【明慧日本2019年1月29日】ベルギーのフランドルの週刊誌コック(Knack)が、2019年1月16日に、中国共産党による法輪功学習者に対する残忍な迫害を暴き出した記事を掲載した。記事の中で受賞した映画「助けを求める手紙」の中の主人公である法輪功学習者の孫毅さんは、法輪大法の教えを守り、その信奉を堅持しているというだけで長い間拘禁され、中国共産党に迫害された自分自身の悲惨な境遇を詳しく、週刊誌コックで報道した。
上記の記事には「1999年7.20から中国共産党が法輪功を迫害し始め、非常に多くの中国の国民(主に法輪功学習者)がいかなる形式の裁判もないままの状況下で多くの仲間と共に連行され、拘禁され、孫毅さん自身が法輪功の信奉を堅持しているという理由だけで、何度も捕まえられて残忍な迫害を受けたこと、その上、妻は中国共産党政府により離婚証明書に強制的に署名させられたこと、さらに、仕事を取り上げられ、自分の兄弟や家族にも災難が及んだこと、強制的に法輪功を修煉することを許されず、このようにして迫害が激化していったこと」など実際に受けた迫害、拷問の真実が、赤裸々に書かれている。
記事の中で、中国共産党は金銭面で法輪功学習者を困窮させ、経済状態を破綻させるように指示したという。また、2008年の北京オリンピックの年に、中国共産党は政策をさらに強化して、法輪功学習者を告発した者には、奨励金として5000元(500ユーロ)を出すとまで言ったという。
またその他にも、記録映画「助けを求める手紙」の中で述べた人物は、米国オレゴン州に住んでいるジュリー・キースさん(女性)のことである。彼女は現地のケイマートスーパーで買ったハロウィンの装飾品の中に入っていた、「中国遼寧省瀋陽市の馬三家労動教養所からの助けを求める手紙」を発見した。助けを求める手紙の中で詳しく囚われの身になっている孫毅さん本人のことが述べられていた。孫毅さんは法輪功を修煉しているために、不当に中国遼寧省瀋陽の馬三家労働教養所に拘禁され、この間、自らが様々な残虐な体刑(拷問)を経験して非常に苦しい中で、強制的に奴隷のような労働を朝から晩まで強いられ、輸出するアクセサリーの製造を担当し、また、梱包する仕事に従事させられいると綴られていた。