【明慧日本2019年1月23日】(オーストラリア・ブリスデン = 明慧記者・陳心寧)母親となったその女性は多くの女性が憧れる対象になりました。しかし、若くて見目麗しいクリスティーさんにとって、自分の子供を持つことは、かつては叶わぬ願望でした。2003年、病気にとりつかれた西洋人女性が東方の佛家上乗の法門である法輪功に触れ、それ以来その女性の人生に奇跡的な変化が現れました。
今年(2010年)34歳のクリスティーさんはイギリスで生まれ、2003年にオーストラリアに嫁ぎ、現在は会社の社長をしています。きれいで上品で、明るい性格のクリスティーさんは、かつては想像しがたいまでにふさぎ込み、深い悲しみにくれる女性でした。「法輪功は私に健康を授け、自信を回復させ、人生は何たるかを教えてくださいました。李洪志先生に感謝申し上げます! 法輪大法は実に素晴らしい!」とクリスティーさんは語りました。
病魔につきまとわれてふさぎ込み、深い悲しみにくれる
法輪功を学ぶ前のクリスティーさんの性格はとても内向的で、自信に欠け、自己を抑圧した人でした。いつも自分は完ぺきではないと考え、そのためいつもアルコールの力を借り、自信を取り戻そうと何度も試み、痛切な苦痛を心に隠していました。
以前のクリスティーさんは生活上の様々な問題に適応できず、いつも鍵をかけた部屋の中か、会社のトイレの中にこもり、世の中のことに直面しようとしませんでした。自分は醜いと思っていたので、絶えず自分をビンタし、その結果抗うつ薬を服用するようになり、心理カウンセリングを受けなければなりませんでした。そして、強迫性障害(OCD)と診断され、取り除くことの出来ないもどかしさが頭の中にあり、いつも非常に大きなプレッシャーの中にいました。
また、クリスティーさんはひどい多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を患っており、いつも数カ月に一度しか生理にならず、最も長い時は1年近く月経がありませんでした。女性ホルモンの分泌が悪く、毎日薬を飲んで生理を促し、コントロールしなければなりませんでした。医者はクリスティーさんに「自然妊娠で子供が欲しいのであれば、チャンスはほぼありません」と告げました。
人生の転換点
もしかしたら知らず知らずの内に、決まっていた運命なのかもしれませんが、まったく冒険をしたがらないクリスティーさんは、ある日突然に、単独でオーストラリア旅行に行くことを決めました。陽光がさんさんと降り注ぐ自然の大地に深く魅せられ、オーストラリアで法輪功を学んでいたスティーブさんと知り合いました。スティーブさんと付き合っていくうちに、クリスティーさんも少しずつ法輪功を理解し始め、しばらくして法輪功を学び始めました。
2003年11月、クリスティーさんとスティーブさんは結婚しました。2004年の初めに薬の服用をやめると、しばらくなかった月経が突然あり、その年の2月にクリスティーさんは妊娠しました。この意外な驚きと奇跡に、クリスティーさんとスティーブさんは心から感激しました。クリスティーさんは「当時は自分が妊娠したことに気づかず、なぜなら私の生理はいつも正常ではなかったからです。お腹が日に日に大きくなってきた時になって、やっとおかしいと思い始めました。医者に妊娠していることを告げられた時、驚くと同時に本当に喜びました」と当時を振り返りました。
法輪功を学ぶ中で、クリスティーさんは自分がなぜ生まれて来たのか、苦難はなぜ存在するのかがわかり、人生観が180度変わりました。不安障害、強迫性障害、自信がないなどは、法輪功を学んでいるうちに、段々と消えていきました。クリスティーさんは「法輪功を学んでから問題に遭った時には、一歩引き下がって考えるようになり、苦難に遭った時も『これは神様が面倒をみてくださっており、心性を向上させる良い機会なのだ』と考えるようになりました。法輪功を学ぶ前は、私は極めてネガティブで悲観的でした。そして、いつも心配したり恨んだりしていましたが、今は『一歩引き下がれば世界が広々と開ける』道理を理解しました」と語りました。
「真・善・忍」を以って子供を教育する
クリスティーさんの天使のような娘は今年(2010年)5歳になり、天真爛漫(らんまん)で、善良な娘は幸運にも両親と一緒に法輪功を学んでいます。毎晩娘が寝る前に一緒に学び、李洪志先生の著作『洪吟』の中の詩を暗唱したり、『轉法輪』の冒頭にある『論語』を暗唱します。娘は『普度』(ふど)という音楽を聞くのが特に好きで、法輪功の活動にも喜んで参加しています。最近クリスティーさんは娘に法輪功の煉り方を教え始めました。
「子どもが『真・善・忍』の教えの中で成長できたことはとても幸運なことです。娘が言うことを聞かない時、私達は彼女にこう尋ねます。あなたが今したことは『真・善・忍』の要求に合っていますか? すると娘はすぐに反省し、誤りを正します」とクリスティーさんは語りました。
心からの願い
仕事と家庭を同時にこなすクリスティーさんは現代人と同様に忙しい生活を送っていますが、いつもできる限り時間を作って法輪功を広める活動に参加しています。法輪功の仲間は法輪功の一部であり、恩恵を受け、良い人になることを希望しています。「人々が『真・善・忍』の光の中で生活できることを願えば、素晴らしい未来がきっともたらされるでしょう!!」