文/中国の大法弟子
【明慧日本2018年4月9日】息子の最初の嫁は生後2カ月の孫を残して、息子と離婚しました。私は代わりに子育てをするようになりました。数年後、息子は再婚し、そして、子供が生まれました。出産後の嫁の育児を手伝った時、私は法を師として自分を厳しく律し、自らの言動で大法を実証し、彼女に深い感銘を与えました。その後、彼女は大法を認め、三退し、そして、自発的に私を手伝って人々に三退を勧めるようになりました。次に、その話をさせていただきたいと思います。
息子の嫁が出産する時、出産の準備などもあるため、早めに来てほしいと言われました。産後1カ月間、世話をするつもりで、私は孫を連れて(ちょうど冬休み中)息子の家に行きました。翌日、嫁はまず近くのスーパーを案内し、そして、「これから買い物をするときは、ここで買ってください」と言いました。私は一瞬凍りついて「ここに来て、家の事は手伝うが、生活費まで私に出させるつもりなのか? 私の僅かな年金は自分と孫の生活を維持するためのもので、あなた達に使うと、私達のこれからの生活はどうすればいいのだろう」と思いました。
しかし、改めて考えれば、「修煉者が遭った全てのことは偶然なことはない。きっと私に修めなければならない人心があるのではないか? それなら、私は自然に任せればいいのではないか」と思いました。そして、私は確かにそのようにやり遂げました。
翌日から息子の家を離れるまでの間、家の事なら、私はなんでも進んでやり、そして、生活費は全て私が出しました。当時、嫁の母親も一緒に泊まっていましたが、嫁が脱いた下着などがソファーに放置されていたら、私はすぐに洗い、乾かし、そしてきちんと畳んで返しました。
私が不平不満の人心を放下した時、嫁は脱いた下着を私の見えない所に置き、そして、自分の母親に洗ってもらうようになりました。しかし、それを見ると、私はやはり洗いました。私は常に修煉者の基準で自らを律し、出産後の1カ月間、嫁の事を細かいところまで心配りをして世話をしました。彼女の表情を見ると、とても満足そうでした。私はまた、いつも嫁の母親のために足を洗うお湯も用意しました。
嫁が出産してもうすぐ1カ月になります。孫の学校もそろそろ始まるので、私は孫を連れて家に帰りました。しかし、料理人の息子は仕事が忙しく、育児を手伝うことが出来ず、息子は嫁を私の家に来させて、私にまた育児を手伝ってほしいと頼みました。私は「きっと自分にはまだ修めていない人心があるので、嫁は私の心性を高めるために来るのでは」と思いました。
しかし、正直に言って、私はとても負担に感じました。なぜなら、法を正すのはすでに終盤になっており、時間は私にとって貴重過ぎるほど貴重なのに、嫁がやって来て、私の人を救う大切な時間を取られてしまうのではないかと心配しました。しかし、彼女が来る以上、私は法を師にして厳しく自分を律し、するべきことをしようと考えを改めました。
嫁は頭のいい人ですが、しかし、何故かいろいろ理不尽なことをするのです。例えば、おまるがあるのに、それを使わず、子供に直接床におしっこやうんちをさせたりしました。また、ごみ箱がいっぱいになっても、彼女は家を出る時、決してついでに出してくれず、しかも、いつもそうでした。私は心を動ずることなく、ひたすら自らを修めました。子供のうんちやおしっこは、嫁が拭かなければ、私が拭き、ごみを出してくれなければ、私は出しに行きました。そして、決して不平不満を言わず、嫌な顔を一つも見せませんでした。そして、嫁と母親の日常生活に対して、私はいつも通りに気配りをしました。
日が経つにつれて、嫁はついに「お母さん、1日か2日間、よくやっている人はいますが、お母さんはずっとよくやっていますね。すごいです」と言いました。それからというもの、嫁は別人のように変わりました。子供におまるを使わせるようになり、また進んで家の事を手伝い、そして、私に服も買ってくれました。家を出る時、嫁はごみを出してくれるだけでなく、下の階のもう1人の法輪功修煉者の玄関の外に置いてあるごみまで出してくれました。私達は毎日仲良く笑ったり話し合ったりして、まるで実の親子のように睦まじくなりました。
嫁は子供を離乳させるまで私の家にいました。彼女が家を出る時、彼女は何回も振り返り、涙を流しながら去って行きました。彼女が家にいた頃、私はいつも彼女に大法の素晴らしさを話し、そして、自ら実践しました。彼女も大法をとても良いと認め、三退しました。
ある日、彼女は怖い夢を見たと言いました。夢の中で、空からたくさんの石が降ってきて、多くの人が石に当たって死にましたが、法輪功を修煉する人だけは無事だったと言いました。私はそれをきっかけに「人類には大きな災難がやって来るのよ」と話しました。また、息子の家に行った時、彼女の弟に三退を勧めると、彼女もすぐに自発的に手伝い、そして、弟に江沢民の告発に署名するように勧めました。
些細なことですが、この文章を書いて大法を実証したいと思いました。大法だけが人を変えることが出来、素晴らしい未来を授けてくださることが出来るのを知ってほしいと思ったからです。