文/中国の大法弟子
【明慧日本2018年12月17日】以下は、私の天目から見た常人と同修に関するいくつかの状況の記録です。同修たちにはこれを参考にしてもらえばと思います。
一、衆生は救われる事を心から待ち望んでいる
2004年、当時学生の私は、自分が作った大法の真相資料を身に着けて図書館に向かう途中、図書館の通路で真向かいから女性の同級生がやって来ました。突然、他の空間の彼女はすぐに私の前で跪(ひざまず)き、「私をどうか救って下さい」と願っているのが見えました。そこで、真相の資料を彼女に渡すと、彼女は私を少しも見ずに、すぐに座って資料を読み始めました。あのように必死になって、生命が資料を読むことに集中する姿をこれまで見たことがなく、今なお生々しく記憶に残っています。
2005年に卒業した後、現地の裁判所の民事の部署の副署長が、法輪功を迫害する責任者になりました。今まで副署長である彼女と親しかったのですが、あることが原因で仲違いしてしまいました。私は実名で彼女に迫害の真相を手紙で伝えようと思いました。この件について同修と交流すると、同修は「いま迫害はとても邪悪でひどく、今のあなた達の関係も良くないし、書かない方がいいわ」と言うので、同修の話を聞き入れて、手紙を書かないことにしました。
しかしその日の夜、副署長の彼女は私の前で跪いて大泣きしながら、どうしても救って欲しいと私に懇願している夢を見ました。目が覚めた後、生命が深淵の中で救助を求めている絶望した気持ちと緊迫した様子は、未だにこの目にはっきりと焼き付いています。これを知った私は同修のアドバイスや、自分が迫害に遭うかもしれないことを一切考えずに、親戚として実名で彼女に真相の手紙を書きました。
その後、彼女の家族から聞いた話ですが、彼女は手紙を読んだ後に「意外にも、〇〇は心の中でまだ私のことに関心を持っているようね!」と呟(つぶや)いたそうです。私は同時に彼女の自宅の番号を明慧ネットに送信しました。ある日、彼女に会った時「私の家は海外からの真相を伝える電話が始終鳴り響き、息子や夫は絶え間なく電話に出ていました。私はもう法輪功のことに関わらないようにしています」と真相の詳細を知った彼女は私に言いました。それ以来、彼女は確かに大法弟子を迫害したことがなく、現地の同修も彼女に対して良い評価でした。
2005年の冬、私の務めている会社に博士の同僚がいました。同じ事務室にいるので時間がある時に、彼に真相を伝えたり、「三退」に関する話を説明したりしましたが、彼は答えずに私を嘲笑しました。しかしこの後、2回同じことを繰り返しても効果がないので言わなくなりました。すると、ある日会社で彼とすれ違った時、彼の「本当の自分」が突然私に話しかけてきました。「お願いです、必ず真の私に真相を伝えて下さい。私は後天のものが多く注ぎ込まれすぎて、本性を覆い被してしまいました。あなたが何度も繰り返して説明すれば、真の私も目が覚めることができます」と、懇願されました。彼の主元神は必死に救助を求めて来ましたので、私は何度も彼にわかるまで真相を伝えました。
その後、会社の副総裁は、私が法輪功学習者であるかどうかを調査するために、真相を聞いた多くの同僚に私の事を尋ね歩きました。ほかの同僚たちは誰もその事を教えてくれなかったのですが、この博士だけがこっそりと「あなたは気をつけて、恐らく副総裁は法輪功学習者の件であなたに話しかけてくるかもしれません。解雇される可能性さえあります」とこっそりと教えてくれました。これを聞いた当日に、やはり副総裁は私を呼び出しました。
この博士はすぐには脱退しませんでしたが、多少なりとも彼は大体の真相がわかるようになりました。この事から私は以下のことを悟りました。多くの生命の本性は救われることを切に懇願し、待ちわびています。その上、彼たちを救うのは、一、二度真相を伝えたぐらいでは分からないかもしれません。必ず何回も、何回も会う度に伝えるようにし、生命が私達の近くにいる限り救われる望みがありますので、彼らを絶対に見捨てないで下さい。
二、他の空間で現れた同修の身体
