二〇一八年ワシントンDCでの説法
 

(李洪志、二〇一八年六月二十一日、米国)

(来場した1万人近くの大法弟子が起立し、長時間の拍手をもって師父をお迎えした。師父が登壇され、合掌し着席するよう促された)

 皆さん、こんにちは!(弟子がそろって「師父、こんにちは」と返事し、熱烈な拍手をお送りした。師父は拍手を止めるよう促された) 皆さん、ご苦労さまです。(弟子の皆さん:師父お疲れ様でした! 師父は返事をしなくても結構だというしぐさをされた) 旧勢力の言葉で言えば、この迫害は大法弟子に対する「炎と血」の試練と洗礼です。純金を精錬する過程でもあります。いずれにせよ、修煉者として、皆さんが背負っている責任は本当に大きいものです。衆生を救い済度しています。皆さん自身にあまり業力がなく、大きな業力はありません。しかし、皆さんが知っているように、人類社会にいる衆生はいずれも普通の人ではなく、動物でさえ普通のものではないのです。多くの生命は高次元から来たのです。私たちは彼らを済度するのです。彼らが代表している生命は旧宇宙の中で淘汰されてしまう生命で、彼らを救わなければなりません。彼らを救ったら、彼らが代表している生命も救われることになります。多くの生命を救うことはとても良いことのようにみえますが、彼らの業力をどのようにしますか? それは巨大な業力です。しかも、常人社会で、滔々(とうとう)たる濁流の中で、皆さん考えてみてください、その業力はかなり大きいのです。これで彼らを救う時の困難、面倒さ、艱難辛苦(かんなんしんく)と今回の迫害がもたらされました。

 今回の迫害の本質は、低次元の堕落したものが 私たちが人を救うことを阻止しようとしていることです。高次元の生命は、今回の迫害がまさに大法弟子に対する試練と修煉だと思っています。つまり、こういう関係です。実は歴史上の全ての正教、例えば私たちが知っている世の人を済度するために降りて来た神、つまり神を認識するための文化を築いた人たちは同様にこれらのことを経験しました。この点から見れば、大法弟子と同じですが、大法弟子が行なったこれらのことはさらに深い意味があります。もし人間がみな高次元の生命で、あまたの巨大な生命群の代表者として人間に生まれ変わったのであれば、皆さん考えてみてください、このような人間は人類社会でどのように生きていくのか、これは重要なことになります。これで人類社会も普通の意味での社会ではなくなりました。しかし、今日の人間は普通の生命ではないのですが、迷いの世界に入ると、俗世で道徳が低下しました。ひどく低下した者もいます。しかし、彼らの生命の本質は非常に次元が高いのです。彼らは現代の潮流、神伝文化から乖離(かいり)した現代意識に影響され、共産邪党社会の党文化の邪悪な影響を受け、このような振る舞いを見せ、非常に堕落しています。しかし、私たちは彼らを救わなければなりません。大法弟子は彼らが救われる唯一の希望であり、他の誰もがこのことを成し遂げることができません。

 皆さんに話したことがありますが、宗教は歴史上、人間が神を認識できるようにするための文化に過ぎません。各々の神の様子、それぞれの神に対する信仰、神の世界に憧れているならそのために何をすれば良いのか、修煉とは何か、などなど、宗教はこのような文化を広めたのです。宇宙の衆生を本当に救い済度し、最後の肝心な時に宗教はこの責任を果たすことができるのでしょうか。どの宗教もこれをやり遂げることができず、この責任を果たすことができません。これをやり遂げられるのは大法と大法弟子だけです。つまり、これは特別な意味のあることです。もしかして、皆さんはとても(師父が微笑んで)良い根基を持ち、大きい範囲の衆生の代表者で、先天的な能力も非常に高いかもしれません。しかし、同様にこの社会の様々な誘惑、各種の人心の妨害によって、この常人社会の深みにはまり、これらの良くないものに染められたかもしれません。幸いなことに、歴史上、私が絶えず大法弟子を洗浄し、大法弟子の業を滅しているため、今日まで至り、大法弟子はやはり常人と違います。神から見れば、この滔々たる濁流の中で、波に流されず、その位置から動いていない人はすでに非常に素晴らしいのです。波に流されていない人は本当に素晴らしいのです。しかし、大法弟子は流されていないだけでなく、流れに逆らって進んでいます!(弟子の皆さんの熱烈な拍手が湧き上がり、師父が合掌された)

 皆さんはこの滔々たる濁流に逆らって進んでいます。しかし、よく考えればこれだけではありません! 全宇宙は淘汰の真っただ中にあり、堕落していますが、皆さんはこのような流れに逆らって進んでいます! 今日の社会では、少しばかりの正念を持っている人でさえ、すでに非常に素晴らしいのです! そうではありませんか。社会の状況、社会の基礎によって、生命が正念を持つことの意味が違います。以前の社会は、人心が正しくて、道徳水準が高く、少しばかりの善行をしても特別視されないのです。みんな同じだからです。しかし、今日の社会では、良し悪しの区別もつかず、ひいては善悪が反転しています。あなたは正念を持ってこの全てに対処し、正念が生じることができれば、すでに素晴らしいのです。

 ここである問題について話したいと思います。今まで皆さんに話したことがありません。修煉、修煉といつも皆言っていますが、修煉とは何でしょうか? 実はその本当の意味が分かる人はほとんどいません。修煉とは、生命を成就させるということです。宗教や修煉団体に身を置いていれば修煉しているということではありません。この宇宙がダメになった時に造成したこの三界、特に今日の人類社会に収容されているのは、高次元の巨大な生命と生命群の生命の代表者であれば、この社会はどのような社会になるのでしょうか。どのようにこの社会を認識すべきなのでしょうか。これは軽視してはいけない問題です。実は人類社会にやって来た生命はすでに、修煉の環境に入ったのです。私はいつも話していますが、この社会全体は実は大法弟子のために創成された修煉環境です。あなたは宗教に所属していませんが、社会の中で修煉しているため、各職業があなたの修煉場所になったのではありませんか? 実はそれだけではありません。人類もこの修煉環境にいるのではありませんか? 歴史上、このような社会があったのでしょうか?

 社会の各階層、各環境、各社会のそれぞれの現れはいずれも、人心を試しています。生活の中で起きた全てのことは人心の動きを見ており、この全てを記録しています。なぜ神韻は一回の公演で人を救うことができるのでしょうか? その観客にその基礎と環境がありますか? 私はいつも言っていますが、神韻を見に来る観客は普通の人ではありません。偶然にして入って来たのではありません。すでにその基礎があり、社会で彼が選ばれたのです。この機縁を得ることができて、彼は劇場に入ってきたのです。つまり、この人類社会、この大きな環境で、この人はすでに修煉しているのです。おそらくノースカロライナ州での公演だったと思いますが、私は行きました。チケットはあっという間に売り切れたのですが、公演当日、暴風雪に見舞われました。車の走行もできなかったほどの大雪です。わずか3割の観客が来場しました。しかし、彼らの体験はとても興味深かったのです。「家を出てから到着するまで、まさに修煉の過程を経て来たようでした。到着するまでの一歩一歩に困難が伴い、どうすべきかを考えていました。まるで修煉の過程のようでした。公演が終了して、私は円満成就したような感じでした」と、ある観客は言いました。(弟子の皆さんが熱烈な拍手を送る) つまり、今日の人類社会を軽んじてはいけません。大法弟子だけではなく、常人も修煉しています。彼らも溶錬されています。生活や仕事、各環境の中で出くわした問題から、自身の考え、自分自身の行動まで、いずれも自らの位置を決めており、善と悪の闘いの中で自分の位置を決めているのです。

 この大きな環境で皆、修煉しているなら、全員修煉者になるのでしょうか? 違います。皆さんが知っているように、製鋼炉(せいこうろ)に投入されたのは全部鉄鉱ではなく、石炭もあります。石炭がなければどのように製鋼するのでしょうか? 人類社会も同じです。多くの高次元の生命がやってきましたが、多くの魔も来ました。彼らは人間に生まれ変わり、この社会を撹乱しています。絶えずいわゆる新しい思潮に人を誘導しています。現代意識の潮流に人を誘導し、人間を神が按排した伝統の道から外れるようにし、人間が自らの手で回帰の道を破壊するように仕向けています。伝統の道は神が按排したものだからです。先ほど言いましたが、この世の人間も修煉している以上、彼らも神の道を歩んでいます。しかし、知らないうちにこれらの魔も人間に生まれ変わりました。しかも、大量の魔が人間に転生したのです。魔が多くなければ、鉄鋼を精錬することができず、火を強くしたり、製鋼炉の火を激しくしたり、そこまでの高温にすることができません。それではいけません。ですから、魔は人類社会でこのような作用を働いています。現代の意識、人類を堕落させる各種の手段、各種の行動をもって人類を破壊しています。しかも人類を誘導しています。確かに多くの人が巻き込まれました。特に若者です。彼らは学生、特に大学生に最も力を入れています。

