【明慧日本2019年2月17日】(山東省=明慧記者)近日、山東省青島市即墨区田横鎮の法輪功学習者・黄根吉さん(男性)は即墨区裁判所に不当に懲役3年の実刑判決を宣告された。その時の裁判官は高飛であった。現在、黄さんは控訴している。
2018年6月6日、即墨公安局、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と王村派出所の警官らは、青島市で開かれたサミットの開催時に「安定を維持する」という目的で、身分証明書を提示せずに、田横鎮上古庄屯村の法輪功学習者・黄根吉さんの家に押入り、家宅捜索をし、何もしていない黄さんを不当に連行した。その後、黄さんは不当に即墨普東拘置所に拘禁された。
2018年11月26日、拘置所で即墨区裁判所により黄さんに対して開廷された。その2力月後に裁判の結果が言い渡された。
これらの即墨公安局の行為は、黄さんがどの法律にも違反した根拠もないのに、ただ上司からの指令と青島市でサミットが開催されるにあたり、「安定を維持する」の要求を受けたものである。このため、黄さんは法輪功学習者という理由だけで、不当に監視され、家宅捜索を受け、拘束されて、理不尽にも、懲役を宣告された。これは身分や思想などに対しての判決であり、実質的には黄さんはどの法律にも違反しておらず、即墨公安局の行為そのものが法律を実施していながら、法律に違反する行為そのものである。
黄さんはどの法律にも一切違反していないし、青島市でのサミットの開催を邪魔する動機もない。常識的には、法律は人の行為を規範しているが、人の身分や思想については規範していないものである。実は国の全ての法律は人の思想や信仰等に対する懲罰を規定されていない。すなわち、即墨区裁判所、即墨610弁公室、国内安全保衛部門は「憲法」第35条、36条及び刑法に反していることになり、違法行為であり、法律的な責任を取らなければならない。
青島市でサミット開催の際に、大勢の武装警官が派遣され、任意でバックの中を検査したり、道路の障碍物を設置し、検問をした。そして無関係の人を連行し、国民に繰り返し嫌がらせをした。またテロが起きた様な雰囲気を作り、全く法律を無視し、国民の生活が乱されてしまった。善良な法輪功学習者が迫害されたり、工場に生産を停止させ、商店の営業を停止させ、通信、交通を制限し、国民の日常の付き合いまでも禁止させ、国民に多大な経済的損失を与え傷つけた。そして、無計画に急に建物を壊し、新規で建物を建設し、膨大な税金を使った。
情報筋によればこの期間中、即墨普東拘置所で罪もない法輪功学習者たちは重点的に酷い迫害を受けた。例えば、真夏にヘルメットを被らされ、手錠をかけられ、足枷を嵌められ、一部の者は残忍な拷問を受けたり、会話を一切禁止されたりした。
毎回、何らかの大会の開催があると、その度に重大な活動として上層部から来て行う監査のとき、政府が「安定を維持する」という理由で虚勢を張り、多くの人を駆り出して国民を痛めつけたりする。本当に誰が混乱を企て安定を壊しているのかを、大勢の中国の国民は中国共産党のことをじっと見ている。中国共産党は最大のテロ組織であり、中国の全ての良くない社会問題の根源であり、発生源であることを誰もが知っている。