文╱中国の大法弟子
【明慧日本2018年5月7日】同級生達と2015年9月のある日、昼食会をすることになりました。食事の後、南方から戻って来た1人の同級生がそのまま地方に帰るというので、この機会を逃してはいけないと私は思いました。実は、その日の午後、ちょうど集団学法の予定と重なり、同級生との会食に行くべきかどうかかなり迷っていました。しかし「地元の同級生なら、また会える機会があるかもしれませんが、地方から来た同級生にまた会えるかどうかは分かりません。この機縁を逃してしまうと、きっと後悔するだろう」と思いました。そこで、会食に参加することにしました。
会食の席で、心の中でずっと葛藤していて、法輪功の真相を切り出せず、人心とネガティブな考えが私を妨害していました。「同級生達に理解されず、受け入れてもらえなかったらどうしよう」とばかり考えました。2時間が経過し、会食は終了しました。しかし、私はまだ迷っていて、とうとう口を開いて真相を伝えることが出来ませんでした。どんどん席を離れて行く皆の姿を見て「どうしたら良いだろうか?」と、とても焦りました。自分は何のために来たのだろうか? 人を救うために来たのではないのか? と自責しました。
考えた末、私は地元の同級生を後回しにして、とりあえず地方から来た同級生に「いつ帰りますか? 次はいつ戻ってきますか?」と聞きました。この時、誰かに「車に乗りましょう」と言われたので、私は仕方なく車に乗り込みました。その後、さらに2人の同級生も乗り込んで来ました。見てみると、地方へ帰る同級生も同乗して来ました。私は「良かった!」と思いました。こうして、車の走行中、私は大法の素晴らしさを話し、江沢民が大法弟子に行なってきた残酷な迫害や、世間の人々が目覚めて「三退」をし、平安を守る話を重点的に伝えました。
「中国共産党は腐敗し過ぎています。神様は必ず罰するでしょう。その方法としては、天災や人災、そして疫病などの形になるかもしれません。私達は学校に通っていた頃、少年先鋒隊、共産主義青年団に入ったことがあり、就職してから中国共産党に入党した人もいるかもしれません。皆は手を上げて、共産主義のために一生奮闘すると誓いましたよね。それは自分の命を捧げることになるのではないでしょうか? 万が一、天災や人災がやって来たら、私達は皆巻き添えになってしまいます。皆さんにいい方法を教えます。心の中で自分がかつて加入した共産党の関連組織から脱退する、と思えば結構です」と言いました。
同級生達はとても真剣に聞いていて、真相が分かった後、三退をしたいと表明しました。そこで、私はそれぞれに別名を作り、そして、かわりに手続きをすると告げました。1人の女性同級生は、「私の名前をちゃんと書いてくれましたか? 抜けていないですよね!」と再三、確認をしました。
こうして、慈悲で偉大な師父のご加持の下、同乗した4人の同級生は皆三退をしました。そして、午後の集団学法にも間に合いました。
この件は、いつも昨日起きたことのようにありありと思い出します。特に同級生達が真相を聞いた時の真剣な表情、そして、真相を知って救われた後のあの喜びを思うと、とても特別な気持ちになりました。それは彼らの背後にいる計りしれない衆生が救われた後の喜びの顕れです!
それは私がやったのではなく、偉大な師父が彼らを救ってくださっていたのです! 師父に感謝いたします!