【明慧日本2019年3月22日】遼寧省撫順市の70歳に近い法輪功学習者・周玉芳さんは、2019年1月4日、法輪功の文言が書かれている新年を祝賀するおめでたい書画を配布していた時、法輪功を中傷する宣伝を信じている人に通報され、夕方6時30分頃、新撫区駅前派出所の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。当日の夜、周さんは撫順留置場に拘禁された。
2018年12月10日午前7時頃、千金派出所の警官2人が周さんの自宅にやって来て、周さんを派出所まで騙して連行し、15日間拘留しようと計画して撫順留置場に移送した。拘束されて3日後、周さんは危篤状態に陥り、撫順鉱務局病院に運ばれ緊急措置を受けた後、やっと解放された。
2018年12月13日、撫順鉱務局病院が出した「病状通知書」に「患者の病状が不安定とみられ、心源性脳塞栓症 のため、いつでも脳梗塞死になる可能性があり、急に呼吸が停止したり、急性心筋梗塞で死ぬ可能性が予測され、常に生命の危険状態に置かれている」などと書かれていた。
家族がサインした「病状通知書」 |
周さんが2019年1月4日に再度連行された後、家族は「病状通知書」のコピーを持って派出所に情況を説明したが、派出所と撫順市順城区公安局の人員は、互いに責任をなすり付けて応対しなかった。
現在のところ、家族は病院が出した「病状通知書」および「起訴に対する不適応申請書」を新撫区検察庁に提出したが、担当の李検察官は「法輪功を放棄しない限り、病院での治療をさせない」と周さん本人に言ったという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)