【明慧日本2019年2月4日】貴州省畢節市威寧県の法輪功学習者・朱家彩さん(50代女性)と羅翠琴さん(60代女性)は、2018年11月27日、畢節七星関区区裁判所で裁判にかけられた。最近、朱さんに懲役10年の実刑判決と罰金2万元の支払いを命じ、羅さんには懲役5年の実刑判決と罰金1万元の支払いを命じたことが分かった。朱さんと羅さんはこの判決を不服として、畢節高等裁判所に控訴し、引き続き一審の時と同じ2人の弁護士に依頼した。
2017年8月中旬、朱さんの夫・代定雲さんと朱さんは他の法輪功学習者と一緒に、辺鄙な地区の村民にも法輪功を知ってもらうため、車を運転して赫章県新発郷で法輪功の資料を配布し、横断幕を掲げた。中国共産党による法輪功を中傷する宣伝を信じた現地の村民は、車のナンバーを記録して学習者たちを通報した。
2017年10月16日、畢節市、威寧県、赫章県の公安局は、何台ものパトカーと100人余りの警官らを出動させ、代定雲さん、朱さん、学習者ではない長男家族3人、それに法輪功学習者の羅翠琴さんを連行した。
当日、警官らは朱さんの家を家宅捜索し、家の中をメチャクチャにして、法輪功の書籍、迫害の真相資料、あろう事か私有財産の十数万元が入っている銀行カードまで押収した。家には身体障害の末っ子の息子だけが残された。
同日、羅翠琴さんの自宅も家宅捜索を受けた。期間中、畢節市城関鎮に住む法輪功学習者・徐燕飛さんは、数十日間行方不明になっていたが、友人達があちこちを探し回り、徐さんは金沙県留置場に拘禁されていたことがやっと分かった。
2018年11月27日、羅さんと朱さん2人に対する裁判が、畢節市七星関区裁判所の第三法廷で行われた。