 いずれにせよ、私はあまり厳しく話したくありませんが、皆さんは自分で考えれば良いのです。人類社会は大体、このような状況です。現代意識が氾濫する中、これほど大きな魔難を何人が乗り越えられるのかと、私は最初の頃、観察していました。しかし、中国を除く世界の他のところでは、主流社会は影響されていないことに気づいたのです。どのように誘導しても主流社会には作用がないのです。主流社会は現代のものを排斥しており、強く排斥しているため、伝統を守り、神が按排した道を守ることができています。中国社会では状況が違います。人々は共産邪党の考えを注ぎ込まれたため、善悪を判別できず、転生した悪魔が西側社会でやったことを全部踏襲し、全社会を挙げてこのようにやっています。ほぼこのような状況です。なぜ中国でこのようになったのでしょうか? 皆さんが知っているように、私は話したことがありますが、この世界の王が民主主義を行なっていますが、王はどこに行ったのでしょうか? 全部、中国に転生しました。ある民族、ある国、ある時期の王ではなく、各時期の王が中国に転生しました。各時期の王、天上から来た最高の次元でもっと大きな天体の代表者、根基の最も高い王は全部、中国に転生しました。中国は修煉の主たる環境となったのです。ですから、そこは最も乱れており、どんな悪事もあるのです。社会がとても繁栄し、千姿万態を見せていますが、みな人心を掻き立てており、人類を堕落させています。人間は惹きつけられずにいられないのです。皆さん考えて見てください。そこから抜け出すのはどれほど困難でしょうか。ですから、時々思いますが、大法弟子は中国という変異した社会で本当にひどく撹乱されていますが、何があっても大法から離れず、大法のことを行なっているのです。ですから、このことを私は非常に嬉しく思い、素晴らしいと思います。(弟子の拍手がゆっくり湧き上がり、そして熱烈な拍手に変わった。師父は一時、話を中断された) 人間の行動、意識など多くの現代のものが生活の各方面に反映され、汚染された痕跡が見えるのです。いずれにせよ、大法弟子は行なうべきことをしっかり行なうことができるはずです。このように話しましょう。つまり、大法弟子は自らの誓約をしっかり果たすことができ、大法弟子として行なうべきことを行なっていれば、これこそ最も重要で、最も素晴らしいことです。法から離れず、しっかり自らを修め、妨害があっても大法弟子であることに変わりがなく、大法弟子のことを行なっていれば、すでに素晴らしいのです。あの社会はあまりに複雑だからです。

 実は欧米社会も順調というわけでありません。人類を破壊する魔は文化に着手し、他の面で作用を働いています。膨張する自由の観念、拡大された自己中心という考え、いわゆる…これ以上話したくないのですが、現在、宣伝されているものはあまりに多いのです。つまり、魔が他の角度から伝統文化を破壊しており、さらに現代意識の煽りを受けているため、私たちは非常に乱れている人類社会に直面しています。師父がこれに言及したのは、時期が来たからです。物事が極まれば、必ず反転します。正気(せいき)が広がりつつあり、希望は徐々に見えています。この時代も少しずつ終わりに近づいています。これらのことも皆さんに分かってほしいと思います。

 共産邪党は今、鼻つまみ者にされています。皆さんも知っていますが、共産邪党の国の執権者も共産主義を自慢しなくなりました。それを利用して権力を維持しているだけです。社会の活路を見出せないが、手中の権力も捨てたくない、という状況です。共産主義を心から信じている人はもういません。共産邪党という悪魔が世界を統治していますが、この悪魔もこの世の状況と同じように、徐々に壊滅させられています。悪魔がどのように振る舞っても、この社会がどのようになっても、大法弟子はこの社会の主役です。この芝居の主演は皆さんです。いずれにせよ、石炭は鉄鋼の比ではありませんが、石炭があなたを溶錬しており、その逆ではありません。言い換えれば、共産邪党もあの悪魔もあなたのため、皆さんのために存在しているということです。皆さんが知っているように、この宇宙は随分前からすでに堕落しており、とっくにダメになっていますが、大法のために今日まで存在しています。私たちの今日のこのことが成功しなければ、全て解体されてしまい、この宇宙も存在しなくなります。私たちは引き続きこのことをしっかり行ない、現在のような状況下で、どんなに乱れていても、どんなに複雑であっても、大法弟子がまだこの全てを行なっていれば、私たちはすでに成功したと言えます。(弟子の皆さんが熱烈な拍手を送る)

 もう一つですが、皆さんが知っているように、今の社会、特に中国大陸では迫害がまだ続いています。私たちにははっきりと分かっていますが、あの古い機器がまだ稼働しているため、弾圧がまだ続いています。このことは私たちがはっきりと認識しています。この全ては皆さんも分かっていると思います。順序がないように見えますが、実は全部順序よく動いています。徐々に皆さんも分かるようになります。最も乱れている、順序のない状態自体も按排されたものです。しかし、徐々に順序よくなります。皆さんはこれからを見れば分かります。いずれにせよ、大法弟子にとって、今まで歩んできた道とこれから歩み続ける道を分かっているはずです。この全てをはっきりと認識すべきです。

 私はいつも言っていますが、実は修煉にとって最も苦しいことは(師父が笑って)長い歳月のことです。錬磨の中で長い歳月が流れています。先が見えず、終わりが見えない、(師父が笑って)実はこれが最も苦しいことです。しかし、物事が極まれば、必ず反転するという言葉もあります。そうではありませんか? すべての物事はこのようになっています。これは規律なのです。ある時期になると、必ず変化します。人間の意志とは関係ないのです。皆さんも分かっているように、旧ソ連の崩壊は誰も予想していなかったのです。強国なのになぜ崩壊したのでしょうか。崩壊しなければならないからです。人間の意志とは関係はありません。自分が絶対考えを変えないと強い自信を持っている人も含めて、神の言う通りに動くしかないのです。(師父が微笑んで)長い歳月の中で自らを磨耗(まもう)しないでください。多くの人は修煉中、徐々に緩んでしまいました。このことを重く見るべきです。私は言いましたが、中国大陸の弟子は厳しい環境と強い圧力の下で、複雑な環境に誘惑されても、なお大法弟子が行なうべきことを行ない、修煉し法の勉強をしています。なんと素晴らしいことでしょう。本当に素晴らしいのです。あの劣悪な環境にいても大陸の弟子は修煉を続けています。ですから、緩んではいけません。一旦緩んでしまえば、旧勢力に隙を与え、旧勢力があなたの命を奪ってしまうかもしれません。このような事例、痛々しい教訓はあまりに多かったのです。もちろん、全てこの状況ではありません。修煉が良くできていますが、他の人に修煉させるために、旧勢力はその人を死なせました。このような事例もあります。

 しかし、私が言いたいのは、一人の修煉者として自らを緩めてはいけないということです。皆さんは最も厳しい道、最も困難な時期を乗り越えてきました。自分の道をしっかり歩む、言うのは簡単ですが、実行するとやはり大変な困難が伴います。しかし、いくら困難であっても、あなたはこのためにやってきたのです。いくら難しくても、あなたの生命はこのことのために成就されます。全ての大法弟子は三界の制約を受けていません。心から修煉したいと思ったその日から、あなたは地獄から除名されました。(弟子の皆さんが熱烈な拍手を送る) 大法弟子が亡くなっても、転生しません。というのは、三界の制約を受けないため、三界に転生することができなくなるからです。地獄からも除名されたため、地獄の懲罰を受けることもありません。あなたは大法からの制約しか受けていません。(弟子の皆さんが熱烈な拍手を送る) すでにこの世を去った学習者はしっかり行なっても、そうでなくても、または何かの理由で亡くなった人は、ある特殊な空間にいます。そこで静かに皆さんを観察しています。そこで最後の終わりを待っています。(会場全体から熱烈な拍手が起きる)

 実は私が皆さんに教えたいのは、皆さんの生命は大法のためにやってきたということです!(弟子の皆さんが熱烈な拍手を送る)他に選択肢はありません。本当にないのです! これは大法弟子の場合です。常人の場合、六道輪廻し、各界で転生しますが、皆さんはそれができなくなるのです。皆さんは大法以外、何もやるべきことはありません。ですから、しっかり行なわなければ、あなたを待っているのは悔いしかありません。特に古い大法弟子は緩まないでください。それほど困難な歳月を乗り越え、今日まで至り、なんと大変だったのでしょう! 大切にしないのですか? 私まであなたを大切にしているのです! 神まであなたを大切にしているのです!(弟子の皆さんが熱烈な拍手を送る)ですから、なおさら自分自身を大切にすべきです。

 ここまでにしましょう。普遍性のある質問に答えたいと思います。(弟子の皆さんが熱烈な拍手を送る)どうぞ、質問を出してください。皆さん、ありがとうございます。(弟子の皆さんが再度、熱烈な拍手を送る)

 

弟子:師父、こんにちは! 共産主義が全世界にもたらした危害に対する分析と、大法メディアの伝統回帰への支持について、欧米社会の近年の変異した考えに強く影響された学習者は衝撃を受け、受け入れられない人もいます。彼らに早く観念を転換させるには、どのようにすれば良いのでしょうか。

師父:これは小さい問題ではありませんが、私は根本からこの問題を説明しておきます。つまり、伝統の道は神が按排したもので、直接、回帰することのできる道です。人間はみな高い次元から来ているので、この道で神と繋がりを持つことができます。さきほど話しましたが、この大きな環境も修煉の環境であり、大法と出会ったなら、すぐに済度されます。しかし、変異した、伝統ではない道では神と繋がりを持つことができません。変異した考えは神を排除しており、場合によっては神を理解できず、信じていないのです。それなら、どのようにあなたを救うのでしょうか? ここが問題です。大法弟子の責任は衆生を救い済度することです。これは根本的な問題ではありませんか? 皆さんはこの問題を考えていないのでしょうか?

