【明慧日本2019年9月30日】(重慶=明慧記者)重慶市の法輪功学習者・劉成碧さん(73)、王茂如さん(68)、田洪さん(43)ほか計5人が、2019年8月8日、法輪功の勉強会に参加した際にいきなり侵入してきた警官らに連行された。2019年9月13日、娘の田洪さんは解放されたが、母親の劉成碧さんは重慶市渝中区検察庁により逮捕状を発付された。
劉さんは1996年に法輪功を学び始めてから、ずっと「真・善・忍」の理念で自分に要求し、心身ともに健康になった。娘の田さんは「真・善・忍」の基準に基づいて自分の言動を照らし、いつも黙々として人と争わず穏やかな気持でいられるようになった。
2019年8月8日午後3時過ぎ、劉成碧さん、田洪さんの親子は、呉家淑さん、朱恵群さんと一緒に、学習者・王茂如さんの自宅で勉強会を行ない、終わって帰ろうとした時、扉の向こうの大勢の警官らに遮られた。警官は劉成碧さん親子のカバンから『共産主義の究極の目的』5冊と1包みの紙屑を奪い取った。
警官は王さんの自宅を家宅捜索し、すべての機械設備と法輪功の書籍、資料などの私有物を押収した。その時、ある学習者は「あなた達はどこの部署の者ですか? 身分証明書を持っていますか?」と聞くと、すぐに手錠をかけられた。その後、警官はそれぞれの学習者の家へ行き、同じように家宅捜索を行なった。
5人の学習者は石油路渝中区派出所まで連行されて尋問を受け、身長を測られて指紋を取られ、採血をされた。
2019年8月9日午後、劉成碧さん、田洪さん親子と王茂如さんは、手錠をかけられて留置場に拘禁された。午後4時過ぎ、呉家淑さん、朱恵群さんはコミュニティの人員により自宅に送られた。情報筋によると、それ以来、現地のコミュニティと住民委員会の役員らは、毎日家に来て嫌がらせを働き、それぞれの家族は安心した生活ができなくなったという。
劉成碧さん、田洪さんの親子は34日間拘禁された後、娘の田洪さんは無罪で解放され、母親の劉成碧さんは重慶市渝中区検察庁により逮捕状を発付された。王茂如さんは依然として拘禁されたままで、詳しい状況は分からないという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)