二〇一八年新唐人と大紀元法会
 

 (二〇一八年十月二十七日、李洪志)

 新唐人テレビ、大紀元メディア法会に参加する大法弟子の皆さん、こんにちは!

 (弟子の皆さん:師父、こんにちは!)

 中共邪党による大法弟子への長年にわたる迫害のなかで、二つのメディアは非常に良い役割、重要な役割を果たしました。邪悪の迫害を効果的に暴露したと同時に、民衆に法輪功に関する真相を伝え、衆生を救い済度する作用も果たしました。

 中国共産党は邪悪な政権、ならず者政権にほかなりません。共産党の虚言に惑わされた衆生は真偽を判断したり見分けることができなければ、中共邪党とともに淘汰されてしまいます。ですから、この面で大紀元と新唐人テレビはとても良い作用を働き、本当に力強く衆生を救い済度したのです。

 もちろん、メディアとして行なうべきことにしっかり取り組むためには、自分自身をしっかり修める必要があります。ですから、修煉は皆さんにとって、メディアに関わるすべての大法弟子にとって、最も重要なことです。修煉の出来具合はあなたの人を救い済度することの効果を左右し、あなたの仕事の効果も決めています。これは間違いのないことです。長年の経験から、皆さんはこのことを深く体得しています。どんな仕事に就いていても、メディアの大法弟子も含めて皆、このことを分かっています。緩まず修煉をしていれば、多くの場合、少ない力で大きな効果をあげることができます。ですから、私たちは修煉をおろそかにしてはいけません。これは何よりも重要なことです。

 メディアは人を救うため、真相を伝え迫害を制止するためにあると皆さんは分かっていますが、その最終目的は何でしょうか? 皆さんはメディアの仕事を通じて自分の修煉の道を歩んでいます。あなたが取り組んでいるこのことは、すなわちあなたの修煉の道です。これは間違いのないことです。メディアでの役割や係分担に関係なく、それがあなたの修煉の道です。この道をしっかり歩むために、身を入れて修煉すべきです。いつになっても緩んではいけません。最終的に円満成就するからです。

 今日はたくさんの若者がいますが、多くは初めて会う人です。若者についてあることがまず思い浮かびました。中国大陸でこの数十年間、中共邪党の考え、その理論はどれも邪悪で、反伝統的、反人類的なのです。人間に邪党のものを受け入れてもらうため、邪党はまず中国の伝統文化と人類の普遍的な価値観を覆しました。邪党はずっとこのように行なっています。中国の一連の政治運動で打倒されたのは優秀な知識人でした。文化大革命で文物、遺跡、古典籍が全部破壊され、人々は代々受け継がれてきた価値観の記録を見ることが出来なくなりました。同時に、学校で中国の歴史を教えないようにし、最初は通り一遍の内容だったのですが、だんだん学ばなくなり、そして批判的に学び、しまいには中国の歴史を酷評したのです。代わりに中共邪党が最も素晴らしく偉大だと教え込んだのです。その結果、今、多くの若者が中国の伝統文化と歴史について何も知らないのです。海外に来た中国の若者は神韻公演を見て、中国にこんなに素晴らしい伝統文化があるのだと驚いています。今になってやっと気づいたようです。中共邪党はここまで邪悪なのです。ですから、邪党が中国から政権を盗み取ってから、私と同世代の人までひどく洗脳され、正常な社会の人と考え方が大きく掛け離れています。今の若者はなおさらです。

 ですから、私たちはこの面において、メディアの方向性、文化の基点、普遍的な価値を判断するとき、伝統文化を基礎にする必要があります。必ず伝統的な価値を基礎にしなければなりません。神韻はただの芸術公演なのに、中共邪党はなぜそれほど恐れているのでしょうか? 神韻が表現しているのは人類の伝統文化だからです。中共邪党が破壊しようとしているのは伝統文化であり、抹消したいのも伝統文化です。これができてはじめて邪党の邪悪なものを氾濫させ、はびこらせることができます。ですから、邪党は中国を数十年、半世紀以上統治して、中国人が全部赤龍の子飼い、邪党の細胞になったと思ったのです。邪党ははばかることなく中国人を蹂躙し、殺し、殺害し、迫害してきました。邪党を批判しても邪党の文化から批判しているのであって、本当の批判ではありません。邪党はここまで遂行しました。神韻が邪党の文化を徹底的に覆したため、邪党はこの100年来の努力が水の泡になったと大きな打撃を受け、全てが徒労に終わったと感じたのです。ですから、邪党の文化をまず見分け、はっきり認識する必要があります。それを認識するには、ほかに手立てはなく、正真正銘の人類の伝統文化を用いるしかありません。

