【明慧日本2018年9月11日】江蘇省連雲港市の法輪功学習者・仲崇斌さんは、江沢民を告訴したという理由で、懲役3年の不当な実刑判決を宣告された。仲さんは洪澤湖刑務所で迫害されて衰弱し、体重がわずか35キロ以下までやせ細り、2018年6月12日に家に帰されたが、8月14日に死亡した。
仲さんの妻・夏正艶さんは葬儀のため、8月22日に解放されたが、仲さんの姉・仲進軍さんは葬儀に出ることを許されず、未だに留置場に拘禁されている。
仲さんは1961年生まれの退役軍人で、連雲港市法律事務センターに勤務していた。妻・夏さんは市薔薇中学校の元音楽講師であった。仲さんは1999年に法輪功を学び始め、同年に中国共産党による法輪功への迫害が始まってからも、学び続けたいう理由で迫害を受けていた。
2004年7月、仲さんは労働教養所から解放されてわずか半年で、再び新浦区610弁公室の警官らにより身柄を拘束されて、ひどく拷問された。その後、懲役4年の不当な実刑判決を宣告され、洪澤湖刑務所に拘禁されて残酷な拷問を受けた。
2015年6月12日午前、仲さんは江沢民を告訴したという理由で身柄を拘束され、家財を押収された。その後、懲役3年の不当な実刑判決を言い渡され、2018年6月12日に、余命いくばくもない35キロ以下までにやせ細った身体になって、やっと解放された。
情報筋によると、仲さんは洪澤湖刑務所で肺結核に感染し、重体に陥ったという。また、洪澤湖農場へのアクセスが不便であるという理由で、家族からの仕送りも返還された。家族はやむを得ず、お金を届けに行った。仲さんの長女は手紙を出し、父親の一時出所を強く求めたが、無視されたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)