【明慧日本2019年5月14日】

　一、警官は通報者を怒鳴る

　派出所の連絡員をしているある法輪功学習者の親戚は次のようなことを話してくれました。

　ある人が急いで派出所にやって来て警察官に通報したいと言いました。警官が「なんだ？」と聞くと、その人は「〇〇さんが法輪功を煉功しています」と答えました。警官は「あ、そうか、分かった」と答えただけで、何もしませんでした。それを見た通報者は言葉を失い、ぼうっとしました。しばらくして、警官は彼に、「もう帰っていいよ」と言うと、通報者は「えっ？　これで終わりですか？」と言い、警官は面倒くさそうに、「終わらなければどうしてほしいの？　もう帰れ！　帰れ！」と怒鳴ると、通報者はびっくりして逃げ帰りました。

　二、中年の警官は「とっくに三退した！」と言った

　ある日、私は店から出たとき、眼鏡をかけた制服姿の中年警官が派出所に向かっているのを見ました。私は彼の近くに行って穏やかに、「あなたは警官ですか？」と聞くと、中年の警官は警戒した目つきで、「そうだ。何の用か？」と聞き返しました。私は落ち着いて「法輪功学習者を迫害してはいけませんよ。学習者は皆いい人ですから」と言いました。

　すると、この警官の表情はすぐに変わり、「分かっているよ。私は迫害しない。迫害する者もいるが、私はしないよ！」と言いました。

　私がさらに「あなたは三退しましたか？」と聞くと、彼は「とっくに退いた。私の親戚は法輪功の修煉者だから、法輪功が素晴らしいことを知っている」と言いました。私は心から、「おめでとうございます。あなたの平安を祈ります！」と言うと、彼は嬉しそうに「ありがとう！」とお礼を言いました。

　三、「中国共産党はとっくに腐敗し切っている！」

　ある日、1人の男性に出会いました。彼は私が渡した法輪功の資料を見て、すぐに「このような資料を読むのが大好きだ。法輪功が言っているのは全部正しいね」と言いました。

　それから、彼は延々と中国共産党の悪行を言い始め、中国共産党が政権を取ってから現在までのすべての罪悪を一つ一つ数え上げ、最後に「中国共産党はとっくに腐敗し切っているから、崩壊するだろう。今、中央政府から村の幹部までいい人は1人もいないよ」と言いました。

　彼はずっと中国共産党を罵倒しました。別れる時、彼は「新しい資料が出来たら、私の職場にも届けてくれますか？　お願いします」と言って、自分の職場の住所を書いてくれ、まだ怒りがおさまらない様子でぶつぶつと言いながら帰って行きました。

　彼の言葉を聞いて、数年前、職場の課長が言ったことを思い出しました。ある日、課長は全員の部下の前で、「今、中国共産党はすでに腐敗し切っている。もし、部長クラス以上の人を全員逮捕して処刑すれば、冤罪者が出るかもしれないが、1人おきに処刑すれば、漏れる犯罪者が多すぎるだろう」と言いました。