【明慧日本2019年10月22日】「ニュージーランド法輪大法修煉交流会」が2019年9月21日、オークランドのマウントアルバート区のコミュニティ大講堂で、盛大に開催された。ニュージーランドの各都市から法輪功学習者たちが一堂に会した。交流会では17人の学習者たちが修煉の中で、どのように絶えず自分を高めていき難関を乗り越えたことや、各種の執着心を取り除き大法を以て時々刻々自分の考えを正したこと、そして、衆生を救う中で自分を放下して全体に協調し、協力したこと、プロジェクトの中で大法の一粒子としての役割を発揮したことなどを交流した。それに加えて、着実に修煉したことを交流する中で、学習者たちは法輪大法の偉大さや、師父の慈悲深くて苦心されて済度されていることや、衆生の大法に対する期待や救われたことへのご恩や感謝など多くのことを、皆それぞれが深く感じたという。
9月21日、「ニュージーランド法輪大法修煉交流会」開催 |
修煉は厳粛なことである
麦姍姍さんは1998年に幸運にも、師父のシドニーでの説法を拝聴したことがあるが、当時は本気で修煉に入っておらず、俗世間の染め物がめに汚染され、特に党文化の影響下で名利を追い求めており、家庭の環境まで緊張の度合いが目立っていたという。
しかし、慈悲なる師父は彼女を見捨てなかったという。それは2013年の冬のある日のこと、麦姍姍さんは家で突然大脳からの出血で意識を失い、病院に運ばれて緊急措置をとって生還した。しかし医者に、記憶する機能は大きな影響を受けていないが、右足の神経が破損しており、半身不随の症状が正常に回復する可能性は極めて低いと言われた。当時の麦姍姍さんはただ苦しい日々を堪え忍んで送っており、いつになったらこの苦難から脱出できるか分からなかったという。幸いなことに師父の按排で、同修が姍姍さんを見つ出すことができ、家まで訪れて一緒に学法して、煉功を教えてくれたという。姍姍さんは毎日煉功をし続けて、師父に教わった「心性を修める」ことを重視し、日常生活の中でも何も執着しなくなり、世間のすべてに対して淡泊になった。修煉後に家庭の環境も改善し、ごく短い1カ月の間に、機能を失っていた右足が奇跡に動くようになり、歩けるようになった。その時の姍姍さんの師父に対する感謝の気持ちと感激は、どんな言葉でも言い表せないものであったという。
修煉は厳粛なことであり、いい加減にしてはならず、沢山の「小さな事」を重視しなければ、大きな問題を引き起こしてしまうと、姍姍さんはこの時悟った。ある日の夜中に同修の夫は全身震えが止まらず、顔色が蒼白で力が全く出なくなったという。そこで、姍姍さんはすぐに発正念をした。このことは自分の修煉と直接関係があり、家の空間場は邪悪に隙に乗じられていたことが、その時の第一念で分かった。そして姍姍さんは「自分は同修の夫に対しても、夫を優先させることが出来ていたかどうか、夫はメディアの責任者の仕事を担当し、自分は夫に対して多くの関心や思いやり、寛容さや協力があったかどうか」と内に向けて探したという。それと同時に「私達は李洪志師父の弟子であり、いかなる邪悪な生命と要素も私達を迫害する資格がありません」と強大な正念を発したという。
あとの交流で分かったのだが、夫の話によるとその夜は邪悪が非常に狂暴で、我慢できないほどの痛みに襲われていたという。そこで、ずっと発正念しながら内に向けて探し、心の中では耐えず師父の助けをお願いしていたという。そして、これらの邪悪らと数時間の戦いの中で、身体が震え上がって呼吸することさえ困難であったという。姍姍さんが発正念に加わった瞬間に、夫の身体は楽になったと感じた。その際に2人が深く体得したことは、「師を信じ、法を信じて、正念を守って正しく行ない、常に内に向けて探すことによって、初めて魔難を乗り越えることができ、大法弟子の神聖な使命を果たすことができる」ということがはっきりと分かったという。
しっかりと自分を修め、正念で邪悪を解体する
