【明慧日本2019年7月29日】中国共産党の江沢民グループが1999年7.20から、狂ったように法輪功を迫害し始めた。そして、国内外の法輪功学習者が平和的に迫害制止を訴え、今年でちょうど20年を迎えた。そこで、2019年7月14日、日本各地の法輪功学習者たちが有名な観光景勝地である京都に集まり、集団煉功や集会、パレードによる活動を行ない、ともに迫害を制止するように人々に呼びかけた。
政治家や国会議員が法輪功への支持メッセージを送り、中国共産党の悪行を厳しく非難
パレード前の集会で、日本法輪大法学会の稲垣会長が日本の議員から送られた法輪功への支持メッセージを読み上げた。
内閣府政務官である長尾敬・衆議院議員はメッセージの中で「人の尊厳と人権をまったく無視する中国共産党の姿勢を断固糾弾し、真の事実を解明しなければなりません。中国における臓器移植の問題解決に向け共に頑張ってまいります」と表明した。
石橋林太郎・広島県議会議員はメッセージの中で「私達の出来ることは限られているのかも知れません。しかし、私達は絶望することなく、訴え続けていかなければなりません。なぜなら、この臓器移植問題は、殺人であり、許しがたい人権侵害であると同時に、私達の良心の問題でもあるからです。私達は、己の良心に従い、目を背けてはならないし、私達は、己の良心に従い行動しなければなりません。遠くない将来、この問題が解決するその日まで、共に頑張りましょう!」と表明した。
石川勝・吹田市議会議員もメッセージの中で「中国における人権迫害、臓器狩りの実態が明らかになり心が痛みます」と表明した。当氏は現在の文明社会の中で、すべての人に基本的人権が保障される共生文明を誕生させるべきであると考えており、今回の迫害を制止するための活動は特に意義ある時と場であると表明した。
パレード隊が迫害制止を呼びかけ、人々が法輪功を支持
日本三大祭りの一つである京都祇園祭が行なわれる中で、もともと繁華街である四条通りはさらに多くの人で埋まっていた。パレードは午後の3時から始まり、京都市役所付近の御池大橋からパレードは出発し、繁華街である河原町通りを経由し、四条通りを通って、祇園さん(八坂神社)に至った後、隣接する円山公園の後ろ側で元来た道を京都市役所まで引き返す、約2時間半の行程であった。
天国楽団が先陣を切り、高らかな太鼓の音と楽曲が、大空に響きわたり、道行く人々が足を止めて眺め、皆携帯電話で貴重な一幕を写真に収めていた。後方は数多くの旗が延々と続き、法輪大法弟子の思いが、そして、自らの迫害制止の訴えが旗に記されていた。沿道では学習者が迫害資料を配り、真相を伝え、中国共産党の法輪功学習者に対する生体臓器狩りの悪行を、人々に伝えた。
ここ数年の京都は通りでも路地裏でも、一年中外国人観光客が行き来して途絶えることなく、祝祭日はさらに動きがとれないほどの大勢の人で混み合った。交通警察官が交通整理にあたり、人々を分散させなければならないほどだの人だかりであった。また街頭を歩けば、いつでも華人になじみのある中国語での会話を聞き取ることができた。今回のパレードでは、多くの中国人観光客がひきつけられて足を止め、ある観光客はパレード隊をバックに写真を撮り、ある観光客はパレード隊を写真に収め、さらに、その中である中国人が「中国語の横断幕がたくさんある、中国人に見せるためだろう」と言っていた。
中国南方訛りの中年の男性に、中国共産党が法輪功を迫害していることについて、学習者が話した時、男性は大声で「法輪功は素晴らしい。中国共産党こそ悪だ、臓器狩りこそ、まさに残忍非道な行為だ」と言った。男性は「中国共産党が正道に立ち戻るなどとは、私は信じません」と率直に語った。
パレードを見ていた木村さんは、中国で法輪功学習者が迫害を受けていることを知り、さらに生体臓器狩りのことを知ると、驚きながら「誰がそんなことをやっているんだ!?」と言った。このようなことがいまだに中国で起こっていることを学習者が木村さんに伝えると、木村さんは憤慨し「とんでもないことだ!」と言った。
日本の大学に学ぶ王さんがちょうど通りかかり、目の前で見たすべてを携帯電話に記録した。王さんは「初めてこのような迫害を制止させるためのパレードを見ました」と語り、中国国外でこのようなパレードを見るのは不思議に感じないという。「ここは自由ですからね」と言った。学習者が共青団を脱退するよう王さんに勧めると、王さんは躊躇なく「わかりました」と答え、快く同意した。
法学部で学ぶ渡辺さんは京都に引っ越してまだ間がなく、初めてこのような壮観なパレードを見て、非常に驚いたという。中国共産党が20年に渡って法輪功を迫害していることについて、渡辺さんは信じがたいといった様子で「これはあまりに残酷すぎるので、帰ってからインターネットでしっかりと資料を見てみます」と言った。
ある60歳代のお年寄りが法輪功の資料を指さしながら「これはどこで学べるのですか? 私も法輪功を修煉したい」と急いで尋ねた。京都にも連絡担当者がいることを見ると、すぐに「電話して連絡してみます」と言った。
パレードの目的は20年間続いている法輪功への迫害を止めるためだ、と伝えると西村さんは「頑張ってください」と学習者にエールを送った。
法輪功の資料を見ていた男性に学習者が話を聞くと、以前神戸でも法輪功のパレードを見たことがあり、今回は二度目のパレードだという。資料を見終わると男性は「法輪功を応援しています」と言った。
学習者が法輪功が迫害されている真相を伝えると、沼さんは「初めて迫害のことを聞きました。頑張ってください」と学習者にエールを送った。
当日のパレードはちょうど三連休の中日にあたり、道の両側には多くの日本人観光客や海外の観光客がパレードを見るために集まっていた。パレードが通ると、多くの人が法輪功が迫害されている真相を理解した。多くの人々が真相を理解した後、法輪功学習者が迫害制止を訴えていることに皆が支持を表明し、さらに学習者に「頑張ってください!」とエールを送った。