【明慧日本2018年7月25日】中国共産党は1999年7.20を境に、法輪功の真・善・忍を信仰する人々を迫害し、いまだに続けている。日本の法輪功学習者たちは理性的かつ平和的に善行を重ねながら、この19年間を歩み続けて来た。強い信念をもって迫害に反対し、日本の人々と政府に真相を伝える活動を通じて理解してもらい、また、法輪功への支持を粘り強く取り付けてきた。
2018年7月14日と15日、法輪功学習者は大阪と京都に分かれてパレードを行った。大阪と京都では外国人観光客の集まる観光地に向かった。壮観なパレードの隊列は大阪の有名な日本橋と心斎橋などの旅行客の集まる場所を通り、多くの人々の注目を集めた。また、中国伝統文化を受けた古都京都は、さらに外国人観光客があこがれる観光地でもある。炎天下で多くの人々が法輪功の真相を知り、法輪功のパレードの壮観な情景を見て、日本と海外の観光客は法輪功に対する限りない支持を示し、このような活動がどこでも行われることを希望した。
大阪城公園と大阪城の天守閣も多くの観光客が集まる場所であり、日本各地から集まった法輪功学習者が大阪城公園と天守閣の近くで集団煉功を実演し、その情景はとても心優しく、穏やかに人々の目に映った。そんな中、1人の男性が煉功風景の写真を撮っていた。その人に学習者が煉功について説明すると男性は「知っているよ、これは真・善・忍でしょう。私は中国から来ました。みなさん頑張ってください」と言って、観光客に人気のある大阪城の天守閣の方へと歩いて行った。
日本の人々が迫害に反対する法輪功を支持
沿道でパレードを見ていた地元の青木さんに、学習者が迫害の真相を伝えると、青木さんは「関心はあります。応援したい気持ちもあります。ですから、迫害の真相を伝える活動をもっと推し進めてください。それがベストだと思います。中国ではこのような運動はすぐには出来ないでしょうから。私は中国人の人と一緒に仕事をしていますから、法輪功が迫害を受けていることも知っています。このような整然としたパレードは意義があると思います。そして、私も共感を覚えます」と語った。
天国楽団の演奏を聴いて「すごいね」と感嘆した鈴木さんに、学習者が迫害の真相を伝えると、鈴木さんは真相を理解し、改めて手に持っていた迫害の真相を伝える資料を読み始めた。
パレードの大きな音が聞こえたので、通りに出て来たという会社員の松本さんと山本さんに、学習者が迫害の真相を伝えると、松本さんと山本さんは「ぜひとも、このような迫害の真相を伝える活動を広めていただきたい。私達も資料を読んで勉強します」と語った。
パレードに手を振っていた北野亮一さん(19歳)に話を聞いてみると、「僕はそういうこと(迫害)が嫌いです。本当に暑くて大変ですが、頑張ってください」と声援した。
地元の茜城(きんじょう)さんに学習者が法輪功迫害の真相資料を説明すると、茜城さんは「このようなパレードで前向きに真相を伝えることは良いことです。家に帰ったらもう一度資料をよく読んでみます」と語った。
毎年愛知県から祇園祭に来ている元和菓子職人の男性は、八坂神社の前でパレードを熱心にスマートホンで撮っていた。中国事情に詳しいこの男性は、中国共産党の暴力的な性質をよく理解していると言って、名乗るのを避けた。 そして、中国共産党が解体されるのはもう時間の問題だと繰り返し強調した。
世界各国からの観光客が学習者を応援
京都は最も外国人が集う観光地である。インドネシアから来た若者3人に、学習者が迫害の真相を伝えると、若者たちは「こんなことが起きているなんて、とても信じられません」と驚き、学習者から資料を受け取った。
また、学習者がアメリカ人観光客に資料を手渡すと、アメリカ人観光客は「アメリカでも法輪大法デーがあり、知っています。とても良いことです」と語った。
四条大橋でパレードを見つめていたコメリスさんは、アムステルダムから来た旅行者だ。法輪功が迫害されていることを学習者から聞いたコメリスさんは「残念なことです。こんなことは一刻も早くやめてほしいです」と語った。
イングランド出身で上海に住んでいるトレイシーさん「迫害はもっと早い段階でやめるべきです」
デンマークから観光に来ていたカーステンさんは、法輪功を初めて知ったという。カーステンさんは「中国共産党はなぜ迫害するのですか? 法輪功はどのようなものですか?」といった疑問を学習者に投げかけた。
そこで、学習者は「法輪功は真・善・忍を実践する気功で、中国共産党は真・善・忍とは真反対の考え方や思想を持っているため、迫害しているのです」と説明した。
カーステンさんはデンマークでも法輪功を修煉できることがわかると、笑顔で立ち去った。
友達同士で遊びに来たという茨木さんと田中さんはパレードを見て「京都の町がにぎやかになりました」と語った。そして、学習者が迫害の真相を伝えるとうなずきながら真剣に話を聞いていた。
法輪功学習者自身が経験した迫害を訴える
「僕が1歳の時に母とおじさんが連行されました」と語るのは、黒龍江省ハルピン市出身の吉田千喜さん(20歳)である。 吉田さんは「おじさんは連行されて、ムチ打ちにされました。懲役2年の実刑を下された母は、壁に法輪功への誹謗中傷が書かれた独房に閉じ込められ、サイレンなどの耳障りな高い音を始終聞かされ、苦しめられました。先月(訳注:2018年6月)も黒龍江省で同様に連行される案件が起きました。日本在住の家族は、一刻も早い解放を望んでおり、私も学習者の一刻も早い解放を望んでいます」と語った。
東大阪に住む劉志穎さんの両親は今年6月に不当に連行され、劉志穎さんは「先月2018年6月14日、両親と連絡が取れなくなり、親戚が両親の家を訪ねました。親戚が中に入ってみると、手錠をかけられた父がソファーに座らされ、3人の私服警官が家宅捜査をしていました。両親は、先月2018年6月12日に広場で法輪功の資料を配ったという理由で連行されました。そして、警官たちは法輪功関連の書籍とMP3、現金(金額は不明)を押収して行きました。私は現在、日本で救援活動を行っています」と語った。さらに劉志穎さんは「現在、父は解放されましたが、母は有罪になる可能性があります」と語った。そのため、劉志穎さんは日本の各方面の有志ある方々に、援助の手を差し伸べていただけるよう求め、母親の侯麗鳳さんが一刻も早く救出されるよう呼び掛けている。
当日の京都は38度という体温を越えるうだる暑さとなったが、熱風と共に学習者の情熱もパレードを通じて、京都市民に大いに伝わったようだ。