【明慧日本2019年4月15日】広東省湛江市の法輪功学習者・蘇桂英さん(60歳前後)は懲役4年の実刑判決を言い渡され、2018年5月15日に広東女子刑務所に拘禁されて、すでに10カ月以上が経った。現在、蘇さんは日常生活のあらゆる所で制限され、糖尿病の症状も現れて身体が衰弱しやせ細っている。
蘇さんはお湯を飲む前に「自分は犯罪者の〇〇だ」と報告するように強制され、報告しないとお湯を飲ませてもらえない。そのため、蘇さんは蛇口から冷たい水道水を飲むことしかできなくなった。すると、監視役の受刑者は蘇さんを引っ張るなどして水を飲ませず、水道水を飲む際にも必ず報告するように強制した。
入浴する前にも報告しなければならないため、蘇さんは20日間以上も入浴しておらず、着替えもできなかった。さらに蘇さんの着ている服に「法輪功は邪教だ」の文字がぎっしりと書き込まれてあった。その他にも、トイレに行く時も報告するように強制された。
5人の監視役の受刑者が交替で蘇さんを常に監視した。その他にも、毎日未明の2時30分まで眠ることを許さない上、朝5時40分に起床させてから立ったままの姿勢を強制させられたため、蘇さんの足は腫れ上がった。蘇さんが隙を見て地面に座ると、外に引っ張り出され、炎天下に晒された。
蘇さんは2016年8月31日夜、法輪功学習者の余梅さんと一緒に法輪功迫害に関する情報を広めたため、連行され湛江市麻章区第一留置場に拘禁された。2017年12月12日、蘇さんは懲役4年の実刑判決を宣告された後、広東女子刑務所に移送された。