【明慧日本2018年7月13日】重慶市巴南区の法輪功学習者・段在英さん(69)は、2018年6月29日に懲役1年6カ月の実刑判決を宣告され、罰金3000元を科された。
段さんは2017年7月7日、土橋市場で法輪功迫害の真相を人々に伝えた時、所属する町内の役員2人に尾行された。その直後に、土橋派出所の警官らは段さんを連行した。当日の午後2時過ぎ、土橋派出所、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)など関連部門の警官らは、手錠をはめられた段さんと一緒に段さんの家に行き、家宅捜索を行い、家財を押収した。
当日の夜、警官は段さんを界石鎮留置場に拘束したが、家族に一切告知しなかった。さらに、連行した時から拘束に至るまで、警官はいかなる法的手続きを一切、提示していなかった。
2018年4月20日午前10時、重慶市巴南区裁判所で段さんに対する不当な裁判が行われた。段さんの弁護士は法律に基づいて無罪であると主張した。段さんの夫・劉川禄さんと段さん本人も無罪であると主張し、段さんも自己弁護したが、裁判官は段さんと夫の話を中断し、早々と裁判を終了させた。
2018年6月29日、裁判所の人員は段さんと夫の劉さんを裁判所に呼び出し、段さんに対して懲役1年6カ月の実刑判決を宣告し、3000元の罰金を科した。段さんは不当な判決を不服として重慶市第五中級裁判所に控訴した。
段さんは法輪功を学んでいるという理由だけで、1999年以来、十数回にわたり不当に連行され、家財を押収され、労働教養を強いられ、有罪判決を宣告されるなどの迫害を受け続けてきた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)