【明慧日本2018年3月7日】黒竜江省黒河(こくが)市・紅旗街派出所の所長は法輪功学習者・楊立華さんの仕事探しを妨害し、同市孫呉県の学習者・曲永霞さんと楊さん2人が政治法律委員会や、陳情部門を訪ねたというだけの理由で、県裁判所にそれぞれ懲役3年、懲役4年の不当な判決を宣告された。2人はすでに市の中級裁判所に上訴したという。
現在、2人は依然として拘禁されている。
楊さんは法輪功を学んでいるという理由で懲役3年の不当な判決を宣告された。楊さんは離婚し、未成年の子供2人を養っている。また母親は鼻腔ガンを患い、父親も重病で病院から危篤だと知らされた。
2017年8月、楊さんは家に戻され、ガソリンスタンドで働き始めた。しかし、わずか2日後、紅旗街派出所の所長に見つかった。所長は、ガソリンスタンドの仕事を楊さんに無理やり辞退させた。
曲さんはこの件を知り、「真・善・忍」の教えに従う法輪功学習者は法律を犯しておらず、就職してはいけないとも定められていないと主張し、2人で関連部門を訪ねて訴えたが、それで身柄を拘束された。
数日後、2人への逮捕状が発付された。12月26日、曲さんと楊さんはそれぞれ懲役3年、懲役4年の不当な判決を言い渡された。2人は市中級裁判所に上訴した。
2018年1月31日、市中級裁判所は2人に対し開廷した。弁護士は根気強く無罪の弁護をし、2人も自己弁護をしたが、起訴側は何も反論できなかった。最後に弁護士は、証人の出廷を求めたが、裁判長に却下された。
2月23日、旧正月の休暇明けから、市中級裁判所は弁護士の弁護文を受け入れ、案件に関しては現在、和解中だという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)