 私たちは常人のいかなる政治にも参与していませんが、決して嘘も言ってはいけません。私たちのメディアはほかのメディアと同じように、嘘を言ったり、フェイクニュースを流してはいけません。誰かを支持したり、自ら進んで誰かを持ち上げたりしていません。ニュースを正しく報道しているだけです。大法弟子は人間が正しい道を歩むことができるよう取り組んでいます。そうではありませんか? ですから、私が思うには、私たちの出発点は人を救うことです。もし、世の道徳の滑落を止める人がこの社会に現れたら、この人は何と素晴らしいのでしょう! 彼は私たちに力を貸しているのです(弟子の皆さんが熱烈な拍手を送る) 彼は私たちが人を救うことに助力しているのではありませんか? 皆さん考えてみてください。この人も滑落してしまえば、私たちはどのように人を救うのでしょうか!? この道理ではありませんか?

 

弟子:九評編集部の『悪魔がこの世界を統治している』という共産邪霊を暴露する新書を読んだ後、一つの懸念を抱くようになりました。邪悪がすでに人類のあらゆる分野に浸透し、私にはもう成す術はありません。(師父:確かにそうです)どのように正念をもって自分の観念を取り除くべきでしょうか。

師父:皆さんが法を勉強するとき、共産主義をはっきり認識することができれば、すでにこのことを行なっています。常人は共産主義を認識することができれば、それを排斥するようになります。それをはっきりと認識できれば、人間はどのように対処すべきかが分かるようになります。私たちが真相を伝えることも同じです。誰が共産主義を取り除くのか、それは大法弟子が関与することではありません。私たちは人を救い、人間にどのように対処すべきかを教えているだけです。

 ある人が「共産主義のために命を捧げる」と誓ったとします。皆さん考えてみてください。天の理は軽いものではありません。誓いを立てるとはどういうことでしょうか。人間が話したすべてのことは漏らさず神が記録しています。共産邪党のために命を捧げると誓ったら、あなたの生命は共産邪党の管理下に置かれ、思うままに操られています。真相を伝えるときに、全く聞く耳を持たない人がいますが、その人が聞きたくないのではなく、共産邪霊がその人に取り憑いており、その人の代わりになって真相を拒んでいます。というのは、この生命がこの邪霊の管理を受けているから、共産邪霊はこのようにすることができるのです。しかし、大法弟子も智慧を持っています。徐々に対処方法が分かるようになりました。つまり、まず脱党を勧め、共産邪党の邪悪さ、これまでやった悪事、その邪悪の本質を説明して、脱党を勧めるのです。脱党に同意してから、真相を伝えると、相手は排斥しなくなります。なぜでしょうか。邪霊の管理を受けなくなったからです。これ以上人間を操ろうとすれば、神に消滅させられてしまうのです。(師父が笑って)ですから、なぜ脱党後、真相を伝えやすくなるのでしょうか? つまりこういうことです。(弟子の皆さんが熱烈な拍手を送る)

 悪魔がこの世界を統治していると言っていますが、実は正神も管理しています。人類社会に正と負が同時に存在しています。しかし、人類が負のほうに変われば変わるほど、ますます負になったとき、天秤のバランスは崩れてしまい、悪魔が世界を統治しているかのようになります。つまり、こういう道理です。人間に正念が生じ、この邪悪をはっきりと認識するようになったら、天秤はまた元の位置に戻ります。

 

弟子:神韻のチケット販売とメディアに一部の青年弟子が参加していますが、その他のプロジェクト、普段の法を広める活動、真相を伝える活動に青年弟子は積極的に参加していません。どのように彼らに鍛える機会を与えるのでしょうか?

師父:どのように話せばよいのでしょうか。実はこれは問題にならないのです。各地、各プロジェクトは人手が不足しており、どこも若い大法弟子を起用しています。彼らに意欲があれば、各プロジェクトに採用されます。神韻は若い大法弟子を採用しており、神韻のメンバーは全員若者です。(師父が笑って)全員若い大法弟子です。

 

弟子:一部の学習者は個別の交流の時、「まもなく法がこの世を正し、法を正すことも新たな段階に入ります。この段階でやるべきことは以前の迫害を暴露し、真相を伝えるなどのことと違い、社会を主導することに力を入れるべきです」と言っています・・・

師父:大法弟子は主役ですが、社会を主導することまで至っていません。今はまだできません。私たちは事実がはっきりと分かっているため、人を救うことができます。社会を主導することについて、実は将来になっても、修煉者として社会のことに関わりたくないのです。社会はきっと誰かが管理するようになるでしょう。皆さんは人を救うことに専念してください。私は人間の心のみ見ています。

 

弟子:神韻の協調人は去年、チケットの売れ行きが良くないとき、法を実証するすべてのプロジェクトの協調人に対して、神韻の宣伝に全力を挙げていないと批判しました。今年の神韻公演が終了した後、彼はまた、「すべての人を救うプロジェクトの中で、神韻は最も多くの人を救っている」と師父がおっしゃったと言っています。(師父:確かに私はこのように言いました) 私は神韻の人を救うことの効果を疑っていませんが、すべての人が担当しているプロジェクトを中断してまで神韻の宣伝に参加すべきでしょうか。

師父:神韻を立ち上げた当初、私はこのように言いませんでした。というのは、当時神韻のチケット販売は非常に困難だったからです。私はいつも、忙しくない弟子、各プロジェクトの忙しくない弟子は神韻を手伝ってよいと言いました。責任者はチケット販売の状況が芳ばしくなく、焦っているからこのように言ったのかもしれません。これは原則に関わる問題ではありません。しかし、皆さんに教えますが、神韻の人を救う効果はこれほど素晴らしいもので、一回の公演で千人、二千人を救うことができますが、忙しくない学習者は何のために来たのか、考えるべきです。しかし、この機会はますます少なくなっています。

 ヨーロッパで私は次のことも言いました。つまり、皆さんに神韻に関わってほしいのは、この過程で威徳を打ち立て、自ら修煉するという良い基礎を築き、向上するようにするためです。しかし、多くの学習者は重要視していません。やっとその重要性に気づき、このことの重大さが分かり、関わろうとした時、チケットはすでに売れるようになったのです。広告やインターネットを通じて販売できるようになりました。あなたが関わろうとした時、すでにチャンスはありません。修煉はつまりこういうことで、あなたを待っていません。

 

弟子:一部の大法弟子の子どもは小さいとき、一緒に法を勉強したり、煉功したりしていましたが、親はその時、子ども弟子の教育についての認識が足りず、法を実証するプロジェクトで忙しいため、子どもは修煉が分からないまま成長しました。大きくなって社会に入ってから修煉から遠ざかりました。彼らは大法と縁があるから、大法弟子の家に転生したのであって、法を正すことが今、終わりに近づいています。親は以前の教育の間違いをやり直す機会がまだあるのでしょうか。

師父:難しいですね。他の人と同じように子どもに真相を伝えるべきです。私の子供だから私の言う通りにやりなさいと言っても、もう無理です。角度を変えて子どもに真相を伝えるべきです。つまりこういうことです。

 このことについて私も身をもって知っています。神韻の草創期に、皆さんは神韻に対する認識が不充分で、「子どもがダンサーになって、引退後何をやればよいのか」と思っていました。しかし、師父は子どもを使い捨てにしないのです。ちゃんと子どもの将来を考えています。そのため、中学、大学、大学院を開校しました。当時、親は子どもを神韻に入団させることに躊躇し、子どもと離れたくないと思っていました。しかし、十二、三歳はちょうど技能を習得する時期で、体も柔らかいのですが、親は子どもと離れたくないと思っていたのです。十四、五歳になると、十五歳の子はもう手に負えなくなり、口答えしたり反抗するようになります。このままではダメだと分かり、山の方に送りたいと思ったわけです。(皆さん笑って)しかし、すでに体が硬くなり、山に来ても厳しいのです。このことは私もよく分かっています。

