　【明慧日本2019年7月19日】（遼寧省＝明慧記者）2019年7月10日、遼寧省瀋陽市大東区、瀋河区、金州区、皇姑区、和平区の法輪功学習者たちが、個別に警官によって連行された。現在、そのうちの十数人の名前が分かった。

　◎7月10日、瀋陽市大東区民航院の女性法輪功学習者・劉さんは2台の警察車両で来た警官により、家宅捜索を受け、さらに、手錠をかけられて連行された。

　◎7月10日午後6時頃、大東区の法輪功学習者・趙吉元さんの自宅に数人の警官らが押し入った。当時、自宅に妻の李秀杰さんが1人しかいなかったため、李秀杰さんの外出を禁止し、趙吉元さんの帰宅を待って連行し家宅捜索をし、一部の私物を押収した。

　◎7月10日昼頃、警官らは瀋河区の法輪功学習者・劉秀春さん宅に押し入り、さらに、家宅捜索をして、連行した。

　◎7月10日昼頃、金州区の法輪功学習者・丁国晨（音）さんは先進派出所の警官らに連行され、家宅捜索を受け、多数の機器が押収された。現在、丁国晨さんは金州区拘置所に拘束されている。妻の閻清華（音）さんは解放された。

　◎7月10日、皇姑区の法輪功学習者・李振東さんと田秀云さん夫婦、白さんらが警官により連行された。当日の夜に李振東さんは家宅捜索をされ、法輪功の書籍を押収された。

　◎7月10日午後8時30分頃、瀋陽市の法輪功学習者・田宝昌さんが家で手錠をかけられて連行された。さらに、家宅捜索を受け、大量の私物を押収された。当日の午前11時頃、田宝昌さんの住宅の周りに数人の私服警官らがいたという。

　◎7月10日、和平区の法輪功学習者・李玉華さんが国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関）の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。

　◎7月10日、和平区の年寄りの女性法輪功学習者が南湖派出所の警官らに連行された。

　◎7月10日午後2時30分頃、和平区の法輪功学習者・賈暁東さんが勤務中に、瀋陽特変電工不動産開発会社で、警察分署刑事3隊の二十数人の警官らに連行されて、その後、家宅捜索を受けた。賈暁東さんは和平区集賢派出所の地下の尋問室まで連行され、7月11日夜まで不当に尋問された。当日、同僚の王さんも自宅で連行された。

　7月11日、賈暁東さんの妻、娘が事情を聞きに集賢派出所に行ったが、何の返答も得られなかった。現在、賈暁東さんは不当に和平区拘置所に拘束されている。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）