【明慧日本2019年7月31日】(新疆=明慧記者)新疆奎屯市高泉鎮の法輪功学習者・王暁鶯さんは不当に懲役3年6カ月の実刑判決を受け、2019年5月10日は刑期の満了日であった。ところが、刑務所を出ると同時に、すぐにまた地元の司法員に連行された。
5月10日、奎屯市高泉鎮政法委の人員である羅麗萍が司法員の2人を連れて、何の手続きをしないまま、王暁鶯さんが新疆女子刑務所から出た途端に、直ちに連行した。王暁鶯の夫と子供は刑務所の正門前で、ただ、王暁鶯さんの姿を遠目に確認しただけだった。
王暁鶯さんは、羅麗萍らに奎屯市一二三団「教育学習班」(洗脳班)に連行された。現在、この該当する洗脳班には十数人の法輪功学習者が拘禁されており、毎日、ひどく汚された法輪功のビデオを見ることを強制されている。見たあとで、いわゆる「補助教育者」から交代で洗脳され、迫害されている。このように国民を洗脳班に拘禁することは違法にもかかわらず、家族は食事代を負担させられている。もし家族が食事代を払わないと、拘禁されている学習者に食事は与えられない。
この「教育学習班」は元奎屯市一二三団拘置所から改造された組織であり、宗教を信仰する人達、すなわち多くの法輪功学習者達、陳情に行った人達、ウイグル族の人達が同様に、ここで不当に拘禁されている。