【明慧日本2019年4月23日】山西省太原市迎澤区の裁判所は2019年4月2日午前11時から、法輪功学習者・王素平さん(67)、羅保軍さん(62)、孫志芬さん(60)、張清香さん(69)、張潤英さん(71)、郭潤鮮さん(68)、田玉琴さん(60)、胡蘭英さん(65)、王蘭梅さん(72)の9人に対して、裁判を行った。9人の学習者達の平均年齢は60歳以上で、その中のほとんどが女性で、全員、手錠と足枷を嵌められて入廷して来た。
王素平さんは法廷で、法輪功とは何かを簡単に説明しようとしたが、公訴人および裁判官によって話を中断され、法輪功の話をすることを許されなかったという。
その中の1人の学習者の家族は弁護士に依頼した。弁護士は法廷で「警官は偽の証人を仕立てたり、捜索令状や逮捕状などの提示もなく、勝手に家宅捜索をしたり、いきなり逮捕したりするのは全て違法行為である。警官が提出した証拠はすべて事件後に補ったものであり、これらはすべて証拠捏造のための違法行為である」と主張した。
また、弁護士は「2011年3月に国家新聞出版総署が第50号令を発布し、法輪功の書籍の出版は合法化された。国務院および公安部の第39号通達文書に書かれた14の邪教の中に、法輪功は含まれていない。つまり、法輪功は邪教ではないことがすでに国家にも認められている」と強く弁護した。
傍聴席には、迎澤公安支局により呼ばれた警察学校の学生達の一団が座っていた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)