 ですから、メディアを運営する際、ジャーナリストや知識人として、皆さんは伝統文化に基点を置き、普遍的な価値観を基礎にしてはじめて邪党の文化を認識し、それを打ち破ることができます。もちろん、現代的なものが多く存在し、中共邪党の中華民族に対する破壊のほか、西側社会にも多くの現代的なものがあります。皆さんに教えますが、これは邪党が西側社会を堕落させたことの結果であり、邪党が仕掛けたのです。人類の文化にこの100年、200年来、変化が起こりました。以前の人類社会では、善悪と正負が同時に存在していました。陰陽均衡だからです。しかし、この100年、200年来、徐々に邪悪な共産幽霊が魔に取って代わったのです。つまり、負の部分、魔の部分が全部邪霊に占拠されました。ですから、この間、邪霊ははばかることなく人類を破滅させています。

 皆さんがこれらのことを着実に遂行するために、まず自分自身をしっかり修めることです。もう一つはこの全てをはっきりと認識することです。理念、文化、報道、いずれにせよこれらのことについて普遍的な価値からその良し悪し、正誤を判断すべきです。皆さんは困難のなか長年歩み続けて来て、メディアを立ち上げたのも衆生を救い済度し、邪悪を暴露するためです。最初の志はこれであり、目標もこれです。これは変えてはいけないことです。それなら、皆さんは必ずこの方向に向かって進むべきです。もちろん、先ほど言いましたが、中共邪党の邪悪分子が中国でそのように行なっただけでなく、現代的なものも邪霊が仕掛けたのです。この100年、200年来、人類の魔は共産邪霊に変わり、以前の正負の均衡、陰陽の均衡が崩れました。ですから、中国や共産邪霊の陣営だけで作用しているわけではなく、全世界で作用を働いています。邪霊は全人類の負の役、ほかでもない全人類の負の役を演じています。ノストラダムスは「マルスが世界を統治する」と言ったのではありませんか? 負の部分は本当に邪霊が統治しています。もちろん、正の部分は神が統治しており、陰陽均衡だからです。しかし、今日になって人類の道徳基準が下がり、邪霊は人類を駆り立てて邪悪なことをやっています。天秤のバランスが崩れ、つまり陰陽が不均衡になってしまいました。悪が善を上回り、このような状況になったのです。

 もちろん、通常の場合、これを見た神は修正するのです。これは許されないことだからです。しかし、人類全体が下へ落ちてしまい、しかも人類が自らこの方向へ進んだのです。しかし、人類はまたはっきりと認識したうえで行動したのではなく、邪霊に駆り立てられ、邪霊が注ぎ込んだ文化が作用してこのようになったのです。現在、社会で見られる現代思想、現代主義などのものははっきり言って、いずれも共産邪霊が自由社会で同様に人類を壊滅させようとして行なったことの結果です。

 どれも偶然なことではありません。西側社会は共産邪霊と関係ないように見えますが、実は全部邪霊が仕掛けたのです。共産邪霊は中国社会で知識人や富裕層を殺害し、伝統文化を破壊してきました。西側社会では高税率の政策を実行し、いわゆる現代主義の意識と行動で伝統を破壊する手口を取っています。修煉者には分かりますが、お金があるかどうかは前世の業力による応報です。この強奪というやり方は天の理に反しています。しかし、今はこの乱れた社会、乱れた世相になり、風紀が日増しに退廃しています。そのうえ、宇宙の成住壊滅がここまで進んだため、今の社会状態になったのです。悪くなった社会は壊滅されます。ですから、人類社会だけでなく、宇宙の高次元にある社会まで異常になっています。こういう情況です。ですから、時々思うのですが、大法弟子が運営しているメディアは真に人類を救っており、大法弟子は紛れもなく人類の唯一の希望です。

 表面から見れば、私たちは孤軍奮闘しているため、自分自身を着実に鍛え上げるべきです。自身の修煉、人間としての行動基準などにおいてしっかり修煉すべきです。さもなければこのことを完遂することができません。もちろん、物事が極まれば必ず反転する、という言葉もあります。そうでしょう。皆さんも目にしましたが、今、正の要素が台頭し、しかも非常に強い勢いで伝統を取り戻しています。全世界で伝統文化が重視されるようになり、人類もますます認識するようになりました。それなら、私たちは今まで以上にしっかり取り組み、私たちの役割をいっそう発揮すべきです。天象の力添えもあり、必ずこのようになります。なぜなら事はこのように進まないといけないからです。

