　【明慧日本2019年7月17日】7月1日はカナダの152周年の独立記念日である。この日トロント地区の三都市で行われた祝賀祭典に法輪功学習者が招かれて参加した。

　パレードの当日、天国楽団、フロート車と煉功隊は午前11時にミシサガ市で参加、午後4時にはスカボロー市で開かれた祝賀パレードに参加した。腰鼓隊は夕方7時にストラトフォード市でのパレードに参加し、隊列は至る所で観衆の熱烈な歓迎を受けた。　　

午前11時にミシサガ市で行なわれた祝賀パレード

午後4時にスカボロー市で開かれた祝賀パレード

夕方7時ストラトフォード市で開かれた祝賀パレード

　中国人博士「パレードを先導する法輪功の隊列に驚愕した」

　中国出身の徐博士は米国著名大学の博士課程を卒業したあと、カナダに移民した。スカボローの祝賀パレードを観賞して、「パレードを先導する法輪功の隊列を見て驚愕しました！　私の印象ではパレードの先導に立つのは往々にして西洋人の隊列ですが、この点についてアメリカと異なるようです」と語った。

　「先導に立つにはお金が必要ですか、高額な金が必要ですか？」と聞き、学習者は「いいえ、法輪大法のチームは長年来主催者に招かれ、観衆に大いに歓迎されているため、法輪功に対する尊重と重視の意味で先導に立つように按排されました」と説明すると、彼は「そうでしたか」と納得した。　

　学習者が中国で迫害を受けていることを知った博士は、「私は宗教を信じていませんが、法輪功学習者には信仰の自由があるべきで、中国で彼らの考えを自由に表現すべきです。私は如何なる党派も信じておらず、自分の一生や生命を一つの党に捧げたいとは思いません」と言い、中国で青年団に加入したことがあるといい、真相を理解した彼は共産党組織の青年団と少年先鋒隊から脱退した。

　中国からの移民「私たちは『三退』します」

　中国からカナダに移住したオリビアさんは母親とパレードを観賞した。「私は初めて祝賀パレードを見ましたが、とても素晴らしく感じました。パレードの先頭に華人の団体が立ち、しかも法輪功です。中国国内では法輪功のパレードを見たことがなく、ここに来て初めて見ました。彼らは美しい衣装を着て、隊列が整い、とても素晴らしく感じました！」と語った。真相を理解したオリビアさんは青年団と少年先鋒隊を、母親は少年先鋒隊から脱退し、情報を教えてくれた学習者に感謝した。

　北京から移民してきた白さんは学習者の天国楽団、フロート車、煉功隊の写真を撮っていた。彼はカナダに移民して10年の某食品会社の技術者だという。「法輪功陣営は毎年パレードに参加し、私は一昨年のパレードで彼らを見ました。彼らの隊列は美しくとても綺麗です。隊列には若者が多いですね！」と話した。

　白さんはさらに、「私はかなり前から『共産党についての九つの論評』の本を知っていました。大紀元時報も読んだことがあります。法輪功が中国で迫害を受けていることも知っていました。共産党は元から悪く、中国国内の法の執行者は素質が低く、彼らの用心棒に過ぎません！」と語った。彼は三退の意義を聞いて、仮名で共産党組織の党員、青年団員、少年先鋒隊から脱退した。

　香港人「中国には言論の自由がない」

　香港から訪れた梁さんはパレードを観賞し、「法輪大法の演目はとても精彩だ」と話した。

　梁さんは「私は中国共産党が大嫌いです。なぜなら中国では共産党一党独裁の政治が行なわれ、言論の自由がありません。特に毛沢東の時代には人々は何も話すことが許されず、当時母親は共産党が聞きたくない事を話したため、連行され刑務所に入れられました」と語った。中国には言論の自由がないだけでなく、信仰の自由もなく、そのため法輪功は中国で残酷な迫害を受けているということを聞いた彼は、中国にいた時幼かったため、これらの事は知らなかったといい、今日学習者からこの事を聞くことができ感謝しているという。

