文／四川省の大法弟子　和縁（仮名）

　【明慧日本2018年4月12日】これは私の身近に起きた本当の事です。

　10年前、母は脳血栓を患い、長年の治療を受けても一向に改善が見られず、しまいに小脳が萎縮して壊死し、後頭部の右側に凹みが現れてから聴力が悪くなり、言語障害も現れるようになりました。

　私は2008年に修煉を始めた大法弟子です。数年来、母はずっと私と暮らしてきました。私は母に「法輪大法は素晴らしい！　真・善・忍は素晴らしい！」の発音を教え、念じさせようとしましたが、障害を持つ母はついてくることができませんでした。そこで、私は母に「大法は素晴らしい！　師父は素晴らしい！」と念じさせ、一文字一文字の読み方を教えました。これだけは母はしっかり覚えました。

　字が読めず、学校に通ったことがない母に、私は師父の広州での説法録音や説法ビデオを聞かせ、見せました。

　ここ数年、母の身体はますます良くなってきました。煉功したことがない母は大法や「真・善・忍」の良さを知っていて、一日も欠かさずに師父の説法録音を聞いてきました。聴力があまりよくないので、「時々分かる。時々分からない。聞ける分だけ毎日続けて聞いていきたい」と言いました。

　ある日、母は「見て見て、後頭部の凹みがなくなった」と嬉しそうに言いました。触ってみると、確かに凹んでいた部分が平らになっていました。師父は再び母の身体を調整して下さり、新しい小脳を授けてくださいました。

　師父は「一人が煉功すれば、まわりの者に恩恵を与えることになります」[1]とおっしゃっています。大法は超常で、できないものはありません。母の要望を受け、私は母の身におきた出来事を書きだして法を実証するとともに、命を助けて下さった師父のご恩に感謝したいと思います！

　注：
　[1] 李洪志師父の著作：『轉法輪』