【明慧日本2018年8月21日】(フランス=明慧記者・周文英)夏になると、フランスの法輪功学習者は毎週日曜日にエッフェル塔近くの人権広場で、世界各地から訪れる観光客に煉功動作を実演し、法輪功が中国で受けている迫害の真相を伝え、迫害に反対する署名活動を行なっている。8月12日の日曜日、学習者はいつものように活動を行なった。
この日、多くの観光客が人権広場を訪れ、学習者の功法実演に惹かれて、ビデオや写真を撮り、この貴重な瞬間を記録に残した。
アルジェリア在住の商人リアーニ・ベルカセムさんは、フランスに移住して38年になる。彼は家族と人権広場を通り、法輪功学習者の功法の実演に、たいへん興味を示した。「法輪功に出会うのは今日初めてで、本当に驚いた。彼らの座禅は微かな記憶の中で入静したように、私は電気に触れたように、何かを与えてもらい、私を惹きつけています」と話した。学習者が彼にそれはエネルギーだと告げると、彼は「そうだ! それは間違いなくエネルギーです。彼らは入静して別の世界に行ったように、普通ではなかったのです。私は震撼し、とても好きになりました」と話した。学習者は「真・善・忍」の基準に基づいて修煉していると告げると、彼は「とても美しく、とても素晴らしい!」と言った。
学生のザイン・アブデッツァさんは「法輪功は煉功するすべての人に有益であり、これは彼らの信仰です。私は法輪功と出会ったことをとても嬉しく思います。私たちも法輪功を煉功することができるということです。私たちは今まで法輪功を知らなかったのだから、試す価値があると思います」と話した。
モロッコアガディ地区の観光局長アスマ・オウボウさんは、娘を連れて観光でパリを初めて訪れた。彼女は「パリは有名な都市で、あなたたちがここで署名活動を行なうことは、偉大な行為で、私はあなたたちの側に立ちます。私たちはあなたたちの高尚な行為に声援をおくり、迫害の早期停止を希望し、平和な世界の到来を希望します」と話した。
ジーン・フィリップ・アンデルニさんは「あのように多くの人が苦痛に絶え、共産主義体制の下で、臓器を強奪されるとは、あまりにも恐ろしすぎます。中国で信仰のためにこのような迫害を受け、人道の角度から見ても、これはとても恐ろしいことです。何と言えば良いか分からないのですが、言葉ではこの残忍さを表現することはできません。この血まみれな虐殺に対し、人々は迫害に反対すべきです」と話した
不動産業のパトリスさんは、中国に行ったことはないが、中国のことをよく知っているという。「そこには全く自由がなく、言論の自由もないのです。私が署名したのは、人道に反する犯罪、また本人の同意なしに臓器を強奪し、臓器売買を行なっている中国共産党の悪行に反対します」と言った。
パリ在住の中国の東北人・淑菊さん(偽名)は、法輪功学習者のことを知っている。ある学習者は不当に監禁されたあと、断食を行なって抗議したため、拷問されて歯を折られ、手を骨折した。それでも法輪功の修煉を堅持し続け、心が揺らぐこともなく、とても強い人たちだと話した。
中国からの観光客も多く訪れるが、中には真相を閲読して写真を撮り、学習者が説明してくれる真相を理解して、中国共産党の党員、青年団員、少年先鋒隊から脱退する人もいる。