文/東北の大法弟子
【明慧日本2018年11月27日】私は大法を修煉して、22年間が経過しました。私の人生の中で修煉は最も楽しい事になり、身体に変化が生じただけでなく、日常生活の中でも個人の得失にこだわらず、性格も大きく変わりました。姑は「法輪功は本当にいいね! 病気も良くなり、人格も変わったね」と感心して褒めてくれました。夫は私に「あなたの重い病気は腕を伸ばしたり、足を動かしたりして良くなったの? この大法はあまりにも不思議だなぁ!」と言いました。夫は、師父の李洪志先生を非常に尊敬しています。
夫は以前、水利局の油井掘削チームの労働者でした。正直な人で、中国共産党の本質を見抜いており、職場の悪い風潮と汚職・腐敗を見ていられず、1995年ごろ仕事を辞めて自分で創業しました。夫が請け負うのは橋梁の基礎で、橋梁と高速鉄道の深い水深に穴を開け、基礎となるものを打ち込み施工する工事です。この工事に必要な工具は穿孔機(せんこうき:工作物に穴を開ける機械)で、夫が使ったのは車に搭載した穿孔機でした。その後、夫は回収した戦車の底を利用して大きな穿孔機を作りました。このような穿孔機は市場には売っておらず、我が家で請け負う工事は全部とても難しく、他人にはできない仕事ばかりでした。
2003年、寧夏で黄河大橋を修繕する時、工事中に事故が起きて、黄さんは突然深い穴の中に落ちました。20メートルほどの深い穴の中はコンクリートの泥漿(でいしょう:液体中に鉱物や汚泥などが混ざった混合物)だらけで、救出方法がありませんでした。この事故は夫が後ろを向いた一瞬に起きた事で、危急(ききゆう:危険な事態が目前に迫っている)の瀬戸際に、夫は「師父! 助けてください!」と大声で叫びました。この時、穿孔機の吊縄が不思議な力によって黄さんを巻き上げ、無事に危機から脱出しました。そうでなければ、その結果は想像を絶するものでした。その後、夫は私に電話をしてきて「あなたの師父が私を救ってくださった! そうでなければ、私は死んでいたよ」と言いました。
2007年のある日、夫は山東省菏澤(かたく)市で、高速道路を運転中に事故を起こしました。車は道路の下に転落し、四つの車輪が空中に舞い、ガソリンまで漏れました。現場を見た交通警察は、車の中の人は全員死んだと思っていたようですが、彼ら4人は車の傍に立って「私達が車に乗っていました」と言いました。彼らを見た交通警察は非常に不思議に思い、このような事故現場で人が生きていることはありえず、車も燃えるはずですが、彼ら4人は軽いけがをしただけで、車も燃えなかったのです。夫はその後、私に「あなたの師父が、私をまた守ってくださった。交通事故を起こしたけど、私のポケットの中には大法のお守りがあるんだ。師父が私を守ってくださった。そうでなければ死んだはずだよ」と言いました。
また、夫は長春で運転中に電話をしていて事故を起こしました。前を走っていたタンクローリーにぶつかり、車は完全に駄目になりました。しかし乗っていた4人は無事で、その中の1人は妊婦でしたが、何事もありませんでした。夫は大法が素晴らしいと信じているので、師父は時々刻々夫を守って下さるのです。
夫はこのような仕事をして大金持ちになり、億のお金を稼ぎました。甥、姪、そして兄は夫に金があるのを見て嫉妬しました。ある時、ランドローバーの車を買いたい夫は、甥に頼みました。甥は80万元の車を110万元と言い、夫の金を騙し取りました。それを知った夫は、非常に怒りました。もう一度は、甥に穿孔機のドリルを作ってくれるようにと頼み、2回に分けて10万元以上を渡しました。しかしドリルも作らず、金も返しませんでした。
