【明慧日本2019年4月28日】黒竜江省延壽県の法輪功学習者・羅彩森さんは2018年8月に、尚志の国家安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に身柄を拘束された後、ハルビン市留置場に拘禁されてすでに8カ月以上経った。現在、羅さんは懲役1年6カ月の不当な判決を言い渡された。
羅さんは3人の息子がいる。夫が亡くなって以降、未子と一緒に暮らしている。羅さんは普段は孫の面倒を見たり、家事をしたりして一家はとても幸せであった。
2018年8月、羅さんは自宅で尚志国家安全保衛部門の警官らに身柄を拘束され、現金5万8千元(およそ11万円)を押収された。家族は何度も尚志の国家安全保衛部門を訪ね、現金の返還を求めたが、いろんな理由で拒否された。その上、現金は開廷後にしか返還できないとごまかされた。
しかし、羅さんの案件が10月7日に阿城検察庁に提出された際に、押収された現金の件は引き継ぎされなかった。そこで、12月7日に阿城裁判所で開廷した際に、裁判官は弁護士と家族に「押収された現金の件は引き継ぎされなかったので、本件とは何も関係ない」と言い放った。
開廷後、羅さんの家族は再び尚志国家安全保衛部門を訪ね、開廷後に現金は返還されるものと信じて、返金をお願いしたが、裁判の結果が出てから返還すると、またもやごまかされた。
現在はすでに判決の結果も出されたが、お金はいまだに返還されていないという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)