【明慧日本2018年9月10日】(云南省=明慧記者)昆明市の法輪功学習者・周迎建(66歳女性)さんが、2018年7月30日、昆明市五華区裁判所に不当に懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、罰金8000元を科された。周さんは判決を不服として控訴した。
周迎建さんは昆明市輸送機械会社を定年退職した元労働者である。法輪功が中国共産党に迫害されてから、周さんは不当に繰り返し連行され、4回も拘禁され、2年間の労働教養を強いられた。労働教養所で迫害されている間に、元々病気がちだった父親は娘をひどく心配し、中国共産党を怖がり、焦ったりしたため、病状が酷くなった。これが原因で、夫に離婚をせまられて承諾した。そして、2011年10月30日に連行され、不当に3年の実刑判決を宣告された。
2017年9月17日、周迎建さんが再度連行され、不当に家宅捜索を受け、官渡区公安局に刑事拘束された。9月27日、逮捕令状が出され、昆明市拘置所に移送され拘束された。
2018年5月1日、五華区裁判所は五華区検察庁が不当に刑法300条を利用し罪に陥れたため、周迎建さんは保安局の人員に連行され、公安局に移送された。その時、周さんの手荷物の中にDVDなどの法輪功資料が17部入っていることが分かった。その後、不当に家宅捜索を受け、周さんが使用している法輪功の本などの私物も押収された。
法廷で弁護士は、最高裁判所と最高検察庁の司法解釈に基づいて、周迎建さんの法輪功に対する信仰は無罪であり、昆明市公安局は周迎建さんの配布した法輪功の真相が書かれた小冊子などを邪教を宣伝する物品として認定することは、法律の上では何の根拠もなく、法律に違反していると主張した。
周迎建さんも法廷で、法輪功を修煉することと真相を伝えることは、何も悪いことではなく、無罪であると主張した。
7月30日、周迎建さんは昆明市五華区裁判所に懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、罰金8000元を科された。しかし、五華区裁判所が昆明市公安局の違法な認定に基づいて、周迎建さんを迫害することこそ、犯罪である。
現在、周迎建さんは判決を不服として、昆明市地方裁判所に控訴した。
周迎建さんが法輪功の真相を説明することは、憲法上で公民が真・善・忍を信仰するのは自由の権利であると認められており、法輪功のチラシを配布する権利もその中に含まれる。そして、法輪功の修煉者が真・善・忍の理念に従って良い人になり、社会と人民に対しても有益なことである。それなのに、すべての良し悪しを判断する善悪を逆転させ、最良のものである法輪功を邪教にでっち上げ、善良な法輪功の修煉者達を裁くことの方が、昔から現在に至る地球上で、最大で最悪の邪悪な行為であると言える。
五華区裁判所裁判長:惠金福
裁判員:李中原
陪席裁判官:周如海
昆明市五華区検察庁検察員(起訴人):楊曦