【明慧日本2018年6月20日】四川省成都市武侯区裁判所は2018年5月24日午前10時30分、法輪功学習者・張明紅さん、李小平さん、胥泳さん、周自玉さん、呂祐群さんと劉さんの6人に対して不当な法廷での審問を行った。審問が行われた後、張さんは懲役7年、罰金1万元、李さん、胥さん、劉さんの3人は懲役3年6力月、罰金5千元、周さん、呂さんは懲役3年、罰金5千元を科すと判決を下された。当日、法輪功学習者の家族が依頼した地元の弁護士3人は、地元の政治法律委員会、610弁公室、司法局の圧力の中で、いずれも有罪になるように弁護し、法廷での審問に協力した。
武侯区政治法律委員会、610弁公室、裁判所は今回一般的にはできない法廷での審問を覆い隠すため、人々に広く知られないように画策し、法廷での審問をする1日か2日前になって初めて家族に知らせた。そのため、法廷の傍聴席には数人の家族しかいなかった。そして、裁判所の周囲と裁判所前の大通りに警官を配置せず、周りには何事も行っていないように見せかけ平穏な印象を与えていたが、陰では法輪功学習者を不当に審問するという卑劣なやり方をした。
その後、傍聴した家族は「法廷で、裁判長は法輪功学習者が自ら弁護することをも許さず、家族にも発言をさせず、彼らのプログラム通りに一方的に裁判を進め、途中でしばらく休廷する時間をとり、12時10分頃になると、裁判長は法廷での審問の結果を宣告し、法廷を早々と終了させた」と証言した。