【明慧日本2018年2月6日】湖北省荊門の法輪功学習者・彭亜新さん(40歳前後男性)は1月23日午後、家族が迎えに来て湖北沙洋留置場から帰宅し、2年近い拘禁を終えた。
2016年3月13日、湖北沙洋沈集鎮の田舎のある道路で、彭さん、張光傑さんなど法輪功学習者4人が乗っていた車両が突然数台のパトカーに止められ、4人は即座に連行され、沙洋行政拘留所に入れられた。数日後、彭さんは沙洋留置場に移送された。
彭さんはその後、懲役2年の実刑と、罰金5千元の判決を宣告された。彭さんはこの判決を不服とし、上訴したが、中級荊門裁判所において原裁判を維持すると裁定が下された。
拘禁されて9カ月後、昨年12月27日、彭さんの家族はやっと彭さんに会うことができたが、彭さんは骨と皮ばかりに痩せこけ、その姿は家族に大きな衝撃を与えたという。身長170㎝の彭さんは体重40kgしかなく、全身の骨が突き出ており、みるに耐えられない状態だった。これは以前に聞いた情報であるが、シャワーを浴びる時の彭さんは痩せこけており痛々しい姿で、歩行時には身体が揺れていたという噂を裏付けたものであった。
彭さんの現状を巡って、彭さんの弁護士は荊門中級裁判所に「保釈」の書類を郵送し、家族も当面「保釈」の申請を提出したが、水双という裁判官に「まだ精神状態も良くて、半年前より状態が良い」という口実で断られた。
また数カ月経ち、彭さんは白骨体のような姿になり、目撃した人は皆衝撃を受けた。数日前、彭さんは留置場で倒れて意識不明になり、留置場側は責任を逃れるため、彭さんを帰宅させることに決めた。現在、彭さんは命の危険に晒されているという。