夫は私に電話で憤りを訴えました。私は「失わないものは得られず、甥があなたの金を騙し取ったなら、甥はあなたに徳をくれるのではありませんか? あなたは健康で何でもあります。もしこれが甥への借りだったら返したことになり、甥に借りがなければ、あなたに徳をくれます。常人はこの理が分からないのです。あきらめなさい! 和気財を生ず(笑う門には福来る)ですよ」と言いました。私は師父の『洪吟』の中の詩「人を做す」も読んで上げました。夫は「あなたと話すと、快適で心のバランスがとれるよ」と言いました。
修煉者として私達は大法のイメージを代表しています。常人は大法の法理が分からないので、私達の言動だけを見ます。夫は金持ちになった後、現代社会に染められて浮気をしました。かなり長い間、私は夫に対する情、恨みが放下できず、人心の中に陥って抜け出すことができずに、だらだらと修煉していました。もし、その中に陥ってしまっていたら、私には永遠に慈悲心がないかもしれません。慈悲には情も、私(し)もないからです。
同修との交流、学法で、心を修めて内に向けて探し、修煉者が遭ったことに偶然はなく、全て自分の人心の屈折であると分かりました。私は人心を放下し、ついに修煉の底から抜け出し、大いなる善と大いなる忍の心で起きた全てに対処できるようになりました。ある時、夫はその浮気相手の女性を罵りました。私は夫に「あなたは彼女によくしてあげるべきです」と言いました。夫は「私が彼女によくしてあげて何をするの? ねぇ、あなたは善人すぎるんだよ! 我が家の商売がこんなに良いのも、全部あなたが修めてできたものなのだから。あなたはそんなに辛い思いをしても何も言わない・・・」と言いました。その後、私は「あなたは彼女を養老保険に加入させてあげたら! 彼女が晩年を少しでもよく過ごせるように」と言いました。夫は「あなたは暇なのか? そんなことに神経を使ってどうする? 自分のお腹がいっぱいなら、他人のことに関与するな」と言いました。「人は迷いの中でどれほど苦しいかしれません!」と私が言うと、夫は「私は全世界の人には申し訳が立つが、あなたにだけは申し訳が立たない!」と言いました。私の心が変わった後、夫の心もだんだん戻ってきました。
何事をするにしても、私はいつも大法の法理の下で行ない、私が修煉していく内に、夫も次第に善を修め、思いやりを持てるようになりました。義弟が生活に困っていたので、私は善なる心で夫を説得し、無償で義弟に新しいマンションを買ってあげると同時に、姪が大学に通うことを援助し、姪を助けて難関を乗り越えました。
夫は工事をするために全国各地を回り、屋外でとても苦労します。夫は従業員に非常に優しく、誕生日には、いつも料理をたっぷり準備して祝い、食事も常に改善し、一人一人を大切にしています。
現在の中国において最も足りないものは信用で、手抜き工事や欠陥工事がどれ程あるでしょうか? 夫が穿孔する時もこのような状況に遇いました。ある時、プロジェクトの経理が「数メートルぐらい足りなくてもいいでしょう、大体でいいですよ」と言うと、夫は「駄目だ、必ず基準に達するべきだ」と言いました。夫は地形を見る目があるので、地形によってどこまで穿孔すべきか、ぴったり当てることができます。工事を請け負って仕事を始める前に、夫はいつも工事現場に向かって「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と叫びます。夫は、法輪大法だけが平安と安全を守ってくださることを、深く信じています。
夫は今まで仕事が順調で、自分で仕事を探す必要もありませんでした。いつも人が彼を探し、いっぱい稼ぎ、億の金を稼ぎました。この全ては彼が真相を理解し、大法を信じ、大法を支持する事と関係があります。私が法輪功の資料を作るとき、夫はいつも気前よくお金を出してくれます。私が名利を放下し、節約して生活すると、夫は「金は使っていいよ! 全部あなたの金だから、あなたが修めてきたものだから」と言います。これは夫の真心からの言葉です。なぜなら夫は大法弟子から大法の素晴らしさが分かり、危難の時、大法の師父に守られ、彼に財をもたらしたのは大法だからです。