【明慧日本2018年3月22日】(スウェーデン=明慧記者・何平)新年を迎えたスウェーデンの法輪功学習者は、毎週土曜日にストックホルム市中心部の繁華街で迫害の真相を伝え、迫害を制止する署名活動を行っている。
2月24日は天気が良かったが、ここ数日間は雪が降り、ストックホルムの気温は零下10度だった。法輪功学習者はこのような寒さの中、市中心部の皇居近くにあるコイン広場で「法輪功学習者への迫害を停止せよ」などの横断幕と迫害の真相を伝える展示パネルを掲げ、優美な煉功音楽に従い動作を実演した。そして行き交う人々に迫害の真相資料を配り、法輪功は中国において共産党の理不尽な迫害を受けている事実を訴えた。さらに法輪功学習者の生体から臓器強奪を制止する署名を行った。
人々は寒さのため、足早に過ぎ去って行った。しかし多くの人々は法輪功学習者の活動場所を通りかかると、痛ましい衝撃的な展示パネルに惹きつけられ、そこに書かれている記事を熱心に読み、携帯電話で展示パネルや穏やかな煉功場面を撮っていた。
スウェーデン人の中年男性と母親は、活動場所を通りかかると笑顔が消え、眉をひそめて展示パネルを読み始めた。母親は多くの疑問を学習者に質問し、長い時間学習者と話し込んでいた。学習者は彼女の質問に丁寧に答え、共産党は虚言をもって法輪功を陥れたこと、多くの法輪功学習者の臓器が共産党により強奪されている真実を話すと、頭を横に振って「中国で発生しているこれらの事は許しがたく、とても賛成できない」と言った。5月に親子は中国へ旅行に行く予定があり、その前にこれらのことを知ったことはとても重要であり、学習者に感謝して署名をした。
展示パネルの前に3人の若者が立っていた。彼らは悠久の歴史を持つ中国の伝統文化にとても興味を持ち、学習者からの法輪功についての紹介を全て受け入れ、喜んで「真・善・忍」の理念に賛同した。このような善い功法が、中国で残忍な迫害を受けているという衝撃的な事実を聞いた彼らは驚きを隠せず、すぐに署名をした。うち1人は中国語を習い始めようとしていて、中国語の資料を求めた。
真相を知った3人の若者は別れを告げたあと、その3人の背後で迫害の真相を聞いていた若者が署名をしたいと申し出てきた。彼は学習者の煉功を興味深く見ていた。この中国の伝統的な修煉法をとても好きだと言って署名をし、法輪功に賛同の意志を現した。この時、友人数人も駆けつけて真相を尋ねたが彼らは英語が理解できないため、学習者が英語で話した真相をその若者が友人に通訳すると、友人らはうなずき法輪功を認めた。そして共産党の臓器狩りを聞いた彼らは驚き署名をした。
ドバイから来た英語が話せる中年夫婦は、スウェーデンで法輪功に出会えるなんて考えもせず、とても嬉しいと話した。その男性は笑いながら「ドバイで私たちは法輪功に出会ったことがあり、スウェーデンでも法輪功に出会い、きっと世界各地に法輪功が弘まることでしょうね! ここに立っているととても暖かく感じ、この功法は確かに素晴らしい!」と言った。このような善い功法が中国共産党に禁止され、迫害されている事実を聞いた2人は迷うことなく署名をし、共産党の残虐な行為を非難した。そして法輪功学習者に対して真摯なる祝福を贈り、学習者の努力に敬服していた。