 もちろん、法輪功への迫害についてすでに話しましたが、中共邪党が法輪功を迫害したのは邪党が法輪功のために用意されたからです。長い間続いていますが、法輪功のために用意されたのです。このことについて皆さんも考えれば理解することができます。今、法輪功への迫害は邪党が仕切っており、すべての国家機器が実行しています。今日まで進み、大法弟子の試練や修煉も大体、終わりました。救うべき人も残り少なくなりました。このすべてはほぼ終わり、そろそろ最後の片付けをしています。共産邪霊の存在意義もあまりないため、それを取り除く時がやってきました。皆さんはまだ若いのでよく知らないのですが、私が若い頃の中国では、周りに誰もいない時でも中共邪党の悪口を言えなかったのです。いたるところであなたを監視する邪霊がいたからです。今、これらのものが消滅され、お酒の席で話題が邪党に移ると誰もが中共邪党を批判しています。批判しない人は異常だと思われてしまうほどです。ですから、みんな中共邪党を批判しています。なぜこのようになったのでしょうか? 中共邪党の邪霊、邪悪の要素が消滅され、残りが少なくなったから、人々が批判するようになり、環境が好転したと感じたのです。しかし、共産邪霊が存在しているかぎり、邪悪なのです。毒物と同じように、存在しているかぎり毒性を持っています。邪党を変えようと思っても、邪党は変わらないのです。それが邪党の本質であり、邪党の生命がそのように作られたからです。必ず取り除くべきです。ですからここまで進めば、中共邪党自身もますます混乱に陥るのです。神も邪霊を消滅させており、法を正す洪大な勢いも絶えず邪霊を根絶しています。ここまでに至ったのです。邪霊を賛美する人、邪霊の肩を持つ人は邪霊とともに消滅されます。

 いずれにせよ、メディアの展望はますます開けるでしょう。当初、メディアを立ち上げたとき大変な困難が伴いました。資金も人手も不足していました。少なくとも今、たくさんの若者が参加しています。わあ! 皆さんがこのことに取り組んでいるのを見て非常に嬉しく思います。また、今の難しさや社会環境は当時と違います。当時、邪党の支配下にある党の代弁者であるメディアは、全世界で虚言を流布させ、正しい報道は一つもなかったのです。全世界も中共邪党のメディアの報道を転載していたため、全世界で法輪功を迫害しているのと等しいのです。海外にいる大法弟子も大きな圧力を感じ、中国共産党の宣伝を信じた人々はその宣伝どおりに大法弟子を見ています。この状況下で大法弟子はメディアを立ち上げました。しかも、ますます成長を遂げ、社会の各方面で真相を伝える大法弟子の努力もあって、人々はますます真相が分かるようになり、この迫害を認識できるようになりました。気付かないうちに、このことに取り組む過程で真相をしっかりと伝え、同時にこの圧力を消去したのです。ですから、皆さんは今、環境が好転したと感じています。当時は本当にあの状況だったのです。今は私が見るところでは、正の力が凄まじい勢いを保っており、中共邪党が日に日に壊滅に向かっています。邪党の肩を持つ人は邪党とともに消滅されます。これを認識できた人は賢明な人ですが、認識できない人は最も愚かな人です。

 今日言いたかったのは、メディアを成長させるためには二つのことにしっかり取り組むべきです。一つは自身の修煉を良くすることです。もう一つはメディアは伝統文化に基点を置き、普遍的価値を基礎とすることです。このように取り組んではじめて、このすべてをしっかりやり遂げることができます。皆さんは良くやりました。この数年間、大変な苦労を経験しながら歩んできて、絶えず新たな力を吸収し、規模が拡大されつつあります。しかも、大紀元と新唐人は全世界の中国人社会で最大規模のメディアまで成長し、西側社会にもますます認められ、重視されるようになりました。これは非常に喜ばしいことです! この絶好のチャンスを生かしてメディアをいっそう発展させましょう。影響力のある迅速な報道を行ない、一つの報道が大きな作用を果たすというレベルにきっと到達することができます。このくらいにしましょう。皆さん、ありがとうございます!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/28/376355.html)