【明慧日本2018年3月13日】(河北省=明慧記者)河北省保定市の法輪功学習者・王海昇さん(男性)は約1年間拘禁され、最近、保定市唐県裁判所に懲役8年の実刑判決と、罰金2万元を宣告された。2018年1月4日、これを不服とした王さんは、保定市地方裁判所に控訴した。
弁護士が法的書類を閲覧した後、唐県裁判所の判決に対して、裁判前の弁護意見を提出し、王さんに対する二審裁判の公開と、判決取り下げの申請書を提出した。
王さんは、義父母が法輪功を学んで、心身共に良くなったの見て、自分も法輪功を学び始めた。修煉後は眩暈(めまい)と胃病が消え、たばこや酒もやめた。
心身が健康になった王さんは、周りの人々に法輪功の素晴らしさを伝えたいと考え、電話の自動音声方法を採用した。
2016年12月13日午後、王さんは携帯電話で電話の自動音声方法を利用して、法輪功の真相を伝えた。唐県白合鎮西赤村に電話した際、西赤村の放送は携帯電話による放送方式だった為、ちょうど村にいた河北省安全庁の処長・郭富強に聞かれてしまった。郭は当事件を保定市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に伝え、案件専門チームを作って調査し、王さんを連行した。
2017年1月3日、王さんは退勤の妻を迎えに行く途中、突然、警官に車の窓ガラスを石で壊され、身柄を拘束された。拘束中に王さんは左前額を警官らに殴打され、怪我をした。その後、保定市順平留置場に拘禁され、1月19日、唐県拘置所に移送されて拘禁された。
2017年7月4日、唐県裁判所は王さんに対する裁判を行い、裁判所は根拠が不足しているという理由で、法的書類を検察庁に差し戻した。本来は無罪で解放されるべきだったが、保定市国保大隊案件専門チームの圧力を受けて、唐県国保大隊は再度、法的書類を裁判所に提出した。
同年12月6日、王海昇さんは約1年間拘禁された後、唐県裁判所に懲役8年の実刑判決を宣告された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)