【明慧日本2018年4月16日】山東省寿光市の法輪功学習者・王春景さん(66歳男性)は2018年1月、寿光市裁判所に秘密裏に裁判を行われ、不当に懲役5年の実刑判決を下された。王さんはこの裁決を不服として、濰坊中級裁判所に上訴した。
2017年9月11日、警官らは王さんの家に駆けつけ、王さんを連行しようとしたが王さんが不在だったために王さんの妻を連行し、家宅捜索を行った。午後、学習者・孫さんの車に乗って帰宅してきた王さんは孫さんと共に、待ち伏せていた警官に連行された。王さんの田圃に設置されていた灌漑用の水管までも警官らに押収されたという。
王さんと孫さんは思想改造施設に拘禁された後、寿光市留置場に移送された。妻は濰坊留置場に送られたが、健康診断で不合格のため家に帰ることができた。
寿光検察庁は王さんを誹謗中傷する書類を裁判所に提出した。2018年1月中旬、寿光裁判所は王さんの家族に知らせないまま秘密裏に裁判を行い、不当に懲役5年の実刑判決を宣告した。同裁判所は2017年、秘密裏に学習者・王時孝さん、王春暁さんの2人に対して裁判を行ったこともある。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)