　文／山東省の大法弟子

　【明慧日本2019年9月30日】私は法輪大法を修煉して23年になります。多くの奇跡に出会い、師父が私達に素晴らしいものをくださり、師父のご恩に対して一生かけてもお返しすることはできません。修煉の中で私が経験した不思議な体験を、同修の皆さんと分かち合いたいと思います。そして、皆さんが大法の恩恵を受けられるよう願っています。

　一、大法が私を救ってくれた

　私は今年55歳で、農村に住む正真正銘の田舎者です。私は幼い頃から物わかりがよく、親が私を学校に通わせるのも大変だと分かっていたので、放課後と休日は農作業を手伝っていました。私は高校3年生の時、数日間にわたって麦刈りを行ないました。昼休みの時、井戸水でシャワーを浴びたため、心臓病が発症し、いくつかの病院で治療を受けても治らず、医者は両親に「家に帰って、養生してください」と告げました。以後、親は一切の仕事を私にさせず、家の掃除さえもさせてもらえませんでした。この時から私の人生は最低の状態に陥り、全身に気力がなく、学校にも行けなくなり、毎日ベッドに横たわり、廃人のようになりました。

　24歳の年に結婚して妊娠し、出産する時、地元の病院は受け入れを拒否しました。その原因は、私の重い心臓病だったのです。子供を産んだあと、私の病状はさらに悪化し、発作が起きると言葉を発することもできず、真夏日でも厚着をしなければなりませんでした。のちに、気功が病気を治すことができると聞いた私は、主人と一緒にいろいろな気功を学びましたが、病気は治りませんでした。

　1996年6月、法輪大法がこの地区に伝わり、私と主人は幸運にも、師父の済南での説法録音を聞くことができました。説法を聴く過程で私は人は善良に生きるべきだと分かり、「真・善・忍」に基づいて良い人、さらに良い人にならなければなりません。人に病気と災難があるのは因縁関係があり、生生世世の輪廻の過程で悪事を働いたため、それが罪となって苦しめられるのです。私は心の中で師父に話しかけました。「師父、私はやっとあなた様を見つけることができました。私は良い人になりたいのです、さらに良い人になりたいのです」

　9日間の講習会のあと、私は健康になって身体が軽やかになり、歩く時は体が浮くように感じました。その時の心の喜びは言葉にできないほどで、毎日、楽しい生活の中を送っていました。

　しばらくして、師父は私の頭部を浄化してくださいました。あまりにも頭が痛くて、両手で頭を抱えて壁にぶつけました。家族を恐れさせないために、「みんなこの部屋から出て！　師父が私の頭を浄化してくださっています。私は大丈夫だから心配しないで」と、家族に言いました。そして、私は心の中で師父に、「師父にお手数をおかけしました。弟子は感謝いたします。これはよい事であることも弟子は知っています」とお話しました。一晩は眠れませんでしたが、翌日は頭がとても軽く、痛みも治まり寝ることももできました。数日後、私は寒気がして、ひどい痛みが伴い、師父がさらに私の身体を浄化し始めてくださったと分かりました。私は、まるで何も起きていないかのように、いつも通りすべきことを行ない、心に留めずにいると、2、3日後に治ったのです。また、修煉を始めて一年後のある日、突然鼻血が出はじめ、勢いよく出ていたので、私はボールを手に持って受けると大量の血がボールにたまりました。用事で出かけようとした時、鼻血が止まりました。しかし家に戻ると、また鼻血が出はじめ、これは師父が私の心臓を浄化してくださり、病根から取り除いてくださっていると思いました。この状態が半月ほど続き、そして治ったのです。

　1997年の冬、私は同修と一緒に『轉法輪』を学法していました。最初の夜、学法していたところ、私の指の腹が黒ずんでいくのを発見し、黒色の塗料でぬったように黒くなりました。私は不思議に思い、洗ってみましたが洗い落とすことはできませんでした。しかし翌朝になると、その黒色は消えていました。この状態が9日間続きました。なぜこうなったのか考えてみると、私は修煉を始める前に、手で人の病気治療をしたことがあったので、師父は私が病気治療の際にもらった業力を取り除いてくださったのです。

　2010年、右足の皮膚が腐乱し、靴下をはくと血膿が靴下にしみて、靴下をぬぐ時は皮膚が剥がれ、血まみれの肉が見えました。私は法理に基づいてこのことを理解し、師父がさらなる浄化をしてくださいました。この状態が3年間続きました。ある晩、私はいつものように水で足を洗い、眠りにつきました。翌日、目が覚めると足が治ったのです。足の皮膚は以前のように回復し、さらに驚いたことに、傷跡が一つもなかったのです！

