【明慧日本2018年2月23日】山東省棗庄市の法輪功学習者・任益民さんと陳夫蘭さんの夫婦2人は、昨年11月15日に棗庄市裁判所で不当な裁判にかけられた。今年1月25日、9カ月間拘禁された任さんは、懲役9カ月の実刑判決を宣告され、罰金1万元の支払いを命じられ、陳さんは懲役10カ月の実刑判決を宣告され、罰金1万元の支払いを命じられた。
任さん夫婦2人は、「真・善・忍」の基準に従って良い人になるように努力している法輪功学習者で、職場では損得について争ったことがなく、隣近所と仲よく暮らしており、誰か困る事があったらいつも手伝いに行き、他人に害を与える事をせず、他人を傷つけるような話なども言わないように心がけている。
昨年4月25日、棗庄市の警官らは夫婦それぞれの職場や、両親と兄弟姉妹の家に行き、任さん夫婦と両親を不当に連行した。情報筋によると、任さんと家族は法輪功の迫害を訴える真相資料を貼ったため、永安郷の村の幹部・劉茂泉に通報された。永安派出所の警官は監視モニターから任さんの車のナンバーを知り、任さんと家族を連行したという。
連行された直後、任さんの両親は高齢のため、警官に6千元をゆすり取られた後、解放された。妻の陳さんは5千元をゆすり取られてから、保証人を立てて尋問を待つという条件付きで解放された。任さんは岳楼留置場に拘禁された。
棗庄市裁判所は昨年11月15日、任さん夫婦に対する裁判を行った。弁護士は、人権、法律および道徳の角度から法輪功が合法的であることを述べ、無条件での解放を求めた。今年1月25日午前9時、裁判官・郭傑は夫婦2人に対して不当な判決を宣告した。