 

弟子:中国大陸では、法輪のバッジを作る常人がいて、ネットで大量に購入して学習者に配る学習者がいます。学習者の間で意見が対立しています。

師父:法輪のバッジならあまり問題ありません。これをビジネスにして金儲けしようと考えているなら、大法弟子はくれぐれもやらないでください。あまりに危険です。ただバッジを作って、皆さんが大法のバッジが手に入り、コスト代だけ徴収していれば、これはとやかく言うことはありません。しかし、大陸にいるなら、必ず安全に気をつけてください。このバッジは学習者が現在、身に付けることができません。付けたら、悪辣な警察に自分が法輪功学習者だと教えているのと同じです。どうしたら良いのでしょうか? 今の時期にこのように行なうのはあまり適切ではありません。他は特に問題ありませんが、安全上の問題があります。

 

弟子:大陸で迫害がまだ続いていますが、時々公安内部の取り締まり計画が耳に入ります。周囲に知らせなければ、皆さんがそれを否定するための正念をおろそかにしてしまうのではないか、と心配しています。一方、このような良くない情報を周知させると、皆さんが行なうべきことに影響を与えてしまうとも心配しています。ですから、お知らせするとき、安全に気をつけると同時に正念を発し、正しく行ない、迫害を否定し、行なうべきことをしっかり取り組むようにと付け加えています。これは正しいのでしょうか?

師父:大丈夫でしょう。公安内部の大法弟子にはいくらかの情報があり、確かに悩む時があります。周知させると、学習者が極端に走ってしまう心配があります。言わなければ、皆さんが安全に気をつけないという心配もあります。確かにこれらの問題があります。もし、皆さんが理性をもってはっきりとした認識の下で、行なうべきことを行ない、行なうべきではないことを行なわなければ、一番良いのです。しかし、なかなかそうはいきません。この社会はとても複雑だからです。

 

弟子:一部の学習者は2016年、17年、18年の神韻公演のビデオをUSBドライブに保存し、学習者の間で回しています。他の学習者が明慧編集部からすでにこれを禁止する通知を出していると指摘しても、彼らは改めようとしません。

師父:神韻を見たい気持ちは非難すべきではありません。しかし、安全の問題があります。

 もう一つですが、皆さんは知っていますか? 私たちは多くの成果を挙げました。飛天大学、神韻、その他の世界トップレベルの成果もありますが、インターネットに情報を出していません。インターネットは悪魔のように、どんなものも含まれています。ネットは最も腐敗しており、人類の堕落による産物です。私たちはなぜインターネットに情報を掲載し、かき回すのでしょうか? なぜ私たちの素晴らしい成果を投げ込むのでしょうか? ですから、一部の学習者はいつも神韻の内容、私たちがやったことをインターネットに掲載しています。もちろん、神韻と飛天の公式ウェブサイトに関連の内容がありますが、それは目的があって、つまり他の常人の会社と同じようにホームページを開設する必要があるからです。もちろん、邪悪がインターネットで私たちを罵っても、できるだけ関わらないでください。無視すれば、自滅してしまいますが、相手にすると、調子に乗ってきます。

 ですから、神韻のものを気にせず回していれば、他の人はネットからダウンロードします。皆さん考えてみてください。神韻の音楽を含めて、神韻の多くのものは天上に由来しています。誰でもインターネットから神韻をダウンロードして、大法を破壊するために使用し、人類社会の最も腐敗したものに使用した場合、あなたはどう思いますか? しかし、これはあなたがやったことです! そうではありませんか? ですから、私はこれらの素晴らしいものをインターネットに掲載したくないのです。これらのものは人類のために未来を切り開いているのです。

 

弟子:現段階で大陸で広範にわたる協調の問題にどのように対処すべきでしょうか? 市レベルの「総協調人」が管轄内の県を全部管理するやり方は適切でしょうか? 管理ができなければ、全体を成していないと思っている学習者もいます。

師父:適切ではありません。どんな考えなのかにかかわらず、皆さんに教えますが、このやり方を取ってはいけません。私には非常にはっきりと分かっていますが、人間の体は迫害を受けているとき、忍耐の限界があるのです。極限の状態に追い込まれ、または理性がはっきりしていない状況でさらに辛い虐待を受けたとき、言ってはいけないことを言ってしまうかもしれません。妥協するかもしれません。修煉なので、それはあなたの最後の結果ではないかもしれません。なぜなら、忍耐の限界に達し、もうこれ以上無理な状態で正しく行なわなかったのだと分かっており、修煉がまだ終わっていないので、まだ機会があるかもしれません。しかし、これらの過ちを犯してしまえば、それは小さいことではありません。一部の大法弟子がこれが原因で命を失ってしまったなら、非常に大変なことになります。ですから皆さんに教えますが、このようなことをしないでください。

 明慧ネットは大法弟子の交流の場であり、対外の窓口でもあります。何かあれば明慧ネットを通じて考えを述べていいのです。広範囲の協調は今、行なわないでください。何かを考える時、くれぐれも安全に気をつけてください。

 

弟子:ここ数年来、所在地区にこの世を去った学習者が少なくありません。大きな作用を果たした協調担当の学習者もいます。病業で去った学習者は本心からこの世から離れたくありません。ある種の不可抗力のような要素があると多くの人は思っています。

師父:私は話したことがありますが、生命を失った人の中に、他の人のため、他の人に修煉させるための人がいます。これは旧勢力の按排です。この人の行ないが良くないのではありません。しかし、確かに修煉を緩めてしまった人がいます。これは教訓です。迫害を前に、無力感を覚え、自分の問題が見つからない人もいます。このような場合もあります。

 すべての大法弟子は真に修める弟子、確固たる信念を持ち神の道を歩む、修煉の良くできる大法弟子になりたいと思っています。しかし、一部の学習者にとってこれはただの願望に過ぎず、その境地と次元に到達することができません。しかし、このような学習者は、「私はひたすら旧勢力の迫害を否定すればよい」と考えています。しかし、その境地と次元に到達しておらず、正念を固めることができません。時に旧勢力はあなたが動揺するかどうかを見ているのです。あなたの考えを観察し、邪魔するのです。最後にあなたが動揺してしまえば、旧勢力が勝つことになります。ですから、私は時々考えていますが、この場合、新しい学習者または長い間修煉しても向上できない学習者に病業が現れた場合、病院に行ってもよいのです。治療を受けてよいのです。それは修煉過程のことです。修煉が良くできて、正念が非常に強く、どのように行なうべきかを分かっている大法弟子なら、問題はありません。

 旧勢力はこの隙に乗じています。今日、私はこのように話したので、皆さんに衝撃を与えたかもしれません。というのは、旧勢力がこの隙に乗じて、学習者を迫害していると私は気づいたからです。旧勢力はこの隙に乗じています。先ほど話しましたが、低次元の邪悪、低次元の旧勢力も含めて、それらは本当に邪悪です。それらはあなたの修煉を成功させたくなく、あなたを死に追い込もうとしています。高次元の邪悪はこの迫害を利用して皆さんを修煉させようとしています。つまりこういう関係です。ですから、大法弟子の体を迫害する低次元のものは最も次元の低いもので、それらが妨害しています。もちろん、いろいろな機縁があります。皆さんが想像しているように、いつも奇跡が起こり、師父はどんなことも解決してくれるというようなことではありません。言いようがないほど複雑な因縁もあります。新しい学習者の場合、長い間修煉しても向上できず、修めているようで修めていないと自分にも分かっており、問題が現れたならば、病院に行ってもよいのです。

 大法弟子が病院に行ってはいけないと話した時、山で数百年、数千年修行した神も含めて、神は病院には行かないのだと言いました。そうではありませんか?(弟子の皆さんが熱烈な拍手を送る)医者が病気になったら、神の元にやってきて治療してもらうのです。(皆笑って、熱烈な拍手を送る)つまりこういう関係です。ですから、皆さんははっきりと認識しなければなりません。

 

弟子:裕福な学習者はお金を人を救うことに使っていません。単に精進していないということでしょうか? それとも大きな過ちを犯しているのでしょうか。

師父:こういうことばかりを見ないでください。金持ちの大法弟子は必ずいます。各階層に大法弟子がいます。しかし、お金があるからといって過ちを犯す可能性があり、ないから過ちを犯さないということではありません。お金があるかどうかは修煉の問題ではありません。お金持ちになる運命ですが、修煉が精進していない人もいれば、裕福でありながら精進する人もいます。これは修煉の問題であり、お金で線引きする問題ではありません。(皆笑って)プロジェクトに使ったからと言って、正しいとは限りません。利益を出せないプロジェクトはいつまでも学習者に頼ってはいけません。節約しない人、金遣いの荒い人さえいます。お金に余裕があるかどうか、誰のお金を使っているのかを考えもしないのです。