ミシサガ市のパレードが始まる前、天国楽団の練習をずっと見ていた国偉さん

　国偉さんはカナダで生まれた若者で、彼の父親は香港からの移民である。「私は初めて天国楽団の演奏を見ましたが、ほんとうに素晴らしいです！　天国楽団は法輪功学習者によって形成されているとは知りませんでした」と話した。

　国偉さんはカナダ武術学校のメンバーで、「当学校にも法輪功学習者がいます。私は法輪功を知っており、中国で迫害を受けていることも知っていました。もちろんこの迫害を私は認めていません。中国共産党は独裁政権で、一切をコントロールしています。そのため、共産党自身が強権的な信仰団体で、ほかの信仰団体を管制しコントロールしています。これが共産党なのです」、「今の香港人は中国にコントロールされて、とても苦労しています」と話した。

　中国からの移民「法輪功学習者はみんな良い人」

　今はミシサガ市に在住している中国河北省から来た若者は、パレードに参加するほかのチームのメンバーで、法輪功の隊列をビデオに撮っていた。彼はカナダに来た時パレードで天国楽団を見かけたことがあり、天国楽団の演奏はとても素晴らしいと思っていたという。「彼らは法輪功学習者だと知っていました。以前から法輪功の事は知っていましたし、中国で受けている迫害の情況も聞いたことがあります。彼らはいい人であり、迫害は間違っています。その迫害はとても悲惨です」と話した。

　中国安徽省に住む呉さんは親族訪問でカナダに来ている。彼女は夫と留学している2人の子供と法輪功の隊列の写真を撮っていた。彼女は「実は彼らは良い人で、健康のために煉功する人が多すぎて、迫害を受けています」と話した。学習者から天安門焼身自殺の真相を聞かされると、「共産党はいつもこうなのです。国民を馬鹿にしています」と話し、海外に来てから法輪功の真相を知った呉さんは「中国はインターネットに対する封鎖が厳しく、世界と断絶していると感じました」と話した

　西洋人観衆「中国は法輪功に対する迫害を即時に停止すべきです！」

娘と従姉妹とパレードを観賞していたミシェル・テゴラさん（右手前）

　ミシェル・テゴラさんはオンタリオ州ブラントフォードから来ており、ある会社の営業管理職である。彼女は2人の娘さんと従姉妹と、わざわざブラントフォードの祝賀パレードを見に来た。「法輪大法の陣営に魅了され、私たちはこの隊列が好きになりました。衣装は美しく、彼らの音楽に魅了されました。中国共産党はこの団体を迫害していることも知っています。人々が自由に法輪功を修煉できないなんで、これはあまりに酷すぎます。カナダと同じように、中国で自分が煉功したい功法を自由にできるようになるべきです。世界の人々は彼らを支持するべきで、中国で発生した迫害を早期に終わらせるべきです」と話した。

シャーリーン・ハニさん（左）と家族

　シャーリーン・ハニさんの一家3人はスカボローパレードを観賞した。彼女はヨーク地区教育委員会の補佐役をしている。法輪功は世界の100以上の国と地域に広く伝わり、唯一中国だけが法輪功を迫害し、学習者が臓器狩りの標的にされ殺害されていることを聞いた彼女は、「中国共産党は法輪功を迫害していますが、これは不公平です！　法輪功はただ座禅をして煉功し、自身のストレスを緩和させているだけなのに、彼らは迫害を受けるべきではないし、ましてや臓器収奪の被害者になってはなりません。中国共産党は法輪功学習者に自由に煉功できる環境を与え、法輪功に対する迫害を即時に停止すべきです！」と語った。

夫と旅行中のベルさん

　夫とミシサガを旅行中のベルさんは天国楽団の写真を撮っていた。「私は初めて天国楽団の演奏を見ました。ほんとうに素晴らしかったです」と話した。法輪功を初めて聞いた彼女に、学習者は五式の功法と『轉法輪』を紹介し、「真・善・忍」の準則に基づいて修煉していることを教え、法輪功の公式サイトを教えた。彼女は詳しく勉強してみると約束し、ミシサガの煉功場所と連絡方法を尋ねた。