韋莉さんの母親はかつて重度の糖尿病患者で、その上、高血圧、胆嚢炎、眼底出血などの合併症を患っていた。法輪功を修煉した後、それらが皆奇跡的に回復した。韋莉さんは母親の変化を目にして、1997年に自分も修煉を始め、そして病気が治り健康になったという。
韋莉さん親子と他の同修達は、オークランド西区自由市場で十数年「三退」を勧めており、衆生を救い済度する効果はとても良いものがあったという。同修達はどんな天候であっても、たとえ風雨であっても休んだことがないという。それは同修達皆が衆生を救う強い願いがあり、師父が必要とすることに圓容する心があるからだという。韋莉さんはこの正念の場の中で多くの執着心を取り除いた。例えば、安逸心、他の人のことを気に食わない心、不平不満をこぼす心などである。多くの人心による良くない観念は、同修と交流する中で、また、協力して真相を伝える中で、絶えず変化していったという。多くの人々は最初は理解できず、叱責したり、罵られたりする中で、だんだんと真相を理解して関心を寄せるようになり、その後、敬服するようになり、三退を支持するようになったという。
2013年の当時は、中国共産党に利用され邪に悟った数人が自由市場に入って来て、法輪功の看板を掲げて大法を破壊し、衆生を救い済度することを邪魔し始めた。「大法の一粒子として、大法を実証しないわけにはいかず、大法は堅固にして破壊不可能であり、大法を守ることは大法弟子の責任である。そのため、人心の良くない観念を突破して正念で邪悪を一掃し、外に出て法を守り、目の前のことを恐れず、一つ一つ直面して乗り越えて行かなければならない」と韋莉さんは悟った。
同修との交流を通じて皆が期せずして一致し、毎週のように自由市場に集まって横断幕を広げて、『共産党についての九つの論評』を放送した。また、近距離で発正念する同修も数人いた。その他に、英語に堪能な同修は市場の管理者に法輪功迫害の真相を伝え、同時に、そこで煉功スポットの設営も申請したという。皆が強大な正念で3カ月間、これらのことを続けた後、見事に邪悪が解体したという。邪悪が解体される1週間前に、学習者たちは青空と白い雲の下で煉功した時、邪に悟った者の1人が改心して、親指を立てて、「正とは何か、これこそが正しいことである!」と感慨深く言ったという。
正念を以て正しく行なえば、自ずと道は開ける
ウェリントンからの学習者・ウィニーさんは、法輪功の真相資料を配布する中で、縁のある人達に真相を伝える体験を交流した。彼女は「真相を伝えることはすでに自分の生活の中の一部となり、各種の方法を利用して同僚や友人、偶然に会った縁のある人に真相を伝えています」と語っり始めた。
ウィニーさんの交流によると、ある時期、インドから来た女の子と一緒に住んでいたという。この期間中、女の子の家族がインドからニュージーランドに来て休暇を過ごした時も、ウィニーさんの家に住んでいたという。そこでウィニーさんともう1人の同修は、その家族に法輪功を紹介した。女の子の母親はウィニーさんの煉功動作を見て自ら教えてもらい、ウィニーさんにインドに来て、ぜひ法輪功を教えてほしいと願ったという。
経済的なことを考慮して、ウィニーさんはインドで法輪功を教える提案について、なかなか決められずにいた。そこで、インドの現地の煉功スポットの連絡先の方法を女の子の母親に教えた。しかし、母親は必ずインドに来てほしいと強く要望した。
「しばらくして、これは師父が自分に行くように悟らせて下さっているのだと分かり、そこには私と縁のある衆生が私を待っているので、行くべきだと思い直した。同修の協力の下で、幸運にも格安航空券を購入することができ、インドへのビザも取れました」とウィニーさんは当時を振り返った。
しかし、空港に着いて搭乗券の手続きをした時、航空会社は臨時にフライトを変更したことが分かった。途中で乗り継ぎの時、電子掲示板で自分のフライトの情報が掲示されておらず、最後の30分前に、インフォメーションで調べてもらい、自分の乗る便はすでに搭乗を開始していたという。ウィニーさんはこれが妨害だと分かり、師父の説法を聴いて発正念をし、無事にインドに到着したという。