 大法弟子の多くのプロジェクトはお金に困っています。旧勢力はお金のない困難な状況下でもこのことを成し遂げられるなら、これこそ修煉であり、威徳だと思っています。これは素晴らしいことで、修煉だと認めると旧勢力は思っています。人手も資金も何でも揃っていれば、大法弟子としての苦労は何もないと思われます。人を救うことが簡単にやり遂げられてしまいます。ネット封鎖も突破でき、人工衛星まで打ち上げられるのではありませんか。(皆笑って)何でもやり遂げられてしまいます。この状況なら、旧勢力はあなたを認めますか? ですから、私たちの道はとても難しいのです。しかし、限られた資金、物的と人的資源で全世界の70億人を救おうとしている現状について、旧勢力はバランスが良いと思い、さもなければ、大法弟子の力が大きくなりすぎると思ってしまうのです。いずれにせよ、旧勢力と私の間の問題は後で清算しますが、現在このように行ない、しっかり行なうべきです。

 

弟子:時々困惑していますが、遭遇した病業と魔難は旧勢力の妨害なのか、それとも自分の業力を滅する要素もあるのでしょうか? 内に向けて探すことによって多くの不足に気づきました。もし魔難の状態が続くなら、師父にお伺いしますが、ほかにどの部分を突破すればよいのでしょうか?

師父:私が言った言葉があります。つまり、大法があれば恐れるものはありません。大法の本を持っていれば、何も恐れないと理解してしまう学習者がいます。初期の頃、ある人は大法の本を手にし、車道を逆行し、「私は大法弟子なので、車に轢かれない」と言うのです。違いはどこにあるのでしょうか? 大法があって、あなたは学ぶことによって本当に大法を認識できたならば、それは本物です。本当に認識でき、真に修煉する弟子になれれば、それこそ大法があれば恐れるものはないということです。これが一つです。

 もう一つですが、先ほど話しましたが、旧勢力は大法弟子の隙に乗じています。これも一つの要因です。自分の執着が見つからない人がいます。もちろん、原因は全部、これほど単純ではありません。原因は数千万以上に上り、とても複雑なのです。一部の人は繰り返してこのようなことに遭い、それは業力が大きいからです。大法弟子を三つの部分に分けることができると私は言いました。業力が大きくても、あなたの正念さえ充足していれば、いつか無くなります。しかし、業を滅する必要があるので、ぶり返すことがあります。それを試練、修煉だと思えば良いのです。正念を強く持ち、そのつど乗り越えれば良いのです。ですから、修煉は同じパターンにならないのです。それぞれの状況も違います。しかし、皆さんにすでに教えましたが、大法があって、すでに法を得ているため、あなたという生命はすでに大法に属しています。捨て身になって正念をもって正しく行ない、師父の言う通りにすれば良いのです。今は修煉ができておらず、このように行なうのはまだ無理で、乗り越えられないなら、(師父が笑って)病院に行って、修煉が向上したら正しく行なえば良いのです。しかし、私はこのように話しましたが、自らを緩めてはいけません。(弟子の皆さんが拍手)

 

弟子:メディアはアクセスを増やすために、タイトルの意味がますます曖昧になっています。

師父:これは本当です。(弟子の皆さんが笑って)時に、皆さんの新聞やサイトを読んで、タイトルの意味が本当に良く分からないのです。良いことなのにタイトルは悪いことのように付けられています。ですから、真面目に取り組まないといけません。正統な中国語、標準国語に従って文章を書くべきです。東南アジアの華僑の中国語文法で書いてはいけないでしょう。(弟子の皆さんが笑って)華僑の中国語はもともと現地の主要言語ではないので、標準語からずれても無理はないのです。ですから、中国人社会向けの中国語メディアなので、曖昧で読んでも良く分からないタイトルを付けてはいけません。

 

弟子:読者のサイトの滞在時間を延ばすために、ニュースのポイントを記事の後半に置いています。報道の伝統的な書き方とますますかけ離れています。これはメディアの信頼性と権威を損なうのでしょうか? 衆生を救うことに影響しますか? 法理に違反してしまうのでしょうか?

師父:少しありますね。(師父が笑って)もちろん、少しと言ったのは一部のスタッフの能力が足りず、または現代の意識と文化の影響を受けているため、わざとこのように書いたからです。中国大陸のように、もともと標準の公用語、国語なのに、アナウンサーは広東語なまりで話しています。このようにしなければ…つまり、わざとやっています。オシャレ、特に若者はオシャレだと思っています。正統な文化、私たちが人類を正統に回帰させようとしています。これを忘れないでください。(弟子の皆さんが拍手)

 

弟子:師父に不敬な思想業力があります。それを排斥しても効果はありません。師父に申し訳ないととても悩んでいます。

師父:あなたはすでに排斥しているので、とても素晴らしいのです。この種の邪悪なものは外来の意識の可能性もあれば、後天的に形成された観念が大法に触れられたため、逆の作用を働いたという場合もあります。どんなものも生き物なので、良くない作用を働いています。それは排斥すれば良いのです。絶えず排斥すれば良いのです。排斥の過程は、あなたがすなわち修煉しているということです。あなたは意志を強めています。悩まないでください。このような場合、この考えは自分自身ではないと思い、大法弟子が行なうべきことを行なえばよいのです。法を勉強する時になれば法を勉強し、何かをする時になればそれをやれば良いのです。重く見ないでください。師父には分かっています。(弟子の皆さんが拍手)

 

弟子:国内のある学習者は骨頭壊死(こっとうえし)にかかり、まだ完治していないのに、足を引きずりながら毎日外で真相を伝えています。

師父:このようにする大法弟子は、二つの場合があります。一つはしっかり行なっていないので、時間を大切に行なうべきだと考えている人です。大法弟子なのになぜ骨頭壊死にかかったのか? しっかり行なっていないから、時間を大切に行なうべきだと思い、外に真相を伝えに行きました。この場合、どのように言えばよいのでしょうか。他の仕事を担当し、治ったら対面で真相を伝えればよいのです。さもなければ、あなたはどうしましたかと周りに言われるのです。(弟子の皆さんが笑って)こういう時は返す言葉がないでしょう。そうでしょう? もう一つの場合ですが、病業があるのに中国領事館に行っている人がいると聞いています。領事館は写真を撮って、大法を批判する宣伝に利用しています。これは逆効果になったのではないでしょうか? 大陸で大法を批判するための宣伝に利用され、からかいの対象にされています。他の面でしっかり行なえば、同じなのです。

 

弟子:尊敬する師父、こんにちは。長期の妨害によって私の修煉の道に艱難辛苦(かんなんしんく)が満ちています。サタンの姿がいつも見えています。妨害はあのサタンと関係していると思います。師父にお伺いしますが、サタンは旧勢力とどういう関係でしょうか。

師父:この宇宙は旧い宇宙で、すでに堕落しています。皆さんが知っているように、この宇宙が堕落しているにもかかわらず、衆生は旧宇宙の生命の生活、習慣、すべての神の文化などを含む状態にすでに慣れています。しかし、法を正すなか、あなたはこのすべてを一新し、良くない部分を取り除き、良いものに変えようとするとき、旧宇宙の生命はそれを承知しなくなります。ですから、法を正す中であなたに妨害をもたらし、法を正すことを自分の思うように変えようと考えています。一人がこのように考え、二人がこのように考え、もっと多くの人がこのように考えればどうなるのでしょうか? これだけではありませんが、多くの大きな問題、物事はこのように妨害されています。これはすなわち、旧勢力です。しかし、旧勢力はまた、ある次元で一つのシステムを作り、それらは連携を取って非常に系統的、かつ強制的に行ない、大法の法を正す形を利用して法を正すことを変えようとしています! 旧勢力を救うこと、師父の法を正すことに力を貸すという名目で、別のものを作り上げたのです。これがすなわち、旧勢力です。

 旧勢力はサタンと直接的な関係はありません。サタンにしても、共産邪党という赤い魔にしても、各界の堕落した邪悪生命も含めて、これらの邪悪はいずれも、旧勢力に利用され、大法弟子を溶錬するための存在となっています。これらの堕落した邪悪生命は大法弟子を迫害するときにうっぷんを晴らしていると思い、大法弟子の修煉が成功しないように激しく大法弟子を迫害しています。これは堕落した邪悪生命の主観的な考え方です。これらの生命はこれをやっていますが、やりすぎたら消滅させられるとそれらにも分かっています。ですから、一定の範囲を超えないようにしています。しかも、理由がないとできません。しかし、その出発点は悪いものです。悪意に満ちています。旧勢力の出発点は法を正すことをそれらの思うように進めることです。つまりこういうことです。ですから、旧勢力はこのすべてを按排し、今回の迫害をもたらしました。

