【明慧日本2019年4月7日】交通事故に遭ったのは昨年の5月のことです。ある日、私は電動自転車に1歳6カ月の孫娘を乗せて交差点を通過していたところ、突然1台のトラックが走って来て、私達にぶつかりました。私と孫娘は自転車に乗ったまま、トラックに引きずられて行きました。
事故を起こした運転手は、慌てて車から降りて来ました。私の右手はトラックの前輪の下敷きになっていることが分かりました。運転手は私を助けるため、車を前に動かそうとしました。その時、周りの人達は大声で「駄目だ! 車を動かしては駄目だ! 下に子供がいる!」と叫びました。その時、孫娘は大声で泣きながら、車の下から這いながら出て来ました。やじ馬見物の人が孫娘を抱き上げてくれました。孫娘は額に少し傷があったほかは、大したことなく無事なことが分かりました。
そして自分の手を見ると、なんと車輪に轢かれた手の甲は皮膚と筋肉がちぎれ、白い骨が露出し、大量に出血していて地面は血だらけになっていました。周りの人達は私の手を見て、とても心配そうに「もう元には戻らないだろう」と言っていました。
私は病院に搬送されて検査を受けました。医師は「骨と筋には問題はありませんが、ただ、手の骨が脱臼しており、腕から指まで長さ18センチ以上の大きな傷があります」と言って、さらに「あなたの骨は本当に丈夫で、骨質は実に素晴らしい。トラックにこれだけ轢かれても、骨は大したことがなく本当に凄いです」と言いました。「私は法輪大法の修煉者ですので、師父が守ってくださいました」
医師に検査をしながら「皮膚がこんな状態では、治るかどうか分かりませんね」と言われましたが、私は「師父が守ってくださっているから、きっと大丈夫だ」と思いました。そこで私は医師に「皮膚をそのまま縫ってください」と繰り返し懇願し、医師は私の希望通りにしてくれました。
数日後に、私の手の甲の皮膚を接合したテープを剝がすことになりました。私は「痛い、痛い」と大声で叫びました。すると医師に「あなたの師父にお願いしてみたらどうですか」と言われ、私は大声で「師父、私を助けてください。助けてください」と叫けぶと、本当に直ぐに痛みが消えました。医師は順調に皮膚の接合用テープを剥がすことができました。よく見ると、私の手は早くも回復していました。
治療する過程で、私は医師や看護婦、病棟の患者に真相を伝えました。その一部始終を、目の当たりにした彼らは皆真相を知り、その中の4人は三退しました。
医師は、これらのことをとても不思議に感じていました。そして私に「今、あなたに起きたことを本にまとめたらどうですか」と言われました。
退院後、親戚や同郷の人達が見舞いに来ました。皆は「あなたは本当に幸運で、ラッキーでしたね。誰もがあなたの手はもうだめだと諦めていましたよ」。それを聞いて私は「師父が私と孫娘を守ってくださったから、2人とも無事でした」と言うと、彼らは「あなたの師父は本当に素晴らしいです。法輪功は本当に凄いです」と称賛しました。さらに「あなたは必ずしっかり修煉しなければいけません。そうでなければ、法輪功の師父に申し訳ないですよ」と諫(いさ)める人もいました。
今、私の手は完全に回復して以前と同じように、どんな仕事もできるようになりました。振り返って思うと、私は毎日家事に追われて、あまり精進しない弟子でした。それでも、師父は私を守ってくださいました。どのように師父に感謝したらいいのか分かりませんが、これから先も、ただただ精進するしかないと強く思いました。