【明慧日本2018年7月28日】(オーストラリア=明慧記者)7月14日、オーストラリア・メルボルンの一部の法輪功学習者は市立図書館の前で、「7.20反迫害19周年」の集会を開催した。政界や民間団体のトップが出席して、法輪大法に対する敬意と推崇の意志を表明し、法輪功学習者の信仰の自由のための弛まない努力を称え、豪州政府ならびに各界の人々に対して援助の手を差し伸べるよう呼びかけた。
1999年7月20日、当時の中国共産党主席の江沢民は法輪功に対する残酷な迫害を発動した。明慧ネットの統計によると、今日まで民間ルートから伝えられた情報では、迫害されて死亡した法輪功学習者は、検証済みだけで4236人が存在する。共産党は迫害の事実を隠蔽しているため、この死者の数字は氷山の一角にしか過ぎない。
ビクトリア州法輪大法佛学会責任者の樊氏は、「7.20」迫害反対集会を開くのは、もっと多くの人たちに中国で発生している法輪功に対する迫害は、未だに続いている情況を知ってほしいからだという。彼は「明慧ネットの報道によると、5月だけで600人以上の学習者が強制連行されました。もっと多くの人々が立ち上がり法輪功を支持していただくよう希望します」と話した。
豪州自由党メンバー「中国共産党は即時に法輪功に対する迫害を停止すべき」
豪州自由党のメンバーで、人権活動家のアンドリュー・ブッシュ(Andrew Bush)氏は彼が出会った人の中で最も善良で、最も情熱のある人たちが法輪功学習者だという。「想像してみてください、刑務所に囚われた学習者には両親、妻、子供、親戚がいます。彼らはどれほどの苦を嘗めるでしょうか。彼には同僚、隣人、社会でかかわりを持つ人々がいるので、彼らも影響を受けます。中国共産党は人民を強権の恐怖の中で生活させ、執政党はこうすべきだと思わせているのです」
「共産党は彼らの行いを反省すべきで、この迫害を即時に停止すべきです」
「共産党は人民にサービスすべきです。人民を殺害したり、労役を科してはなりません。私たちは欧州共産国家の解体を見てきました。未来の中国もこの道をたどり、中国に真の自由が訪れるのです」
豪州民主工党連邦財務秘書「中国共産党の暴行を『ノー』と言おう」
豪州民主工党財務秘書のジェラール・フラッド氏は、中国政権は虚言と暴力の基礎のうえに設立され、法輪功の「真・善・忍」の原則に反し、1999年7月20日から、江沢民政権下で法輪功に対する迫害を発動し、潔白で無実な億万人の法輪功学習者を迫害しているという。
フラッド氏は豪州の有権者に、「あなたたちの人道主義、自由主義制度を豪州の決定権のある者に、中国共産党の暴行に対して『ノー!』というよう推し進めてください。連邦政府の選挙が近づいているので、これはよい機会です。私は有権者に法輪功学習者に援助の手を差し伸べるよう懇願します!」と呼びかけた。
豪州ベトナムコミュニティー主席「中国人民の自由のため声を出そう」
「法輪功はとても平和的な修煉法です。法輪功は人間に天に通じる一本の路を備えましたが、これが無神論の本性を持つ共産党に恐れられ、そのため彼らは狂ったように迫害しているのです。豪州は自由な国家であり、一党独裁政治が我々の政権に影響を及ぼしてほしくないのです」
「もし私たちが沈黙すれば、本来なら擁すべき自由が持てなくなり、もし私たちが知っても心に留めなければ、自由の代価をもって償わなければなりません。どうぞ我々とともに、中国人民の自由のために声を出しましょう」と呼びかけた。
コミュニティー記者「国際社会に真相を知らせ、援助の手を差し伸べてもらうことが重要」
集会はメディアに注目された。コミュニティー新聞(CBD News)のデ-ビッド記者は、当日の活動を報道した。人々にこの素晴らしい功法を知らせ、どのようにして功法を学べるのか、そして法輪功が未だに迫害を受け続けている事実を伝えたいという。
同記者は、「国際社会に知ってもらい、中国人が自由に坐禅、信仰、修煉ができるように手助けしてもらうことが重要です」と話した。
市民「強大なエネルギーを感じた」
活動の当日、集会の前に迫害を制止するパレードが行なわれ、威風堂々とした隊列は市中心部の繁華街とチャイナタウンを通り、多くの市民と観光客が立ちどまり観賞した。パレードは法輪功の真相と大法の素晴らしさを伝え、修煉者の理性と穏やかさを現し、人々に深い印象を残した。
シドニ―科学技術大学建築部で勉強中のジャニー・ペレス(Janine Perez)さんは、この日ボーイフレンドとチャイナタウンで食事をしたあと法輪功のパレードに出会い、とても感激を受け、隊列について終点まで歩いた。
彼女は「私は強大なエネルギーを感じ、それに惹きつけられて終点まで歩きました。パレードから中国の人々が残酷な迫害を受けており、今も続いていることに、私たちは驚きほんとうに同情しています。このような活動はとてもよく、効率よく人々に発生しているすべてを知ってもらうことができます」
「私たちは豪州にいて、中国で発生している人権侵害は私たちと遠く離れていますが、しかし活動を通して中国の人民が直面している情況を豪州の人にも知ってもらえば、真相を知った人々はどのように手助けすれば良いかを考えるでしょう」と語った。
メルボルン市民のオーディン・マクドナルド(Odin McDonald)さんは真相を知ったあと、迫害の停止を呼びかける請願書に署名した。「迫害が今も続いているとは思いませんでした。迫害は人道に反し絶対に間違っています。私は中国で法輪功学習者が信仰のため投獄させられていることに深い悲しみを感じます」と話した。
集会は中国遼寧省から来られた馬さんと宇さんを惹きつけ、彼らは観光でメルボルンに来て3日目だが、海外の言論の自由と信仰の自由を感じたという。宇さんは「とてもよかったです」と話、2人は中国での法輪功とは何なのかか知らなかったといい、このような集会は法輪功の真の姿を知る手助けになり、今起きている三退のブームを知ることができると話した。