文/匿名の大法弟子
【明慧日本2018年7月30日】私は1995年に大法を学び始めてから、やっと自分に強い嫉妬心があることに気づきました。他人の長所には納得せず、喜ばず、口にもしたくなく、皆が自分より劣っていてはじめて幸せを感じます。修煉の年数を重ねるうちに、私は嫉妬心を随分取り除き、真心から他人の長所を喜べるようになったと思っていました。しかし最近突然、自分の嫉妬心がまだまだ依然として強烈であることに気づいたのです!
それは母の身体に深刻な病業の仮相が現れてからのことでした。私の目に映る母は非常に精進している大法弟子で、三つのことの実行においても、母は私より随分真剣にやっていました。痩せこけて骨と皮しか残っていなくて、息もかなり弱まっている母のそばに行った時、私は突然自分自身でさえ気づきにくい嫉妬心を捉(とら)えました。それが私の脳を一瞬よぎった一つの考えでした。「ほら! 笑っちゃう話だ! いくら努力しても、最後にはやはり私には及ばない!」 これはどんなに恐ろしい魔性でしょう! どれだけ長年修煉したとしても、それがまだ私をコントロールしているのです。他人に良い事があれば不機嫌になってしまうのがこの嫉妬心で、他人に難があれば嘲笑い、喜んでしまうのもこの嫉妬心です。
恥ずかしい話ですが、私は今になってやっと意識したのです! しかも自分の母を相手に、私のこの魔性が現れたのです!! 本当に恥ずかしくてなりません! この文を書いて自分に気づかせ、必ずこの嫉妬心を取り除き、気づく度にそれを捉えて一掃したいのです。嫉妬心にくれぐれも注意しましょう!
個人的な体得です。同修の皆さんと分かち合いたいと思います。