 実は、このことはとても簡単に説明することができます。皆さんが知っているように、長い間部屋を掃除しなければ、部屋が汚くなり掃除する必要があります。しかし、どのように掃除しても、箒で掃くとホコリが舞い上がり、あなたはむせてしまうかもしれません。少なくとも、掃除の時は疲れるし、イライラします。建物が損傷していれば、それを修理したりして、とても疲れます。もしかして修理の過程で怪我をしたり、皮が剥けたり、傷ができたり、何かにぶつかったり、当たったりするかもしれません。とても大変です。もし新しい建物なら、あなたはこのすべてを行なう必要がありません。そのことを行なうこと自体はあなたにとって魔難であり、面倒なことです。やらなければ厄介なことはありませんが、やれば出てきます。つまりこういうことです。ですから、私に比較的同情している神がおり、(師父が笑って)「あなた以外、誰がこんなことに関わるのか」と言っています。(師父が笑って)(弟子の皆さんが拍手)

 

弟子:海外に残りたいがために入ってきた新しい学習者は、それぞれ考えが違います。本当に大法を得た人もいれば、法を勉強して一、二年が経っても、脱党せず、真相を知らない人もいます。また、陰で大法弟子を誹謗中傷したり、悪口を言ったりする人もいます。輔導員は喜んで、彼らをサポートしています。法を勉強したら、勉強した分を得ることができると考えているようで、時々移民局の書類にサインしたりしています。このような学習者は邪党が統治している国内で生きていくのが大変だと分かっていますが、どのように対処すべきでしょうか? 彼らをどのようにサポートすべきでしょうか?

師父:どのようにサポートするのかについて、まず、相手が学習者かどうかを見るべきです。学習者ではなく、真に法を得ておらず、在留資格のためなら、私たちはサポートすることができません。これはアメリカの移民法に違反しています。そうではありませんか? これが一つ目です。二つ目ですが、相手を救うために助けたのですが、その人が修煉しなければ、あなたのサポートを好意的に受け止めないのです。中国大陸にいる人はなんでもやりかねません。親、兄弟姉妹も同じように騙したりして、刃物を向ける場合さえあります。人間はここまで悪くなりました。今の人間が高尚だとは思わないでください。修煉しなければ、常人にほかなりません。本当に修煉し、真に修煉の道を進めていれば、学習者としてみなすことができます。

 

弟子:私はヨーロッパの学習者で、毎日執着心にコントロールされ、携帯とパソコンばかり見ています。たくさんの時間を無駄にしました。この状態を変えようと試みたのですが、効果は良くありません。どのように意志を強め、この心を取り除くのか、慈悲深い師父にご教示をお願いします。

師父:ネット接続のできない携帯電話を買えばいいのです。(弟子の皆さんが大笑いして、拍手)(師父が笑って)それを克服しようと思えば、きっと方法があります。知っていますか? 山にいる多くの子ども弟子は妨害されないように、電話一つ持っているだけで、ネットに接続しないのです。

 

弟子:大陸に戻っては1年あるいは半年ほど滞在し、ふたたび海外へ来ては法会など各種の活動に参加している学習者がいます。大陸で何の迫害も受けていないと言います。どのように対処すべきでしょうか。

師父:これはちょっと考えるべきです。電話機を通じての盗聴ですが、皆さんに教えますが、どの電話機も盗聴器として使うことができるのです。中国共産党はあなたのおしゃべりをはっきりと聞いています。大法弟子の携帯は全部、盗聴されています。それでも自分がバレていないと思いますか? しかも、誰かに電話すれば、相手の電話も盗聴されるようになり、あっという間に広がるのです。バレていない人はあまりに少ないのです。不可能と言ってもよいのです。公に活動していれば、身分が知られてしまいます。ですから、中国に帰国して、不自由なく動いている人は、必ず問題があると思います。

 

弟子:神韻のチケット販売は新たな段階に入ったのでしょうか。わずかの人しか参加していません。もしある国で初めて神韻を運営したら…

師父:もちろんそうです。初めて神韻を運営する場合、やはり真剣に取り組むべきです。しかし、神韻の影響について、以前こんなことを話しました。神韻はニューヨークを突破できれば、アメリカを突破することになります。アメリカを突破できれば、全世界を突破することになります。今はこのようになっていて、全世界に影響が及んでいます。ヨーロッパでは、神韻公演を開催したことのあるところなら、人々は神韻の名を聞いたことがあり、知っています。しかも、評判が良いのです。とても素晴らしい公演だと皆、知っています。今はこういう状況です。ですから、神韻の宣伝を重視していないヨーロッパの地区は重視すべきです。真相を伝え、人を救うことに消極的になっている地区では、神韻の人を救う効果が非常に強いので、その地区の学習者の代わりに行なっているのと同じです。しかし、あなたは積極的に宣伝しようとしません。理由はどうであれ、アメリカの学習者のように根気強く頑張っていれば、今のヨーロッパの市場はアメリカの市場よりも大きくなり、観客も多いはずです。

 中国共産党による劇場への妨害ですが、スパイは劇場に影響し、妨害を与えています。脅かしや賄賂などの手口を駆使しています。一部の劇場の責任者は中国へ招待されました。どんな手段も使っています。しかし、大法弟子はそれでも緩まず頑張って劇場をおさえることができました。共産邪党に買収されたなら、その上司と交渉するのです。取締役会や上層部のメンバーはほとんど、社会的地位の高い人で、まさに神韻の顧客層です。彼らは神韻を見たことがあります。一連の経緯を知り、神韻も上演しないなら、何を上演するのですか、と自ら神韻のために力を貸すのです。それで劇場の予約が取れたところもあれば、それでも許可しない劇場もあります。ロサンゼルスの劇場の責任者はどうしても許可を出さなかったのです。彼は中国に招待され、戻って来てから態度を硬化させました。その後、学習者は劇場の上層部と面会し、上層部の人は私たちに知らせることなく、その責任者をクビにしました。(弟子の皆さんが拍手)責任者がクビになったあと、私たちから申請していないにもかかわらず、劇場のほうから「神韻公演を開催しませんか」との電話が来ました。(弟子の皆さんが笑って、拍手)取締役会から神韻を呼び戻さないとダメだとの指示がなければ、絶対このように動かないのです。なぜならば、その責任者がクビになったとはいえ、担当者はみな彼の部下だからです。ですから、神韻公演のとき、私たちは何をやってもよいのですが、担当者の表情は冴えなかったのです。(師父が笑って)もちろん、徐々に良くなりました。例を挙げただけです。

 担当者個人が領事館の邪党に脅かされ、尻込みしてしまったのであれば、担当者に共産邪党の邪悪さを説明するなど真相を伝えてください。他の劇場がどのように対処したのか、なぜそのようにできたのかを説明すれば、問題は本当に解決されます。つまり、あなたはそこまで踏ん張らなければならないということです。断られたらすぐ諦めるなら、それではいけません。根気がなければどのように相手を攻め落とすのですか? あなたは人を救っているのです。手を尽くして相手を救うべきです。この社会の多くの制限を突破し、法律違反のない範囲内で、適切で礼儀正しく相手を攻め落とすべきです。困難がなければ、人を救うこととは言えないのです。先方に申請を出して、どうぞ公演をやってくださいと快諾されたなら、旧勢力のやることはなくなるのではありませんか? アメリカはこのような過程を経てきました。劇場の間においても毎年例会があるので、中国共産党が法輪功を迫害し、妨害しているという話は広まっています。皆話しているので、皆知っています。ヨーロッパも同じ状況です。

 もちろん、個人で勝手に動かないでください。どんなこともきちんと協調を取り、責任者に打診して同意を得たうえで、どのように対処すべきか、よく検討してから行動してください。自分で勝手に行動しないでください。もともと、理性がない人は衝動にかられ、先方に乗り込んで、「悪報に遭うぞ」「神韻は神だぞ」など何でも言ってしまうのです。人間は人間の次元でこの言い方を受け入れられますか? かえって良くない作用を働いてしまいます。

 

弟子:長期にわたる妨害によって、私の修煉の道に辛酸と苦難が満ちています。サタンの姿がいつも…

師父:これはすでに回答しました。サタンの姿です。このような場合、正面から排斥すれば良いのです。どうしてもダメだったら、師父を呼べば良いのです。(弟子の皆さんが熱烈に拍手)姿が見えただけなら、それを嘲笑(あざわら)い、自分で正念を発し取り除けばよいのです。相手はどうすることもできず、何もできないのです。大法弟子に能力があり、あなたの能力は相手よりずっと高いのです。皆さんが知っているように、サタンは三界の魔、この世の魔であり、なんと次元が低いのでしょう。人間の世界では、人間、普通の人間はサタンが大きいもののように見えていますが、神の目から見れば、それは塵芥(じんかい)、粉じんより何倍も小さいものです。真に正念を発し、本当に正念が強ければ、サタンは怖くて逃げてしまいます。一部の魔が大法弟子を妨害できたのは、あなたに魔が見えず、どうすることもできないと思っており、この隙を魔に乗じられたからです。

 

弟子:アメリカの今の政治環境に対する見方や、支持政党によってその人の未来は影響されるのでしょうか? 真相を伝える時、共産邪党のアメリカに対する影響や、ある政党が共産主義の理論を支持しているなども話す必要があるのでしょうか?

