【明慧日本2019年7月13日】大連市の法輪功学習者・鄭徳財さん(84歳男性)は1年あまり拘禁され、解放予定日は2019年8月7日である。現在、大連刑務所に拘禁されていて、家族や友人は鄭さんの健康状態を心配している。
2000年、鄭さんは法輪功迫害の真相を伝えようと上京した。鄭さんは、その場で警官に殴られ、耳が聞こえなくなった(大連市の障がい者手帳がある)
2010年の旧正月2日、鄭さんは再び連行され、秘密裏に懲役3年6カ月の実刑判決を宣告された。大連刑務所で迫害された鄭さんは、心臓病が再発し、血圧は200以上にあがった。そこで、大連春柳センター病院に搬送されたが、病室のベッドでも手枷と足枷をかけられた。
2017年9月4日、鄭さんは荘河光明山鎮で法輪功迫害の真相を伝えた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報され、光明山派出所の警官により不当に連行された。その日の夜7時、鄭さんは留置場まで連行され、翌日、家宅捜索を受けて、警官により家財を押収された。
9月15日、鄭さんへの逮捕状が発布された。家族はサインを断った。鄭さんは留置場で37日間拘禁された後、健康状態が悪化したため、一時出所できた。
2018年4月12日午前、荘河市裁判所は開廷した。弁護士は鄭さんに無罪の弁護をしたが、当日、結果は宣告されなかった。
6月1日、家族は急に荘河留置場から連絡をもらい、はじめて鄭さんが不当判決を宣告されたことを知った。鄭さんは6月12日、南関嶺刑務所に送られた。しかし、身体検査の結果が不合格だったため、刑務所側に受け入れを拒否された。
その後、荘河留置場に戻されたが、6月14日、再び南関嶺刑務所に送られた。その時の鄭さんは高血圧、心拍数が速く、咳に血が混じるなどの症状があった。そこで家族は本人との面会を強く要求し、やっと刑務所から車椅子に乗って出てきた鄭さんと面会できた。
2018年8月6日、鄭さんは大連刑務所へ移送された。9月13日、家族は面会に行ったが、鄭さんが「転向しない」との理由で、面会できなかった。
鄭さんが自由になる日まで、あと1カ月ほどである。