インドでごく短い1週間の滞在期間中、女の子の母親は2、30人の友達を招き、現地の同修と一緒に大法を広める活動を行なった。その後の数日間、皆は朝晩市街地の公園で煉功し、法輪功の煉功動作を習ったという。
ある現地の女性は、「最近の長い間、雨が全然降っておらず、干ばつがひどかったのですが、不思議なことに法輪功を教えてもらった数日間は、毎日一時的に大雨が降り、そよ風がやさしく吹いて、ほこりが舞っていた都市が清々しく爽やかになりました。この不思議な現象は年配の姑と夫も感じており、彼らも法輪功を学びたいと言っています」とウィニーさんに伝えた。
真相電話をかけるプロジェクトの中で、一分一秒も無駄にせずに人を救う
黄慧賢さんは大法を修煉して22年で、真相電話のプロジェクトに参加して6年以上になるという。毎日時間があれば、すべて電話をかけて人を救うことに使い、ずっと堅持して中断したことはなかったという。電話する対象者はほとんどが法輪功を迫害する部門の関係者で、特に公安局、検察庁、裁判所、政法委、610弁公室の関係者らか、あるいは法輪功学習者の生体から臓器を摘出している病院関係者らであるという。
よりよく衆生を救うため、黄さんはさらに学法を重視し、多くの法理が頭にあるため、一本一本の真相を伝える電話の中で柔軟に対応することができたという。人々の背後にある党文化の無神論の毒素を排除し、修煉者を迫害することによってもたらされた悪報を彼らに分からせた。それと同時に、法を正す進展に伴い情勢変化のニュースを読み、すぐに電話の相手に伝えるようにしたという。黄さんはネット封鎖を破って真実の情報を見るように、彼らを励ました。黄さんの電話する対象者の中には、法輪功の迫害を担当する市長や書記、公安庁長、公安局長、司法局長、裁判所の所長、検察長、政法委の書記、610弁公室の主任など、主に法輪功を迫害する主要な責任者が多くいたという。「今は、対象者の皆が以前と比べて、随分真相を聞いてくれるようになり、衆生は救われるのを待っているのだ」と黄さんは強く感じた。
黄さんはまた次のようなことを悟った。「法を正す進展はすでに最後の段階に入り、天が中国共産党を滅ぼす日はすでにカウントダウンできるほど、近づいています。しかし、真相が分からない法曹部門の関係者らが依然として邪悪に利用され、一部の地区ではまだ広範囲にわたって法輪功学習者を連行しています。電話チームの手元には救援しなければならない実例が数多くあります。人手が足りない現状ですが、人を救う緊迫した情勢に直面しており、1人でも多くの同修が参加できれば正念の場が強くなります。大法弟子は邪悪との戦いの中で急いで人を救っており、同時に中国国内の大法弟子に協力して、より良く人を救う環境を切り開いており、たいへん意義深いことです」
他人のための生命になる
アイリーンさんは修煉して以来、ずっと「無私無我で、他人を優先する」ことを忘れずに心がけ、同修とこども弟子達のために静かに学法する環境を保つため、自らこども弟子の面倒を見る役割を引き受けた。そして、「全体の学法や交流に影響しないように、しっかりこども弟子の面倒を見ることは、全体の向上を促進することができる」とアイリーンさんは悟った。
こども弟子は1歳から10歳までいて年齢がそれぞれで、多い時には十数人もいるため、子ども達をきちんと管理することは、口では言うほど簡単ではなく、実際には大変やりづらくて疲れる仕事であり、根気や知恵もとても必要であったという。師父の慈悲とご加護の下で、そして、自分の努力と同修の協力のおかげで、1年余りの時間をかけて、子ども達は最初のはしゃぎ回って騒ぐ状態から、双盤して発正念をし、落ち着いて学法することが出来るようになり、さらには、煉功や『洪吟』、『論語』、五式の煉功動作の口訣を暗記することまで出来るようになったという。
着実に修煉する中で、アイリーンさんは他人のための生命になれることは幸せであると感じたという。また、自分を放下し、不満をこぼさず、本当に昇華することが出来れば、初めて無私無我で、他人を優先し、自分をあとにするという正覚にまで修め遂げられるのだ、とアイリーンさんは悟った。