【明慧日本2019年1月26日】広東省江門市の法輪功学習者・余栄新さんと妻の謝清さんは2018年12月28日に、秘密裏にそれぞれ懲役8年6カ月と7年6カ月の判決を宣告された。今、未成年の息子が1人で家に残されているという。
余さんは2017年9月18日に不当に連行され、江門市留置場に拘禁され、妻の謝さんは9月21日に連行され、同じく江門市留置場に拘禁された。
2018年6月28日、警官は彼ら夫婦を罪に陥れた本案件の捜査資料や証拠を江門市検察庁に送った。7月31日に、本案件は江門市検察庁から江門市蓬江区裁判所に起訴された。李裁判官が本案件を担当した。
2018年9月11日、裁判所は余さん夫婦に対して不当に開廷した。法廷では、弁護士が余さん夫婦の無罪を強く主張したため、法廷ではすぐには結論を出さず、本案件を棚上げにした。
しかし、2018年12月28日、裁判所は弁護士と家族に知らせない状況のまま、密かに余さんに懲役8年6カ月、謝さんに懲役7年6カ月の実刑判決を言い渡した。
他の江門市法輪功学習者・王斌さんは、2017年5月22日に地元の610弁公室の警官に連行され、不当な家宅捜索を受けた。迫害されてから1年7カ月後、裁判所は王さんが携帯電話でWeChat(微信)のアカウント を開設し、チャットグループで真相を伝えたことを理由に、王斌さんに懲役8年の厳しい実刑判決を下し、さらに3万元の罰金を科した。
明慧ネットの統計によると、1999年7月から2012年まで、広東省江門市では迫害によって死亡した法輪功学習者は11人、不当に判決を下されたのは25人、労働教養を科されたのは44人(中には二度も三度も労働教養を科された人もいる)であった。そして、洗脳班に入れられ、家宅捜索を受け、連行され、拘禁され、そして、家では嫌がらせを受けて妨害され、勤め先では解雇され、罰金を科された学習者の数は数えきれないほど多いい。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)