　今、思い返してみても、師父の無量な威徳と、大法の不思議な力に驚きを禁じえません。偉大なる師父に感謝いたします！

　二、衆生が大法の奇跡に感嘆する

　20年来、中国の邪悪な環境で、私は自分の修煉を緩めることなく、怠ることなく、確実に三つのことを行ない、自分をよく修めて、真相を伝えて衆生を救っていました。

　2018年の元旦の午前中に、私は真相を伝えに出かけ、公園で50代の男性と出会いました。私は彼に「あけましておめでとうございます」と挨拶を交わし、「三退を聞いたことはありますか？」と尋ねました。彼は冷淡な態度で、「あなたが言った言葉はわからない、私はここの人間ではなく、正月を過ごすためにここに来た」と言いました。私が「どこから来たのですか？」と聞くと、彼は吉林省から来たと言いました。私は焦りました。私は標準語を話すことができないため、別れを告げる時、どうであれ彼に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい！」と伝えなければならないと思いました。

　私はこの言葉を彼に話した時、彼は笑顔になり、ポケットから携帯電話を取り出して、「あなたたちはよく行なっています。これはマンションの廊下で撮った、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい！」の写真です。私の故郷も法輪功に対する弾圧が酷いのです」と話してくれました。私は彼の言葉に驚き、「あなたは法輪功を知っていたのですね？」と言うと、彼は「私の母親は法輪功の修煉者です。80歳過ぎで亡くなりましたが、生前はとても健康で、苦しむことなく亡くなりました。母が健在の時、私と嫁は母が法輪功を修煉するのを反対して、私達は法輪功を信じていませんでした。しかし、母は息を引き取る時に『轉法輪』を指さして私たちに向けて、『この本は宝です。あなたたち、大切にしてね！』と言われましたが、私達は特に注意を払っていませんでした。2017年、嫁は身体の調子が悪くなり、病院で検査を受けた結果、末期ガンであることが判明しました。病院にはベッドが空いていないので家で待機するようにと言われました。家に戻り、連絡を待っているうちに、母の言葉を思い出して『轉法輪』を手に取り、嫁に『母がこの本は宝と言ったの覚えてるか？　この本を読んでみようか？』と聞ききました。そして私たちは毎日『轉法輪』を読み続けました。2週間後、病院から連絡があり、手術を行なうために再検査をすると言われました。検査の結果を見た時、私と嫁は驚きました！　なんとガンが消えていたのです。嫁は『この期間中、私達は何かしたかしら？』と聞いてきました。私はしばらく考えて、「そうだね、何もしていなかったね、『轉法輪』を読んでいただけだよ』と答えました。法輪功はほんとうに不思議です！　その時から私達夫婦は毎日『轉法輪』を読んでいます」と、彼の奥さんの身に起きた大法の奇跡を話してくれました。

　彼の話を聞いて、私は彼に「数年来、私も法輪功を修煉してガンの病気や、白血病などの難病が治った例を多く目にしました。大法はこのように超常的なのです、私達は大切にしましょう！」と言いました。そして私は三退について彼に勧め、彼は潔（いさぎよ）く中国共産党組織の青年団と少年先鋒隊から脱退しました。彼は「どうすれば法輪大法を修煉できますか？」と聞いてきました。「学法して煉功を行ない、心性を守ることが修煉です。地元に戻ったら周りの修煉者を見つけてください、彼らはあなたの修煉を手助けしてくれます」と説明しました。

　3日後の1月4日午前、私は50代のとてもおしゃれな女性に出会い、話題を見つけて積極的に彼女と世間話をしながら、真相を伝えました。彼女は「私はキリスト教徒ですが、法輪功は反対していません。法輪功は素晴らしいものだと知っています」と言いました。私は嬉しくなり、彼女に尋ねました。「あなたは法輪功を詳しく知っているようですね？」。彼女は「私と仲のよい同僚がいて、心臓病を患い、数年前、心臓発作で病院で救急治療を受けましたが、呼吸が止まり死亡しました。霊安室に運ぶ途中、1人の法輪功学習者が通りかかり、大きな声で『早く、法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい！　と念じて下さい」と呼びかけ、苦痛と絶望の中で友人や家族が念じ始めました。念じる声とともに、私の友人は徐々に意識が戻り、なんと生き返ったのです。意識が戻った友人は、法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいという声が、遥か遠くから聞こえていたそうです。以後、彼は法輪功の修煉を始めました。確固たる意志で真面目に修煉しています。彼は健康になっただけでなく、生まれ変わったように、世間の利益に対して淡泊になり、人と争うことなく、すべての事において人のことを考えています」と、彼女は自身の目で見た大法の奇跡を話してくれました。

　私は静かに彼女の話を聞いているうちに、大法の師父の無限のご恩を実感し、師父の広大なるご恩に感謝しました。