【明慧日本2019年4月2日】内モンゴル自治区の包頭市青山区裁判所は2018年12月26日、法輪功学習者・王鷹さんと王紅玲さんの2人に不当な法廷尋問を行った。当日、法廷は判決を宣告しなかったが、2019年1月24日に、王鷹さんと王紅玲さんにそれぞれ懲役2年と懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡した。
この判決結果は弁護士が何度も問い詰めて、2019年1月29日になってようやく得た情報であった。そのため、10日間の控訴期間は残り5日間だけになり、2019年2月2日、王鷹さんと王紅玲さんの2人は急いで包頭市中等裁判所に控訴した。
王鷹さんと王紅玲さんは2018年3月6日に、包頭市青山区公安支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らによって連行された。その後、公安局と検察庁は2人を罪に陥れ、弁護士や家族に知らせないまま、裁判所に起訴した。法廷では、2人の弁護士は学習者の王鷹さんと王紅玲さん達の無罪を主張し、法律と社会道徳の観点から、法輪功を修煉することが合法であるだけではなく、社会の道徳回復に百利あって一害もないことを強く訴えた。開廷当日、法廷は判決を宣告せず、その後の2019年1月24日に、王鷹さんに懲役2年と罰金5000元、王紅玲さんに懲役1年6カ月と罰金3000元の不当な実刑判決を言い渡した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)