【明慧日本2018年5月22日】法輪功学習者・李彩芝さんの息子は、2018年4月23日、山東省から内モンゴルまで昼夜をかけて、ようやく寧城県留置場に拘禁されている母親に会えた。
2017年7月23日、李さんは市場で人々に法輪功の素晴らしさを伝えたため、寧城県の警官により不当に連行された。2015年、李さんは法律に基づいて江沢民を告訴したことがある。それを「犯罪の前科」として加えられ、李さんは懲役3年の実刑判決を宣告された。
李さんはこの不当な判決を不服として控訴した。李さんの家族は何度も赤峰市中級裁判所を訪ねたが、裁判官・福祥は「お前たちは冤罪を晴らせるとでも本当に思っているのか!」と家族に問い返し、最後に一審判決を維持するとした。
李さんの話によると李さんが連行された後、健康診断を受けた際、血圧は240mmHgまで達し、それと同時に心臓病の症状も伴っていた。警官は寧城県留置場に電話をかけて、「血圧は240mmHgだ、そっちは受け入れる勇気があるか?」と聞くと、留置場側の警官は「そっちが送る勇気があるなら、こっちも大胆に受け入れる勇気がある」と答えたという。
内モンゴル赤峰市寧城県留置場
健康だった李さんは、9カ月あまり刑務所生活を経て、体重は25キロに激減し、腕には青アザや傷跡が生々しくはっきりと見え、残っている。この母親の姿を見た息子はショックを受け、心配のあまり涙が溢れたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)