むことなく法輪功の真相を伝え続けている。
王さんは航空宇宙博物館の前で真相を伝えて5年になる。公園を警備する警察官は、王さんに多くの法輪功学習者が中国で迫害を受けていることを聞き、学習者が公園で横断幕や展示パネルを展示して、世界各地からの観光客に真相を伝えることを支持している。中国人観光客に真相を伝えるほかに、積極的に観光客の写真撮影を手伝う王さんの真摯な対応はガイドや多くの中国人観光客を感動させている。
王さんは、「師父は私たちに『真・善・忍』を伝えて下さり、私たちは『真・善・忍』を実践しなければならず、世人に真相を分からせることは大法弟子の責任です」と話した。
中国黒竜江省から来た李英梅さんは、中国で迫害を受けている同修のことを思い出すと、思わず涙が出るという。
ワシントンに来て2年が経ち、観光地で真相を伝え、中国人が虚言に騙されてはならず、彼らに法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいということを知ってほしいという。
李さんは、「『真・善・忍』と書いてある横断幕の前で観光客はよく写真を撮っています。そして私たちが世界のために良いことをしていると感謝しています」と話した。
趙麗蓉女さんの手に持っている署名用紙には名前がいっぱい書かれている。米国各州の人もいれば、外国からの観光客の名前もあった。このような寒い天気のなかでも真相を理解した善良な人々は中国共産党の法輪功に対する迫害制止の呼びかけに署名した。
12年にわたり、ワシントンの観光地で真相を伝え続ける
虞頌平さんは米国にある会社の土木技師である。彼は奥さんの虞蘇珊さんと2005年にワシントンに引っ越してきた。週末になると航空宇宙博物館の前で真相を伝えている。彼は自分の専門技術を利用して、綺麗なパネルの枠を作り、道に固定して、閲覧する人々の便宜を計った。
骨に刺さる寒風が吹く中で、虞さんと奥さんは観光客に法輪功の資料を配り、12年間真相を伝えている。虞さんは、「ワシントンは米国の首都であり、世界からの観光客が多く訪れます。法輪功が迫害を受ける状況を彼らに伝え、彼らに真相を知ってもらい、迫害が早期終結すればいいと思います」と話した。
虞さんの奥さんの虞蘇珊さんは、「寒くても暑くても、私たちは行き交う中国人の観光客に、私たちは中国で発生したことを彼らに教える責任があり、彼らが一言二言真相を聞いてくれたただけでもいいと思っています」と話した。
「中国人が目覚めれば、中華民族に希望が生まれる」
虞頌平さんは、中国国内と世界の法輪功学習者は長年継続して真相を伝え、彼らは中国人の変化を見て、真相伝えは人々の善念を啓発しているという。
彼らがここで真相を伝えているのを理解しない中国人に出会うと、虞さんは、「これは個人の問題ではなく、共産党が中国の庶民を迫害している問題であり、私たちが声を上げなければ、この迫害が停止することはなく、この迫害を支持し受け入れたことになります。私たちがこの迫害を伝えることは中国の名誉を汚すことにはなりません。世界の人々も私たちが真相を伝えることで中華民族の名誉を汚したとは考えていません。私が接触するアメリカ人の多くは中国の文化を愛し、私がここで共産党の迫害を伝えていることについて、誰一人として中華民族の名誉を汚しているという人はいません。あなたたちがここで共産党の迫害を暴いていることは、中国人の権利を守っており、。あなたたちは大したのものだと言っています」と話した。
中国の山東省から来た任さん(女性)は、展示した資料の前で、検察院で仕事をしている父親は法輪功を修煉していることで、出国を禁止されているという。彼女は父親が法輪功を修煉してとても楽しそうに見えるので、共産党がなぜ強制的に人々の信仰を放棄させようとしているのか、理解できなという。虞さんの話した真相を聞いて、彼女はかつて加入した共産党組織の少先隊から「冬梅」の名前で脱退した。
虞さんは、毎日中国からの観光客に真相を伝える拠点を訪れ、共産党組織の党員、青年団員、少先隊から脱退させているという。「私たちは人類に危害を与える共産党からを脱退させ、かれらの(束縛)から脱出させ、かれらの生命を救い出しているのであって、共産政権に対して何の要求もありません」、「私たちは共産党に騙されてはならず、中国の人民は目覚める必要があり、庶民が目覚めれば、中華民族に希望が生まれるのです」とも話した。
ある米国人は虞さんに、「広場には人々が行き交い、あなた達だけが真にすべきことをしています。この世界が乱れる中で、あなたたちは人類の道徳を救い、こんなに多くの人々が金儲けを考え、あちこちに旅行し、快楽を楽しんでいますが、あなたたちは非常に意義のあること行なっています」と語った。