　【明慧日本2018年3月7日】オーストラリアのナショナルデーである1月26日は、多元文化で構成される多数の民族にとって年に一度の大イベントである。南オーストラリアのオーストラリア・デーの祝賀イベントには、各民族が自分たちの民族衣装を身にまとってパレードに参加し、21発の礼砲と音楽のタベが行われ、夜には花火が打ち上げられる。毎年150余りの団体の計4万人がパレードに参加する。南オーストラリアの法輪大法団体は毎年招待に応じて参加しており、今年は蓮の花と修煉をテーマにしたフロート車が観客の目を惹き、地方政府や市民から歓迎された。

祝賀パレードに参加する南オーストラリアの法輪功学習者

ジェイ・ウェザリル豪州知事(中央右男性）とパレードに参加した法輪功学習者

蓮の花と修煉をテーマにしたフロート車は観衆と主催者に歓迎される

法輪功学習者による功法の実演

　パレードでは、法輪功チームが観衆の前を通ると、現場にいた多くの華人はその美しさに同じ華人として誇らしく、顔に微笑みを浮かべて熱いエールを送った。

　今年のオーストラリアのナショナルデーは、連日の猛暑からイベントの開始時間を夕方6時に定めたが、依然として厳しい暑さに見舞われた。しかし法輪功学習者が作製したフロート車は素晴らしく、今回のパレードのハイライトを飾った。蓮の花、梅の花、修煉文化をテーマにしたフロート車に、優雅で美しい中国の古典衣装、「世界には真善忍が必要である」と書かれた横断幕、そして学習者達の穏やかな表情と善良な笑顔が観衆を魅了した。法輪功チームが前を通ると、観客は心から喝采し、熱烈な拍手を贈った。多くの人がカメラや、携帯電話で貴重な瞬間を撮影し、法輪功チームの後に従って歩いた。

　終点間近のエアーズパークに近付くと、アデレードのハース（Martin Haese）市長は法輪功チームを見つけると、古い友人と再会したかのように嬉しそうに手を振った。司会者は法輪功チームが歩いてくると、「今歩いてくるのは法輪大法の団体で、彼らの特徴は蓮の花と中国の古典衣装です。蓮の花は純粋、優雅、超然とした精神を象徴しています。法輪大法は中国の古くからの真・善・忍を原則とした修煉法です」と紹介した。

　中国江蘇省から来た謝さん一家は、祖父と孫の5人でパレードを観覧に来た。彼は「法輪功チームは中国伝統文化を披露してくれた」と喜んだ。中国人の曾さん(女性)と呉さん(女性)は、携帯電話でひっきりなしにパレード隊を撮影していた。彼女たちは、中国の古典衣装がとても美しく、法輪功チームの披露した中国の伝統文化はとても特徴的だと感じたという。

　中国山西省から来た顧さんと彼の奥さんはパレードの後、親しく学習者と挨拶を交わし、法輪功学習者の作ったフロート車がとても美しく、毎年異なる演出を目にすることができると絶賛した。彼らはオーストラリアへ移住する前に、中国国内で何人かの法輪功学習者と接触したことがあるという。皆とても善良で親切だったため、数年前にオーストラリアに来た際、法輪功学習者が彼らに迫害の真相を伝えると、すぐに中国共産党から三退をしたという。

　インドから来たアリ（Ali）さんも法輪功チームの演出を絶賛しており、「皆さん穏やかで、慈悲深い印象を受けました」と話した。オーストラリア人のトニー（Tony）さんは、「法輪大法」の横断幕を見てその意味を尋ねた。そして、法輪大法は真・善・忍に従って人々を高い次元に導く修煉法であることを知ると、彼は「とても素晴らしい、私達にはみんな真・善・忍が必要です」と言った。

　若い学習者のキャサリンさんは、「今年のパレードに参加してとても楽しかったです。今回は自分の意思で参加したので、以前両親と一緒に参加した時とはまた違いました。法輪功学習者が修煉を通して内から出た善は、人の心を揺さぶることができます。このような善の心から出た笑顔は、普通の笑顔と違います。パレードの両側で多くの市民や多くの華人が喜んで私たちに手を振り、激励の拍手を贈ってくれました。また、多くの華人が携帯電話で私達の写真を嬉しそうに撮っていたのを見て、人々は心から中国共産党に対する恐れがなくなり、本当に自分の意思で行動をしているのだと感じました」と話した。

　もう一人の学習者の王さん(女性)も「パレードの始まる前に多くの人々が写真を撮りに来て、法輪功の紹介を聞くと、嬉しそうに法輪功の資料を持って行きました」と話した。