【明慧日本2018年10月15日】(フランス=明慧記者・德龍)フランス西部のアンジェ市にある城で「明慧サマ―キャンプ」が2週間にわたり行なわれ、60人以上の子供弟子と法輪功学習者が参加した。子供弟子に異なる地区の景色と生活習慣を体験してもらうため、毎年夏休みに異なる地区で開催されている。
主催者の話によると、サマーキャンプにはもう一つの目的がある。子供弟子の横の繋がりを強め、彼らが日常生活の環境の中で、真・善・忍の基準に基づいて自己を修めることで、このサマーキャンプを通して、彼らに交流する環境を提供することだという。
サマーキャンプの生活を通して、修煉を学ぶ
サマーキャンプ期間中、子供弟子は毎朝8時から五式の動作を煉功したあと、李洪志師父の説法を学んだ。
修煉の体得について交流する時、彼らは穏やかな口調で、自分の修煉の過程について語った
15歳のオ-レリーさんは、幼いころから母について消極的に修煉していた。今は自分の考えで修煉するようになったが、その困難な過程と、管理されるのを恐れていた心を如何に克服したかについて分かち合った。
14歳のジュンイー君は、学法している時、各空間に自分の身体が存在する法理を理解し、大法は宇宙のあらゆる現象を説明することができるが、現代科学は修煉について説明できないことについて交流した。
14歳のダニエルさんは、「みんなが一緒に煉功すると、自分の精力を集中させることができ、みんなの修煉体験を聞いて、私が内に向けて探す手助けになり、自己を高め良い方向へ向かわせることができました」と話した。
12歳の依依(音訳)ちゃんは、「サマーキャンプに多くの子供が参加し、私はここで心性を速く高めることがでできました」と話した。
6歳のオーギュスタン君は、「ある日、姉さんと喧嘩しそうになったとき、法輪大法を思い出して、落ち着きを取り戻し平静になった」と話した。
10歳のジョセフィンさんは、交流を通して発正念の重要さを認識し、今は真面目に発正念をするようになったという。
サマーキャンプで中国伝統文化の価値観を学ぶ
今年のサマーキャンプは、中国伝統文化や著名な歴史人物の物語を学ぶ内容を増やし、さらに中国の古典舞踊、書道および中国語を学ぶ授業を取り入れた。子供弟子の年齢は5歳から19歳。中にはフランス人の子供もいたが、授業での質問や交流は当初予想したより遥かに理解力が高く、古典物語のストーリに対する理解もできていた。
講師の奉先生は、古典の物語を選び、「妲己が朝廷に災いをもたらす」、「掘地見母」(秦文公が天を郊し、鄭庄公が母に会う)などの故事を勉強し、紂王は神に不敬な行ないをしたため、朝廷に災いをもたらし、忠臣の忠告に耳を傾けず、逆に拷問をもって、残忍な手段で国のために尽くした忠臣たちを惨殺し、結果として国を滅ぼした。「掘地見母」の物語は、鄭庄公は親孝行したことで民に尊敬され、天を感動させ人心を得たことを子供弟子に分からせた。
大法の素晴らしさをアンジェ市民に届ける
サマーキャンプ最後の日、子供たちはアンジェ市内で真相を伝える活動を行なった。子供たちは五式の煉功動作を実演しただけでなく、練習した寸劇を披露し、「あなたのためにやってきた」という曲を合唱した。学習者がアンジェ市で中国共産党による法輪功に対する迫害の真相を伝えるのは初めてである。
子供たちはブースでたくさんの蓮の花を折り、往来する子供たちや真相を理解した人々に贈った。子供弟子が寸劇を公演している時、司会者は法輪功が中国で受けている迫害を説明し、法輪功学習者の臓器が強奪されていることを伝えた。
1人の警察官はブースを訪ねて、子供たちの寸劇が好きだといい、中国共産党による法輪功学習者に対する残酷な迫害は知らなかったという。中国共産党の生体臓器強奪に驚き、デービッド・マタス氏と、デービッド・キルガー氏の中国共産党による臓器強奪の調査報告に大いに興味があると話した。
真相を尋ねた人々は、たまたま通りかかった人もいれば、当地の新聞の報道を読んでわざわざ来た人たちもいた。中には法輪功の煉功に興味を持っている人たちもいて、煉功を学ぶ方法を尋ねた。
2人の60歳代のフランス人女性は、中国で法輪功が受けている迫害の事実を聞いたことがあり、今回の真相を伝える活動終了後、アンジェ市のある協会の責任者は、中国共産党の生体臓器強奪、ならびに法輪功学習者が受ける迫害の真相を伝える活動をして学習者とともに、この迫害を制止したいという。