文/中国の大法弟子
次では、私達が自ら体験した不思議なことを話しましょう。
2008年の夏のある昼頃、私と母親は家にいました。突然、家に多くの煙が入って来たのに気付き、外に出て見たら、隣の家が火事になり、火の勢いはとても強いものでした。その時、風が強く吹いており、しかも、東に向かって吹いていました。火の手はすでに我が家に向かって延焼してきました。
我が家はレンガ造りでしたが、扉や窓が木製なので、我が家も燃えてしまうのではないか、と私と母はとても心配しました。家の中のものを外へ運ぼうとしましたが、火の手が強くとても間に合わず、しかも母はもう80代で、私達親子に何が運べるだろうかと思いました。せっぱ詰まったこの時、師父のことを思い出しました。私は母に「慌てないで! 早く、師父にお願いしよう」と言いながら、まず母親を外へ送り出しました。この時、外の誰かが「消防車はまだ来ないのか! こっちの家ももうだめだろう」と叫びました。その間、私と母は心の中でずっと師父に、我が家が燃えないようにお願いしました。
隣の家はますます激しく燃え上がり、屋根の瓦も真っ赤になり、窓が全部溶けてなくなりました。この時、消防車がやっと到着し、屋上に放水して消火し始めました。隣の家は我が家と構造的につながっているのですが、隣の家はすっかり燃えて、焼け焦げた真っ黒な骨組みしか残っていませんでした。一方、我が家は全く燃えずにすみ、木製の窓も扉も燃えず、ただ、消防車が放水して水がかかっただけでした。やじ馬の人達は皆「隣の家は燃えて骨組みしか残っていないのに、こっちの家は無傷だ。本当に不思議だ」と口々に言いました。兄と義理の姉が帰って来て、火事の現場を見てとてもびっくりし、非常に不思議に思いました。母は彼らに「師父が我が家を守ってくださったのですよ」と告げました。それで、兄も大法の凄さを信じざるを得ませんでした。兄は「大法の師父に、本当に感謝しなければなりません」と言いました。
隣の家の中にあった物も全部燃えてしまい、賃貸で入っていた学生の学用品も全て燃えてしまいました。当時、風が強く、しかも風向きは我が家に向かって吹いていました。もし師父のご加護がなければ、我が家もきっと隣の家と変らない有り様になっていたのではないでしょうか。師父は本当に慈悲深すぎます。弟子のためにこの災難を止めてくださいました!! 師父のご恩に、どんなに感謝しても感謝し切れません!!