【明慧日本2019年4月7日】遼寧省撫順市の法輪功学習者・田麗麗さんはすでに7カ月以上拘禁されている。2019年3月27日、家族と弁護士は瀋陽市留置場で田さんと面会して、はじめて田さんが留置場で迫害されていることを知った。
田さんは小さい頃、母と一緒に法輪功を学び始めた。1999年7.20以降、田さんの母は何度も身柄を拘束され、洗脳班に拘禁され、労働教養処分に科せられ、罰金を科せられたことがある。
田さんは2018年8月23日朝8時20分、家から出た途端に、見張っていた瀋陽市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、瀋陽瀋河区国内安全保衛部門の警官ら十数人に身柄を拘束された。そして、家宅捜索を受けてパソコン、法輪功の関連書籍、法輪功創始者の写真などの私物を押収された。その後、警官らは田さんの夫の自宅に行き、夫を連行した上、パソコンや車まで押収した。
しかし、押収物の中から2人を罪に陥れる証拠は見つからなかった。その結果、無理やり田さんの夫が運転していた車を証拠にしたという。
3月27日、家族と弁護士は田さんに面会して、田さんが「転向」を強いられていることがわかった。法輪功をやめない限り生活用品を買わせないなど、生活の制限をされた。
弁護士は案件の詳細について起訴側と話し合いたいと申し出たが、拒否された。さらに、田さんを転向させることを要求された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)