2010年、ほぼ修煉しなくなった昔の同修の真の現れが見えました。彼はネット小説とマージャンに溺れ、内心では大法が良いものだと知っていますが、なかなか修煉に戻ってこれません。彼の体の内部に黒色の機制が回転しているのが見えました。その機制の上から下まで軸があり、この軸に多くの円盤が回っていて、それによって彼の身体はコントロールされています。師父の『轉法輪』に書かれている「周天」の密宗の中脈と似たような構造で、さらにいくつかの輪を動かしています。彼の主元神は頭上の空中に浮いており、とても可哀相でどうにも仕方がない様子でした。自分の身体を主宰したくても制御できないでいるのです。自分は使命があるのを知っているため、身体のコントロール権を諦めようとはしません。この同修は数年来ずっとネット小説に溺れていますが、一方では小説がとてもつまらないと感じており、ただ虚しく脱出できずにおり、行動上では知らず知らずにまた読んでしまうのです。本性では修煉をしたいのですが、自分の身体を管理しきれず戻れなくなり、心はずっと苦痛の中でもがいているのが見えました。
また、ある色欲の強い同修の身体にも一式の機制があるのが見えました。腕の太さの黒い棒のようなものが、頭のてっぺんから上半身の全身を貫いています。棒の片方が曲がっている形になっており、先端部はとがっていて、ミクロの層まで突き通しています。この棒を幾層にも分解してみると、幾重にも重なっている身体の中にある旧勢力の機制で構成されたものであることが見えます。すべての層の機制はその層の身体より少しミクロの粒子で構成されているため、簡単に身体をコントロールすることができ、この身体もどうすることも出来ずに動かされています。幾重にも重なっている機制も黒色で、彼の取り除かれていない色欲物質で構成されています。この機制がいったん形成されると、色欲を100倍にも止まらずに、さらに、さらに拡大されていきます。実は、彼自身の色欲はそれほど強くはありません。その機制を打ち砕いたら、色欲などの良くない物質を取り除きやすいのです。
彼の体内の機制の下に大量の色魔がおり、その上では旧勢力が全てをコントロールしています。旧勢力は司令部のように機制をコントロールしながら、どの段階に異性が現れ、いつ連行されるかなどを操っています。意志の固い同修は毎回やっとのことで難から逃れられていますが、徹底的にこの問題を解決しないと、また悪循環の繰り返しになります。そして意志の固くない同修は、過ちを犯して落ちてしまいます。同修は色欲をただ自分の執着心と思い込んでいるならば、一掃しにくいのです。いつも自ら抜け出せずに苦痛の中にいますが、実は、身体の粒子よりミクロの機制があるからなのです。このような同修は往々にして色欲を取り除きたいのですが、色欲の根源がどこにあるのか見つかりません。それは、旧勢力が悪い物質と機制をミクロの場所に隠しているからです。
このような同修は必ず法の中に身を置き、法を多く学んだり、暗記したりして、師父に助けを求め、同時に必ず断固として旧勢力の按排を否定しなければなりません。彼らとの契約を必ず否定し、必ず絶え間なく長時間に発正念をし、体内の旧勢力と機制を取り除かなければなりません。表面の意識はそれらを見つけられなくても大丈夫です。修煉のできている一面は見つけることができ、続けて発正念をすれば効果が出るはずです。同時に昼間でも頭を休ませないようにし、常人の事をする時にも、交流文章を聞きながら仕事をすることも色欲を取り除く良い方法の一つです。
色欲の悪い物質を取り除くのに、苦難に満ちた長い過程が必要となります。意志が強く、常に変わらない向上する強い心があって、絶え間なく学法や発正念をし、旧勢力を否定するように行えば、必ず取り除けます。もし、師父がこのような事例を誰か同修の周りに按排されたならば、助ける側の同修は過程が長いことが原因で、事を焦らないように気をつけて下さい。色欲の重い同修はとても苦しいはずですので、修煉し続けている過程の中で、同修の助けも欠かさずに行いっていけば、必ず乗り越えられます。
以上は、天目から数回に渡り、瞬間的に見えた光景です。これは師父が悟らせて下さったものだと思います。今日に至り、なぜか突然にこれを書くべきだと思いました。同修の衆生を救い済度することと、昔の同修を助けることにお役に立てれば幸いに思います。