【明慧日本2018年2月13日】河南省周口項城市の学習者・丁書君さん(55歳男性)、童占民さん(54歳男性)は地元の法曹機関者に身柄を拘束され、拘禁された。現在、丁さんと童さんはそれぞれ懲役5年6カ月、懲役5年の不当な判決を宣告され、2人は上訴した。
昨年6月6日、市公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の私服警官5、6人は、路上や自宅で丁さんをはじめ、学習者5人の身柄を拘束した。そのうち、2人は80代の女性で、家族の強い要求の下で、当日の夜に解放された。
丁さんと童さんは市留置場に拘禁され、昨年11月末、丁さんは市裁判所で秘密裏に開廷された。
同月29日午前、童さんは市裁判所に判決を宣告された。裁判官は最初、童さんの弁護士に第一法廷で開廷すると知らせたが、急に市留置場で開廷することに変わり、またこの件は家族にも知らせず、傍聴も禁じた。
北京の弁護士は童さんに無罪の弁護をした。一方、起訴側は気が動転してただオロオロしていた。
裁判は2、3時間におよび、起訴側は法律を無視し、次の3点で童さんに懲役7年以上の判決を言い渡そうとした。①法輪功を学んでいる。②江沢民を告訴した。③連行した当時、三つのUSBメモリを持っていた。たったこの3点だけで有罪判決、懲役7年以上を宣告しようとした。
童さんは自ら法輪功は素晴らしい、法輪功を学ぶことは間違いないことを主張し、弁護士も直ちに解放するよう求めた。
最後に、裁判長は後日、宣告することにした。
先月、不当な判決は宣告され、2人はその場で上訴すると表明した。市裁判所は2人に上訴させないよう、法律にもない「弁護士を雇わないと上訴させない」というルールを勝手に作り、困らせた。その結果、童さんの家族はかかるべきはずもない料金を支払い、はじめて上訴できたという。
(注:法輪功修練者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)