師父:私たちは政治に関わっていません。どの党の人も私たちは救わなければなりません。私たちは政治的な主張もないのです。そうではありませんか? 私たちはその事象について話しているのであって、当事者を批判しているのではありません。共産邪党という邪霊について話しているのであって、人間についてではありません。皆さんはほかでもなく、人間を救いに来たのです。各党派に関することに決して関わってはいけません。実はメディアも含めて、関わっていません。メディアは正しい内容を報道しただけです。これだけです。公に誰それを支持し、その人を擁護したり、その人を持ち上げる記事を書いたりしたのではありません。そういうことではありません。メディアは正しく報道し、事実を正しく報道しただけです。大法弟子のメディアは嘘をついてはいけないのではありませんか? フェイクニュースを流すメディアと同じではないからといって、不満を持つべきではないでしょう。修煉している人なのに、なぜ感情、人心、ひいては負の要素に動かされ、理性を失ったのかについて考えるべきです。

 

弟子:大法弟子が魔難に遭うとき、まず内に向けて探すのではなく、正念を発するべきだと考える大法弟子がいます。まず内に向けて探したならば、旧勢力の思う壺にはまったのだと言っています。

師父:(師父が笑って)私はいつも、問題に遭ったらまず自分を探すべきだと言っています。(師父が笑って)自分自身に問題があるかどうかを見て、あればすぐに改めるべきです。正念を発することは、ある事を妨害する魔、または本当に魔が妨害していると分かって、本当に魔がいると分かっている場合、正念を発してもよいのです。しかも、いかなることに対しても正念を発しないでください。自分が間違っているのに、正念を発していれば、その正念に本当に作用があれば、あなたがやられてしまうのです。(師父が笑って)

 

弟子:海外にいる大陸の学習者は長い間、帰ることができず、大陸の親族も海外に出ることができません。どのようにすればよいのでしょうか?

師父:(師父が笑って)なかなか捨てられない家族に対する情で、とても辛いですね。しかし、修煉なので、どうすればよいのですか? 修煉のことだから、師父に聞くなら、師父は「心を修煉に置くべきだ」と答えるのです。そうではありませんか? 会える人なら、いつか会えるようになります。(弟子の皆さんが熱烈に拍手。師父は片手で返礼された)大法弟子はいつか、救世の英雄のように堂々と帰国します。なんと名誉のあることでしょう。(弟子の皆さんが熱烈な拍手。師父は片手で返礼された)こっそりと帰国し、発覚したならば誰も知らないところに閉じ込められ、暴行を受け、何でも白状してしまい、(弟子が笑って)なんと不名誉なことでしょう。

 

弟子:ビデオデッキ自体が大陸にもなくなりましたが、学習者はまだ師父の説法のビデオを持っています。引き続き保管しておくべきなのか、それとも焼却してもよいのでしょうか?

師父:ビデオを所持し、安全上に問題があれば、焼却してかまいません。大法弟子は自分で(師父は心臓の部位を指差して)何をやっているのかを分かっていれば大丈夫です。大法に危害を与えるためでなければ問題ないのです。他の学習者にこのように対処してよいと伝えたことがあります。

 

弟子:修煉の過程で恨みの感情をずっと抱いており、私にとってなかなか取り除けない執着です。

師父:恨みの心ですが、つまり褒められたい心、良いことがあれば嬉しいという心が養われたのです。さもなければ、恨んでしまいます。皆さん、考えてみてください。これではいけません。このように修煉してはいけません。私はいつも言っていますが、修煉者は問題を逆の角度から見るべきです。遭った良くない出来事を良いこと、あなたを向上させる機会として捉えるべきです。この道をしっかり歩み、関門と修煉の機会がやってきたと考えるべきです。良いことがあれば、「喜んではいけない。良いことは私を向上させることができない。そして落ちやすいのだ」と考えるべきです。修煉なので、逆の角度で問題を見るべきです。困難や良くないことがやって来たら、一概に排除し、反発していれば、関を乗り越えることや向上を拒否することになります。そうではありませんか? このことは迫害とはまた性質が違うのです。

 

弟子:海外の学習者は英文大紀元の発展に力を入れるべきでしょうか?

師父:私はこれに反対していません。大紀元の責任者に話したことがありますが、当初英文大紀元を重視していたならば、今は英文大紀元がニューヨークのすべてのメディアを超えるのです。すでに巨大な読者数を獲得しているので、速やかに取り組めばまだ間に合います。もちろん、このように話したのですが、誰も間違っていません。資金や資源もなく、人手も財力もないため、とても難しいのです。

 

弟子:共産主義はすでにこの世界を統治しています。まもなく法がこの世を正す時期に入ります。西洋と東洋を問わず、共産邪党の邪悪な考えが取り除かれていない人は共産邪党の関連組織に加入したことがなくても、危険があるのでしょうか?

師父:皆さんに教えますが、西側社会では共産主義に対して一般的に印象は良くないのです。もちろん、一部の人は自ら追い求めている社会主義や貧富の格差の消滅についてよく知らないのです。実は人類社会は彼らが求めているようなものではありません。人類社会には因縁関係があります。前世で行なった良いことは今生の福となるのです。この福は出世や財産などとして現れるかもしれないので、その人が金持ちになったのです。経験があったからとか、やり手だから商売が成功したのではなく、その福があるからです。才能があって、何でもできるのに、金儲けができず、不満たらたらの人も少なくありません。その福がないからです。人類社会は神に管理されているという言い方がありますが、本当にその通りです。これは公平なことです。前世でたくさんの人を殺し、多くの悪事を働いたのに、今生で金持ちになると夢見ているのですか? ですから、そういうことではありません。神が管理しており、人間が思っているようなことではありません。人間は幸せを追い求めていますが、これも間違いではありません。人間は人間の考えで問題を見ています。これは間違いではありません。貧しい人を助けるとか、これも間違いではなく、良いことで、奨励すべき行動です。そうではありませんか? 善の心、同情心、慈悲心があるからこのように行動したのであって、良いことです。貧しい人も感化され、正しく行なうようになります。これは社会にとって良いことです。人類社会は一つの修煉環境のようです。私は話したことがあるのではありませんか? 人類社会は正念を持ち、伝統を守っていれば、すなわち神の道を歩んでいるのです。

 ですから、一部の人は共産邪党や社会主義がどういうものなのかが分かっていません。社会主義について、共産邪党は非常にはっきりと説明しています。社会主義が共産主義の初級段階だと、邪党の綱領(こうりょう)にはっきりと書いてあります。中国は社会主義であり、今は共産主義ではありません。邪党自身がこのように説明しており、しかも社会主義の初級段階で、さらに邪悪な共産主義の実現を求めています。社会主義の実現を追求する人は中国で生活してみればよいのです。体験してみて、また何を言うのかを見たいですね。(師父が笑って)

 もちろん、私たちが真相を伝えるとき、偶然ではない相手に会うかもしれません。相手が西洋人で共産邪党には加入していませんが、真相を聞いたならば、それは聞くべくして聞いたのかもしれません。

 

弟子:法を得た新しい弟子です。三つのことを行なっていますが、いつも古い弟子と差があると思っています。これは根源と次元が違い、異なる生命だからなのでしょうか?

師父:このように理解してはいけません。後になって入って来て、大法弟子になったのは按排によるものです。この時に大法弟子になるべきだからです。将来の次元とは関係ありません。ですから、早く法を勉強して追いついて来て、行なうべきことを行なえばよいのです。(弟子の皆さんが拍手)

 

弟子:法輪の図形を使用せず、ただ「真、善、忍」の文字を商品のデザインに取り入れるのは適切でしょうか?

