【明慧日本2019年9月2日】(広東=明慧記者)深セン市の法輪功学習者・楊波さんと妻の肖穎さんは、1年10カ月間拘禁された後、それぞれ懲役8年と懲役2年を宣告された。
楊波さんは正直者で善良で、穏やかで優しい人柄で、小さい時から人を助けることが好きだった。妻の肖穎さんはある有名な外資系企業の重役――財務総監を務め上げ、法輪功を学んでからまだ間もない学習者である。
2017年10月7日、深セン市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、高新派出所の警官らは、電動ドライバーで二重の鉄門を壊して入室し、楊さん夫婦と13歳の娘を派出所まで連行し、尋問を行なった。数時間後に、娘は親族によって迎えられた。
楊さんの母親の耿良君さんは、息子と息子の嫁を解放するように呼びかけて、母親はこう言った。
「息子はいい人です。幼い頃からずっと厳しい教育を受けてきた息子は、心が優しくて人を助けることが好きで、悪い事をしたことがありません。7、8歳の時、バスに乗った息子は腰をかがめてものを拾って、ぎっしり混み合った乗客に踏まれないように、私は一生懸命に息子をかばいました。息子は立ち上がって小さな手を高く挙げて、『どなたの腕時計ですか? どなたの腕時計ですか?』と聞くと、ある女性がお礼を言いながら受け取りました」
「また、大人になってからは、法輪功を学んだ息子はさらに優しくなり、頭上三尺に神がおられ、善悪の報いがあると分かり、人に害を与えるようなことを一切しませんでした。冬、貧しい家の子供の身なりを見て、すぐ家に帰って服を探して、その子供たちにあげました。障碍者の乞食を見かけたら、いつも自分のお金を出してあげていました。外ではいつも他人に譲り、争ったり、喧嘩したりすることがありません。バスに乗る時も年配者や身体の弱い人に座席を譲り、私が歩く時にも転ばないように私を支えてくれます。他の人は親孝行な息子を見て、みんなに羨ましがられています」
「このようないい息子が悪人として扱われ、警官に連行されました。私の心は血が流れるような心境です。ただ、法輪功を学んだだけなのに、どこが悪いのですか。『真・善・忍』を学び、『真・善・忍』に従って物事に対処し、どこに間違いがありますか、指摘して下さい」
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)