【明慧日本2019年3月16日】(山東省=明慧記者)山東省泰安市岱岳区・大汶口鎮北西遥村民張興河の張興河さん(66歳男性)は、法輪功の修煉を放棄しないという理由で、不当に懲役4年の実刑判決を言い渡された。
2018年12月6日午前、張さんの妻・馮月蘭さんが買い物からの帰りに、汶口派出所の警官ら3人(男性2人、女性1人)が自宅の正門前で待っていた。
馮月蘭さんがドアを開けると、警官らも家に押し入ってきた。そして、警官らは電話で5、6人の警官らを呼び寄せた。一部の警官が張興河さん夫婦を監視して動くことを許さず、一部の警官が長年他市で働く弟の家のドアの鎖(くさり)を含め、家中のすべての鎖をたたき壊して、家宅捜索をした。そして、法輪功の書籍や法輪功迫害の真相を伝える資料、家に置いてあった器材などを押収した。
馮月蘭さんが警官らに真相を伝え、法輪功は中国でも合法であり、法輪功を弾圧することは憲法に違反している。善悪には善悪の報いがあることは天理であり、災いが降りかかった時に、後悔してももう遅いと諭した。警官らは馮さんの話を全く聞き入れず、一緒に連行しようとしたので、馮さんはベッドに座り、発正念を始めた。それを見た警官は凶悪な形相をして、張興河さんと馮月蘭さんを強制的にパトカーに押し込めて、汶口派出所に連行した。
張興河さん夫婦が派出所で血液検査を受けさせようとしたが、汶口鎮はその日停電したため検査できなかった。そこで、満庄派出所まで連行されて血液検査を受け、夜になると病院に連行されて身体検査を受け、その後、泰安市拘置所に拘束された。
2019年1月3日、義理の弟の妻が保釈の手続きをして、やっと馮月蘭さんが保釈された。今回、張興河さん夫婦が連行されて、家宅捜索を受けた原因は、最近、張興河さんが住民に真相付きのカレンダーを配布する際に、真相を知らない人に告発されたからである。
1月10日前後、汶口派出所の2人の警官が張興河さんの「逮捕通知書」を持って、馮月蘭さんの家に行き、馮さんがサインを断ったために、警官らは「逮捕通知書」を再び持って帰った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)