師父:適切ではありません。「真、善、忍」は宇宙の法なのに、商品のデザインに取り入れ、販売するのはあまり適切とは言えません。適切ではありません。大法弟子はいつも人々に恩恵を受けてほしいと願っていますが、このように行なうべきではありません。やはり法を敬うべきです。

 

弟子:師父に正しい教訓と負の教訓についてご説明をお願いします。

師父:これはあまりに多いのです。各方面に関わっています。あまりに多くて一億以上もあります。喜ばしいことを前に、あなたは修煉の角度からこのことを考えず、常人のように喜んでいるなら、このことは魔難に変わるのです。あなたは修煉者なのです。負の教訓もたくさんあります。正しく行なわなかったら、すなわち負の教訓になります。

 

弟子:人間の方法で大法弟子の修煉の問題を解決しようと思うなら、問題を解決できないだけでなく、トラブルを激化させてしまいます。

師父:大法弟子は修煉者なので、修煉の角度から物事を考え、法の角度から問題を解決するのではなく、常人の考えで問題を解決しようと思えば、旧勢力は横から邪魔してくるのです。そのため当事者同士はすぐに衝突してしまいますが、法に従っていないからです。

 

弟子:私は師父にとても感謝しています。情について理解し、情の根源を突き止めた気がしますが、私心と情との関係について理解できません。

師父:私心についてですが、この宇宙で、特に人類社会ではこれは大きな問題ではありません。というのは、すべては自我から生まれているからです。この社会で家庭はあなたの家庭であり、仕事はあなたの仕事です。あなたが稼いだお金、あなたがやったこと、すべてこのようになっているのではありませんか? この社会を推進する原動力まで私心に由来しています。私は何かを発明したいとか、何かをやり遂げたいとか、何かをしたいとか、そうではありませんか? 大統領になりたい人はこの社会を良くしたいと考えたからです。良いことでも、それは自我から生まれたのです。常人にとってこれは問題ないのです。修煉者の場合、皆さんは人のため、公のための人間になるよう修め、正法正覚の生命になるのです。これは修煉者について言っています。

 情についてですが、人類社会では見えませんが、情はこの大気圏、大気圏の中では、水の分子より密度が数千万倍以上も高いのです。このようなものです。すべての生命の骨身、細胞、粒子に染み込んでいます。三界内の生命であれば、どんなものにも浸透することができます。言い換えれば、あなたは情の中に浸って(ひたって)います。情に動かされず、情に動かされない人がいれば、その人は素晴らしいのです。これも修煉者にしかできません。修煉者であっても、修煉のとき、ある理が分かるようになった場合、昇華した部分が三界の外に到達したため、その部分が情に妨害されなくなったのです。ですから、修煉してまだ昇華していない部分があれば、常人のレベルに止まっている部分は全部、情に浸っており、情に動かされるのです。大法弟子は情に理性的に対処しているだけで、情に影響されないのは不可能なことです。皆さんは理性をもって対処しているだけです。修煉してできた部分だけが情の影響から抜け出せるのです。

 理性をもって対処することですが、大法弟子にとって理性が強いかどうかのことにかかっています。これは私たちが言う正念のことです。これは私たちがいつも言っている、修煉の基礎がしっかりしているかどうかの問題です。つまりこの問題です。すべてに対してこのように理性をもって対処することができれば、それは本当に素晴らしいことです。私は情がない時の状態を知っています。(師父は心臓の部位を指差しながら、笑って)衆生に対して慈悲深く、情とはまったく違う状態です。それは一種の広義的なものです。しかし、情についての感じ方ですが、それを余計なもののように感じ、煩わしく感じるのです。あなたの反感を買う話を聞いたり、見たくないものを見た時と同じように、排斥しようとするのです。ですから、皆さんは現段階では、理性をもって対処するしかありません。

 

弟子:明慧はフルタイムのスタッフ、プロのスタッフが関わらなければ、成功させることができません。しかし、事務所や運営のシステムもなければ、給料も手当てもありません。皆、個人で長期的に明慧の仕事に関わり、しかも周りに何のプロジェクトに関わっているのかを教えることもできません。そのため、多くのスタッフは他のプロジェクトに引き抜かれました。残っているスタッフは空いている時間に明慧の仕事をするだけで、能力を高めようとしません。プロ並みの能力がある人は給料と社会での地位が必要なので、フルタイムで強い責任感をもって働くことができません。内容の宣伝、レイアウトのデザインや技術面の改善が遅れています。

師父:すべてのメディアは人を救っており、素晴らしいのです。皆、法を正す中で大きな作用を働き、この上ない功徳(くどく)を樹立しました。しかし、明慧ネットだけは大法の対外的な窓口であり、大法弟子が修煉について交流する場です。大陸の大法弟子も含めて、明慧ネットは世界の隅々にいる大法弟子の交流の場なのです。これはどのメディアにもできないことで、代えられないものです。ほかのメディア以上の無量の功徳を樹立したのです!(弟子の皆さんが熱烈に拍手し、師父は手を立てて返礼された)

 先ほどの話にあったように、彼らは黙々と仕事をしており、誰も彼らの仕事の内容を知らないうえ、大法弟子の活動に積極的に参加していないと誤解されています。身も心も磨耗しており、夜遅くまで仕事をして、人手も足りないという困難な状況下で取り組んでいます。修煉にとってどういうことが最も素晴らしいのですか? 最も偉大なのですか!? 特に大法弟子が最も困難な状況下で、修煉者の声を聞きたい時、(師父が心を打たれた表情を見せられた)明慧ネットの存在は、皆さん考えてみてください、これはなんと素晴らしいことでしょう。必ず大事にすべきです! どんなに難しくても、それは威徳だからです。(弟子の皆さんが熱烈に拍手)

 しかも、明慧に関わる人は信頼できる学習者でなければなりません。直接、大陸の学習者と連絡を取っているので、とても信頼できる学習者でなければなりません。しかも、ここに専念し、本当に腰を据えて取り組む人である必要があります。特に若い大法弟子の加入が望まれていますが、彼らはなかなかここに専念することができません。ですから、非常に難しいのです。修煉ですから、本当に分かっていれば、皆、我先にと参加しますが、誰も彼の威徳が見えず、誰も見えません。彼らは黙々と働いています。(師父が笑って)

 人間は目立つことをやりたがっており、人に成績を見せたいと思っています。師父に見せなくても他の人が見えるようにしたいと思っています。さもなければ、心のバランスが崩れます。実は、この宇宙に皆さんを注目している目はあなたの想像を超えるほど多いのです。粒子の中にも目が充満しており、最も小さい粒子にも目が充満しています。宇宙のすべての生命は大法弟子が行なったすべてを注目しています。神も見ています。あなたのすべての念、行なったすべては全部、記録されています。ビデオよりもはっきりと捉えており、立体的にこのすべてを録画しています。(師父が笑って)ですから、神に見せているのであって、人間ではありません。(弟子の皆さんが拍手、師父は片手を立て返礼された)なぜなら、神は皆さんを見ずにいられないからです。大法弟子の成敗(せいはい)は宇宙の法を正すことの成敗、宇宙の存続に関わっています。大法弟子がしっかり行なえるかどうかは彼らの生命に影響するので、神は注目せずにいられるのでしょうか? 皆注目しています。

 

弟子:読者の意見ですが、明慧ネットは大法弟子が不法に連行されたことを「拉致」と書いているため、常人には伝わらないそうです。常人が考えている「拉致」とは、強盗が人質を取り、身代金を要求するという意味です。私たちが使用する用語が異なり、乖離していると感じているようです。

師父:大陸の文化との違いがあります。海外の学習者は海外にいる時間が長いので、見たことと理解したことは一般社会のやり方です。違いがあるかもしれません。共産邪党はならず者の匪賊(ひぞく)で、人をとらえる時は拉致と同じではありませんか? 悪人を捕まえる場合は、「連行」を使います。しかし、スタッフと検討し、必要があれば言葉を変えてもかまわないのです。大陸向けに改善しても良いのです。よく吟味すれば、実際にはこの言葉がぴったりなのです。

 

弟子:『悪魔がこの世を統治する』という本は海外の読者向けなのでしょうか? 大陸でも広める必要がありますか?

師父:大陸で広める必要はありません。これは主に国際社会向けです。中国人は赤い魔に統治されていると分かっています。悪魔はすでに彼らを支配しています。

 

弟子:一部の学習者は『共産主義の最終目的』の内容の概要、または内容の一部を善を勧める手紙や、評論に取り入れたいと思っていますが、本のように明確に説明することができません。

師父:本の場合、その意味を述べてから、繰り返してそれを裏付けてはじめて、はっきりと説明することができます。真相を伝える時、短時間でたくさんの内容を話すことができず、詳しく説明できなければその効果を得ることができない場合もあります。私が思うには、その本の内容は真相を伝えるための知識を補充するためのものにすれば良いのです。真相を伝えるとき、異なる相手、異なる状況に応じて、自分の方法で説明すべきです。

 このくらいにしましょう。今日は法会なので、遠方から来た人が多くいます。皆さんの時間を多く使いたくはありません。この法会の交流は実は、非常に大事です。他の地区の大法弟子の人を救う状態、修煉の状態は法会を通じて参考となるのです。今後のことをしっかり取り組む上でも非常に有益なのです。しかし、皆さんも師父の話を聞きたいと思っているので、私はできるだけ質疑応答しました。つまり、こういうことです。

 具体的なことは、やはり皆さんによって完遂されなければなりません。最も厳しくて困難な状況下で、邪悪の圧力に耐え、取り組んでいるのは皆さんです。師父はというと、実は師父もいます。共産邪党は私がアメリカに隠れていると言っていますが、実際には私は毎日、中国にいます。(弟子の皆さんが長時間、熱烈な拍手を送る)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/28/370391.html)